著者 戸田 覚
発行所 翔泳社
発行年月日 2024.03.18
価格(税別) 1,600円
髙橋拓也(毎日,文房具。編集長)
青木人志(アチーブメント株式会社社長)
峯丸ともか(海外ドラマ・映画ライター)
岡﨑弘子(有隣堂)
石川日出志(考古学者)
橋本瑞生(外科医)
根津孝太(デザイナー)
ささきあやこ(クリエーター)
佐藤ねじ(アートディレクター)
德田毅(精神科医)
みおりん(勉強法デザイナー)
著者自身
● 人が何を使ってどう書いているのか。昔は興味があったし,参考にしようという姿勢もあったように思う。
が,自ずと自分のスタイルができるもので,それができたら他者を見ない方がいいかもしれないな,と考えるようになった。齢をとって,毎日が日曜日になったからかもしれないけど。
● ので,本書もノウハウを学ぼうとしてではなく,読みものの1つに選んだに過ぎない。
本はどんなジャンルのものであれ,読みものとして面白ければ,それで良し。
● 以下に転載。
情報を蓄積管理し,再活用しようと思うのならデジタルのノートが正解である。だが,書いたものを見て幸せを感じたい,達成感をえたいなら,アナログに勝るものはないということ。(p3)
今のノートは67冊目(髙橋拓也 p13)
野帳だと画面が小さすぎてうまくスケッチが描けないんです。(石川日出志 p42)
いわゆる横罫線では図が描けないんです。特に円形が難しい。そこで5ミリ方眼を愛用しています。一時期3ミリ方眼も使いましたが,細かすぎてダメでした。(石川日出志 p42)
最近は,ノートが増えるスピードが上がっているんです。歳を取ってくると時間がなくなるじゃないですか(石川日出志 p45)
形から入るだけだと作りにくいデザインをしてしまう可能性がある。だが,構造や素材を理解していればそんなことがなくなるわけだ。(p57)
ノートは,情報を記録したり,アイデアをまとめるツールだと一般的には考えるわけだが,実は,我々の知らないところで密かに大きな進化を遂げていた。なんと,「インスタグラムで見せる」ツールへと変貌しているのだ。(p64)
プロは道具にこだわるが,使うものは絞り込む。(p67)
紙のノートが最高ですという本を出版したのですが,そのあとに iPad が進化して移行しています。今は,Mac もよく使っています。(佐藤ねじ p72)
OneNote を選んだ理由は明確で,マイクロソフト製だからだ。Evernote も有料会員で併用しているのだが,今やトラブルでログインができなくなった。(p98)
一度見た情報を再度探すのは時間の無駄と長年の仕事で気づいている。(p100)

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