BLACKWING なんぞを使っているのは,メーカーのマーケティングに踊らされているバカに決まっていると言ってみたいのだが,自分で使わずにそう言ったのでは人前が立たない。
抱き合わせで真鍮製の鉛筆補助軸も購入しました。ポイント補助軸。これもあまり見かけない商品だつたので。
● マーケティングに踊っている大ウツケを揶揄するために BLACKWING を買ってみる人は,けっこういそうだな。
それはそれで何だかね。中ウツケくらいにはなりそうだよ。ぼくもその口なんだが。
Hi-uni よりいいとは思えなかったんだよね。Hi-uni に劣るとも思わなかったけど。
● “いいモノを安く” は何とかのひとつ覚えだろ,高級感を纏わせるには価格も装飾対象だろ,とか言いたくなるわけですよ。
実際に550円になったら文句を言うに決まってるくせにさ。いや,ぼく自身のことですよ。
● 鉛筆ってとっくに完成形に至っているでしょ。その構成上,従来の常識を覆す画期的な製品など出てくるはずがない。わずかな付加価値を加えてどこまで勝負できるか。
BLACKWING は,だから,その価格が最大の謎でね。どうしてこの価格にできたのか。鉛筆の持つ大衆性を払拭する決定をした,その経過を知りたい。
● パロミノ製の BLACKWING は2010年に登場して,当時からけっこうな価格だったはず。当時の日本は今ほどの貧困国ではなかったし,円安でもなかった。にもかかわらず,最初から高価だった(たぶん)。
生産量も制限しているようには見えない。LoFt やハンズでも見かけるくらいだから。にもかかわらず,この価格を維持できているのが,興味をそそるよねぇ。
● Amazon Prime の年会費も日本だけダントツで安い。日本人に負担できる限度額を Amazon が考慮しているのかもしれない。
でも,BLACKWING は見事なほどにそうではないやり方を採用して,ともかくも成功を収めているように見える。
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