● 八重洲ブックセンターの半地階というか,一段奥まったところが文具と雑貨を扱うショップになっていた。「style f」という。
2013年7月25日のオープンというから,もう1年半も前のことらしい。それ以前から,このスペースには文具が置いてありましたよね。能率手帳ゴールドを初めて見たのは,ここだったような記憶がある。
● 八重洲ブックセンターが直営でやっているのかと思ったんだけど,ネットで確認したら,トーハンがやっているんですね。「ANGERS」のノウハウを受けてとあるんだけど,上野駅構内にある「ANGERS」と,ここ「style f」の空気はあまり似ていないように感じた。
場所がらも違えば,客層も同じではないし,売場の面積も形も違うんだから,同じじゃいけないんだろうけど。
● ロディア製品がまとまっているコーナーがある。ロディアの現物をこれだけまとめて見たのは初めてだ。
宇都宮の文具店だと,売れ筋サイズのメモパッドくらいしか置いてないからねぇ。
● まず,ロディアのモレスキンタイプノート。モレスキンのポケットサイズにあたるものでも,4点綴じで製本はしっかりしている。
メモパッドと同じ紙を使っているのかなぁ。ノートにしてはちょっと厚いかなと思えた。
値段は1,500円(+税)。この値段になりますかねぇ。
● ロディアのメモパッドって,値段も手頃で使い勝手も良さそうだ。それは外見から感じる。
けれども,ぼくは使ったことがないし,誰かがロディアを使っているところを見たこともない。おそらくなんだけど,ロディアは都市が似合うんだろうな。
● このタイプのメモパッド,当然にしてロディア以外のメーカーも出している。コクヨとマルマンの製品があった。百均は別として,ロディア以外のメーカーの製品を見たのも初めてだ。
が。使わないぼくでもロディアのオレンジ色のイメージは強烈だ。ロディア以外のメーカーは,このジャンルでは苦戦を強いられているだろう。
● 茶碗や酒器などの器も商っている。和物雑貨も。こうしたものと文具が同一平面に並ぶということ自体,文具は実用一点張りではなく,「遊び心」だとか「デザイン」だとか「潤い」といった,機能性を超えるところまで求められる製品群なのだろうなということがわかる。
● でも,文具における遊び心って,機能を突きつめた先に出てくるものだと思いますね。最初から遊び心を取り入れようとしているものはねぇ,どうなんでしょうねぇ。
ディズニーやサンリオのキャラクターをあしらったものとか,その手のものはたくさんあって,そういうものって利幅を上乗せしても,それなりに売れているようだ。
売れるものがいいものなのだ,という考え方があって,それもまた良しと思ってはいますけどね。
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