● 上野から銀座に移って,伊東屋。相変わらず,外国人のお客が多い。
やつらは店員をつかまえて自国語で喋り出すのに躊躇しない。ここは日本だぞ,日本語くらい憶えてこい,このボケッ,と言いたいが,スタッフは聞こえないふりをするわけにはいかない。相手をしている。何を訊いているのかは何となくわかるんだろうね。
ま,大したことは訊いちゃいないんだよ。店員を捕まえて何か訊いてるヤツが大したことを訊いていたのを聞いたことはないでしょ,皆さん。
● 買うことに決めていた赤い鉛筆ホルダーを2本,購入。伊東屋のオリジナル製品。2006年度のグッドデザイン賞を受賞している。
これ,7階の画材コーナーにあってね。画材っていうのは,会計に時間がかかるんですかねぇ。9日にも来て,これを持ってレジに並んだんだけどね,前回は待つのに耐えられなくて,買わずに出た。もちろん,商品は元の場所に戻したよ。
今回もギリギリ。あと3秒待たされたら買わずに出たろう。たかが鉛筆ホルダーを買うのに,なぜこんなに待たなきゃいかんのだ,ってね。
鉛筆と関連商品は5階に持っていく,ってわけにはいかないんですかねぇ。
● この鉛筆ホルダーは ANGERS でも扱っている。東京駅前の KITTE に入ってる ANGERS にも,黒ならあった。
Amazonにもあるんだけど,プライム対象になっていない。送料を取る。
具合というより姿がいい。伊東屋にはぺんてるの水性ペンに着せるペンジャケットがあるが,この補助軸は鉛筆ジャケットの趣がある。
● 鉛筆に使うものだから,自重が重くては困る。この点でも抜かりはない。軽い素材でできている。
締付け部が金属で,鉛筆に装着するとこの部分が頭になる。したがって頭が重くなるのだが,騒ぐほどの話ではない。問題ない。
● 鉛筆を根本まで覆って,グリップを太くできる。補助軸の肝はここにある。裸の鉛筆よりもずっと書きやすくなる。
長い鉛筆は鉛筆として半人前で,補助軸を装着できるようになって初めて一人前になるのだ。それゆえ,鉛筆が一人前でいられる期間はそんなに長くはない。
● 水性ペンのペンジャケットも買う方向。けど,今回は見送り。
買い方がわからない。サンプル以外の商品をレジに持って行けばいいのかね。ところがサンプル以外の商品も随分といじられているんだろう。塗装が剥げているところがある。調整リングも単体では置かれていない。
ペンジャケットはぺんてるの3種の神器に対応する。その3種と調整リングの対応関係は知っているが,対面での確認が必要な商品だろう。こちらが店員を呼ぶべきなんだろうかな。
● しかし,冷静になれ,俺よ。使うとすればプラマンだけだぞ。プラマンはジャケットを着せるより,素のままの方が軽くて書きやすいんじゃないか。
実際にはぺんてる製品以外にも着せることができるかもしれないけれども,そんなことをホントにするのか。よぉく考えろよ,俺よ。
(追記 2023.04.28)
伊東屋ホルダー,気にいっている。軽くて,華美を排していて,それでいてどことなく優美。鉛筆ジャケットと名乗ってもいいと思う。
万年筆とボールペンをいったんやめて,鉛筆をメインの筆記具にしようかと思う。そうでもしないと買いためた鉛筆を1本も消費しないで終わってしまうから。
当然,鉛筆ホルダーも買い損ってことになってしまうからね。
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