● 3日に上野駅構内の「ANGERS」に初詣に行ったとき,わりと目立つ存在だったのがガラスペン。なぜ目立つかといえば,形状と色。芸術品のようなっていいますかね。
こういうのを使ってみたいかなぁと思わせるところがありますよね。
● ガラスペンを使うのは,東京から大阪まで行くのに,新幹線を使わずに,鈍行列車に乗るようなもの。いや,もっとか。自転車で行くようなものか。
実用性は問題にならないんでしょ。使う場所も限定される。まさか,欠けやすいガラスペンをインク壺と一緒に携帯するってのはあり得ないだろうから。
● でも,こういうのを使って何か書くってのは,贅沢な時間の使い方だろうなと思わせる。明窓浄机のイメージ。清らかな感じ。
そういう贅沢を自分に許してもいいんじゃないか。むしろ,そういう時間を持つことが,生活の句読点を作るんじゃないか。
● と,あらぬことを考えたくなる。
けれども,同時に思うんですよね。これ,一度使ったらそれでおしまいだろうな,と。明窓浄机も清らかも,人を選ぶんですよね。
ぼくは選ばれないだろうな。実用一点張りで潤いに欠けるからなぁ。
0 件のコメント:
コメントを投稿