2025年7月3日木曜日

2025.07.02 北星クラフツマンのFを買い占めるか問題 2

● 先月の23〜27日に4泊5日で青森に来た。が,「大人の休日倶楽部パス」は今月5日まで使える。
 ので,再び,パスを買って,また青森にやって来た。青森大好き族なのだ。

● 青森駅ビル「ラビナ」3Fの Standard Products。北星クラフツマンのFが1箱だけ残っていた。あとは3〜6B。
 さて,どうするか。買って帰るか。ぼくが買わなければ,誰かが買える。ぼくはすでに何箱か持っているのだ。先月にも川崎の Standard Products で4箱(2ダース)ほど買っている。

● ここは遠慮して,他の誰かの購買機会を残すべきだろう,その方がクラフツマンにとっても幸せというものだ。
 と思って,いったんは売場を離れたのだが,結局,辛抱たまらず買ってしまった。これで,この店でクラフツマンFを買える人はいなくなった。補充はされないからだ。すまんこってす。

● というか,HB〜2Bの売れ筋はとっくに店舗から消えて久しいのだ。需用があるのになぜ販売しない?
 メーカーは販売してもらいたいはずだ。クラフツマンは北星鉛筆の中で,直接,リアル店舗で現物を確かめて買えるほとんど唯一の製品なのだ。

● 「大人の鉛筆」はたいていの文具店にあるが,鉛筆となると4Bと6Bのかきかた鉛筆と朱藍鉛筆がダイソーにあるだけだ。主力の9500をはじめ,製品のほとんどがリアル店舗では購入できない。
 それでも Amazon で買えるから困ることはないと言えばない。

● が,クラフツマンだけは Amazon でも取り扱っていない。Standard Products の独占販売だ。
 したがって,Standard Products が売らないと決めれば,クラフツマンは消える。そうして,Standard Products は,クラフツマンに関しては,開店時の入荷分が売れたら,はい,それまでよ,という方針であるらしい(12硬度セット以外は)。
 その結果,クラフツマンのHB〜2Bはすでに存在しないものとなった。もし買えるとしたら,Standard Products の新規開店があった場合のみ。

● 北星が独占販売契約を見直せばこの状況は変わるのだろうが,その可能性は低い。
 初期入荷分が売れたら終わりなのに,HB〜2B以外は未だに残っているのだ。そうそう売れているわけではない。
 ダイソーでも現物を取り扱ってくれている。ダイソーの店舗数は国内だけで約4,600,Standard Products は約130。その辺の文具店とは販売力が違う。そこが扱ってくれているのだ。

● エンドユーザーにとっては,Standard Products が初期入荷分でお終いとせずに,補充を続けてくれるのが一番いい。クラフツマンほどコストパフォーマンスがいい鉛筆はなかなかないのだし。
 が,むしろ,今後はこのような例が増えるのかもしれない。いつまでもあると思うな,親と金。その適用範囲が親と金以外にも拡張されていく時代なのだと心得ておく方がいいのだろう。“いつまでも” もどんどん短くなっていく。

2025年7月2日水曜日

2025.07.01 ペコちゃんの缶ペンケースを買ったものの

● 三度目のアプリ削除をしたはずのメルカリ。四度目の再インストール。
 で、鉛筆を買ったり,A6ノートを買ったり,禰󠄀豆子を買ったりしちゃってる。あきまへんな。

● で,今度はペコちゃんの缶ペンケースを買った。uni Palette が入るだけの厚みがある。
 現在使用中の筆箱より幅広なので,ハサミも携帯用のじゃないのが入る。これもアドバンテージ。携帯用のハサミは使いづらいもんね。
 鉛筆も6本は入りそうだ。では,これを使うか。

● 急ぎ,中身を整えてみた。こんな感じ。鉛筆は,贅沢を極めて,北星クラフツマンのHBを6本。文字しか書かないので,硬度を取り揃える必要はない。
 持ち出すことはないが,字消板まで入る。これ以上は要らないが(鉛筆も3本で充分だ),これだけではスカスカ感が漂う。カタカタと音を立ててうるさくもなりそうだ。

● この缶ペンケースも,他と同様,中華製。
 小学生の女児をユーザーとして想定したものだろうが,小学生はこれ以外に何を入れるだろう。三角定規,分度器,コンパス・・・・・・。
 となると,この程度の大きさは必要ということか。小学生向けを流用するわけだから,デカすぎると文句を言うのは筋違いだな。

● ところが,実際の外泊には,ペコちゃんではなく,今までのやつを持参。
 北星9500のHBを3本入れている。とりあえず,この3本を使い切るまでは,持出し用の筆箱と中身は変えないことにした。

● 使っていると愛着が湧くのは,どれも同じってことね。安い樹脂製の筆箱だからといって,愛着が薄くなるということはない。
 持出した以上は,ところかまわず連れ歩く。誰に見られても恥ずかしいと感じることはない。いい歳してそんなの使ってるのかよ,と思わば思え。
 って,いちいち他人の筆箱を見ているような暇人はいないだろうけどね。