編者 中山 基
発行所 ワールド・フォトプレス
発行年月日 2013.11.16
価格(税別) 590円
● 雑誌の性格上,手帳の使い方とか活用法ではなく,モノとしての手帳の紹介に重点が置かれている。「2014年の手帳はデジアナ併用が旬!」と銘打って,デジタル文具の紹介に力を入れている感じ。
メーカーから資金が入っているんだろうけど,「ねぇねぇ,買って買って」臭をもう少し薄められるといい。
もっとも,こういう造りを良しとする読者層も存在するんだろう。
● 比較的若い人たちを読者層として想定しているんでしょうね。オジサンたちはすっかり保守化していて,モノグサにもなってて,変化を好まないようになっているだろうから,よほどのことがない限り手帳を変えることはなさそうだ。
今まで使ったことのないデジタル文具に手を出すとも思いにくい。
● って,他人事のように書いているけど,オジサンの一員であるぼくは典型的にそうだ。
スマホももう2年半ほど同じのを使い続けている。それで特段困ったことはないからでもあるんだけど,新しいのに替えてしまうと,アプリのインストールをはじめとして,イチから設定をし直さなければならない。これが面倒だし億劫だ。
せっかく馴染んだのに,それを新しいモノに取り替えることじたいが,とにかく面倒だ。
● 若い人たちは,ここが柔軟なんでしょうね。素晴らしい。
ただ,手帳を替えたり,デジタル文具を使ってみたところで,仕事ができる男(女)に変身できるわけではないけどさ,あたりまえだけど。
● ぼくは来年も日本能率協会の「Bindex」だ。中身は能率手帳。ウィークリーのみの使用。
A6サイズの綴じ手帳にも惹かれるんだけど,問題がふたつある。ひとつは,必ずマンスリーも付いていること。これ,ぼくは使わない。マンスリーに予定を書いて,ウィークリーには実績を書くという使い方もあるかもしれないけど,それも面倒。ぼくは予定は付箋に書いてウィークリーに貼っておく派。
● あとひとつは,メモページがうんざりするほどあること。うんざりするほどあるんだけど,1年間書くとすると,これでは足りない。結局,メモの類は別ノートになる。であれば,手帳にメモページは不要。
A6ノートと「Bindex」で,来年1年を過ごす予定。だから,この雑誌はぼくが読んでも仕方がなかった。
主には「書く」道具について書いてます。手帳,ノート,筆記具,パソコンなどの話題がメインになると思います。といっても,パソコンや文房具のマニアではありません。この分野について知るところはあまりありません。 ごくあたりまえに属することを,試行錯誤ともいえない程度に試しています。 2024年3月からは鉛筆党員になりました。
2013年11月28日木曜日
2013年11月26日火曜日
2013.11.26 ファストフード店でパソコンを広げる人たち
● 平日の昼,モスバーガーやロッテリアなんぞに行くと,ノートパソコンを広げている人がいる。ずっと以前から,田舎でも珍しくなくなっている。電車の中も同様。パソコンやタブレットの画面を見つめている人を見る。あたりまえの風景になった。
● でもね,そういう人たちの中に,仕事ができるオーラを発散している人って,ほとんどいないと思いません?
