2024年7月27日土曜日

2024.07.27 いくつかの鉛筆 2

● 三菱9800。Matured の上2本と下の2本では印字が違う。下の2本は〄が別の側面に印字されている。
 Patented もそうだから,上の方が新しいのだろうけど,詳しい人はもっとたくさん見えるものがあるんでしょうな。

● 三菱5406。FOR SCHOOL,簡明直截でいいですなぁ。惚れちゃいそうですよ。

● これは何だ? 墨付け鉛筆のTajimaとトンボの共同開発製品ということですか。

● 三菱の2800。“かつらぎ町内小学校陸上競技大会”。昔はありましたねぇ,こういうの。今は田舎だと小学校の統廃合が進んで,小学校は町内に1つしかなくなったから,こういう行事も消滅したんだと思うんだけどね。
 ちなみに申すと,ぼくはこの種の行事が大嫌いな子供でしたね。

● 素人写真では分かりづらいんだけども,HBは金文字,Fは銀文字。
 硬度によって色を変えてたのか,そうじゃなくて一斉に変えたのか,それはいつか。そういうのはメーカーもわざわざ記録は残していないだろうから,素人探偵が暗躍できる分野だね。

● この鉛筆は野村證券のノベルティ。かすかにトンボのロゴが残っている。
 元になった鉛筆は,当時の8900か8800だと思うんだけども,こういうふうになると風格を帯びて来ますな。人間だと,齢をとっても風格を帯びることは極めて稀だけど。

● こちらはトンボの8900。〄があるので前世紀に生産されたものだけれども,H.O.P.(Harunosuke Ogawa Pencil)をずいぶんあとまで使っていたんだな。
 現在でも創業者の子孫が経営のトップにいる。正直,創業者一族からずっと人を得続けるのは無理だよね。
 今の兵庫県じゃないけど,大バカを撒き散らすトップと,社員の間に挟まれて,自殺したくなるほど苦悩した幹部も過去にはいたのではないかと拝察つかまつる。

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