では55円は165円に劣るかというと,そういうことではなくて,ザラつきも味のうちだったりする。55円を良しとする人もいるだろう。
● 1958年に uni が50円で登場したとき,9800は5円だったか。価格差は10倍。今は2倍。だったら,uni の方が割安じゃん。
この発想もよろしくない。昔の値付けは忘れた方がいい。当時の9800と今の9800は完全に別物。
uni も何度も手直しされているのだろうけれども,別物度合いは9800の方が大きいんじゃなかろうか。
● いや,昔の9800は良かった,と言いだす人がいるんだけど,これが不思議でしょうがない。
軸の木材や貼り合わせ方に関して,一家言持ってる人なんだろうかね。
Amazon で購入。昨日ポチると今日には届く。市価より安い。
● Hi-uni は文具店ではあまり見かけない紙ケースにした。MONO100 の紙スリーブに MADE IN VIETNAM とあるのは,少ぉしだけ寂しさを感じますな。
一番情報を持っているところが決断したことなのだから,素人があげつらうべきではないのだけどね。
● 作家の遠藤周作は Hi-uni の2Bで原稿を書いていたらしい(→『趣味の文具箱 2024-4月号』P68〜)。今でもパソコンではなく手書きで原稿を書いていて,しかも鉛筆を使っている作家さんはいるようだ。2Bを使うことが多いらしい。
たくさん書く人は,筆圧をかけずとも来い筆線が残る,軟らかめの2Bを選択するんでしょ。疲れないもんね。
● けど,この鉛筆まで辿り着けるかどうか。3回生まれ変わっても全部はとても使えないくらいの在庫を抱えているのに(多いでしょ,そういう人),ここ数日で10ダースほど増やしてしまった(多いでしょ,そういう人)。
鉛筆(鉛筆に限らず文具)はあくまでも使ってナンボ。愛着を持つのはいいが,鑑賞の対象にしてはならない。使い切れないほどの鉛筆を抱えてどうする?
そうではありませんか,御同輩。お互い,困ったものですなぁ。
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