パソコンで何をしているんだろうか。昼日中からネットでニュースを見て暇つぶし? そんなこともないと思うんですよねぇ。一応,仕事をしてるんでしょ。
ビジネスマンにはパナソニックのレッツノートが人気だと聞くんだけど,たしかにこうしたところで見かけるパソコンにはレッツノートが多いような。
● それにしては,緊迫感が伝わってこない。出先でも仕事をしなければならないほどに忙しければ,いやでもそれが伝わってくるはずだと思うんだけど。
彼ら彼女らから感じるのは,ボーッとしてるとか,のんびりしてるとか,そんな雰囲気なんですよねぇ。今やらなくてもいいことをやってるような感じ。遊んでますよオーラを出しているっていうか。遊んでてもべつにいいんだけど。
● 森博嗣さんは,そういう人はそういうスタイルが好きなのだろう,と書いておられる。
スタイル以前に,メリハリとか集中とかを知った方がいいんじゃないかと感じたりもしますな。大きなお世話だね。っていうか,何様のつもりだ,オレ。
(追記 2014.02.01)
● でも,モスバーガーとかでノートとペンを出して,いろいろと落書きするのは,ぼくも好きなんですよ。何か楽しいんですよねぇ。つまらないことをシコシコ書いてるだけですけど。
比べちゃいけないけど,プロのライターでもわざわざファミレスに出かけていって,そこで原稿を書く人がいるっていいますよね。わかる感じ。
ギューギューに混んでちゃ困るんだけど,ほどよくお客さんが入っているところだと,頭が刺激されるんですかねぇ。
● ちなみに,ぼくは宇都宮駅構内のモスがお気に入り。モスって,紙コップじゃなくて陶器のカップにコーヒーを入れてくれるんで,そこがいいなぁ,と。
● でもね,そういう人たちの中に,仕事ができるオーラを発散している人って,ほとんどいないと思いません?
パソコンで何をしているんだろうか。昼日中からネットでニュースを見て暇つぶし? そんなこともないと思うんですよねぇ。一応,仕事をしてるんでしょ。
ビジネスマンにはパナソニックのレッツノートが人気だと聞くんだけど,たしかにこうしたところで見かけるパソコンにはレッツノートが多いような。
● それにしては,緊迫感が伝わってこない。出先でも仕事をしなければならないほどに忙しければ,いやでもそれが伝わってくるはずだと思うんだけど。
彼ら彼女らから感じるのは,ボーッとしてるとか,のんびりしてるとか,そんな雰囲気なんですよねぇ。今やらなくてもいいことをやってるような感じ。遊んでますよオーラを出しているっていうか。遊んでてもべつにいいんだけど。
● 森博嗣さんは,そういう人はそういうスタイルが好きなのだろう,と書いておられる。
スタイル以前に,メリハリとか集中とかを知った方がいいんじゃないかと感じたりもしますな。大きなお世話だね。っていうか,何様のつもりだ,オレ。
(追記 2014.02.01)
● でも,モスバーガーとかでノートとペンを出して,いろいろと落書きするのは,ぼくも好きなんですよ。何か楽しいんですよねぇ。つまらないことをシコシコ書いてるだけですけど。
比べちゃいけないけど,プロのライターでもわざわざファミレスに出かけていって,そこで原稿を書く人がいるっていいますよね。わかる感じ。
ギューギューに混んでちゃ困るんだけど,ほどよくお客さんが入っているところだと,頭が刺激されるんですかねぇ。
● ちなみに,ぼくは宇都宮駅構内のモスがお気に入り。モスって,紙コップじゃなくて陶器のカップにコーヒーを入れてくれるんで,そこがいいなぁ,と。
2013年11月12日火曜日
2013.11.12 奥野宣之 『人生は1冊のノートにまとめなさい』
書名 人生は1冊のノートにまとめなさい
著者 奥野宣之
発行所 ダイヤモンド社
発行年月日 2010.11.26
価格(税別) 1,300円
● 副題は「体験を自分化する「100円ノート」ライフログ」。「自分の身の回りに起こったことや見聞きしたことを,できるだけそのまま記録しておくこと」(p10)を説く。
● ライフログを残すとして,そのやり方は色々ある。ツイッターのつぶやきがそのままログになるかもしれないし,Facebookを使うってのもありでしょ。
手帳を使う人が多いですかね。0.3ミリの極細ボールペンを使って細かい字で書けば,相当量を書きこめる。
● 本書はノートを推奨。もちろん,それもOK。ただし,それを金科玉条にしないことだよね(する人はいないと思うけど)。
● もうだいぶ前になるけれども,著者の『情報は1冊のノートにまとめなさい』がベストセラーになったことがありましたね。何だったんだろうね,あれ。「1冊のノートに」っていうのに新味があったんですかねぇ。