2023年3月21日火曜日

2023.03.21 また,伊東屋へ

● 銀座に出たはいいものの,自分が一人で入れる店というのは,銀座にはほぼない。文具店なら入れる。ので,12日に続いてまた伊東屋にやってきた。

● 伊東屋オリジナル測量野帳の新柄(?)も2種,入口を入ったところの特等席に置いてあった。“風船とネズミ” と “星とペンギン”。
 名のある人の作品なんですかねぇ(→ 北原明日香さんというイラストレーターの作品とのこと)。欲しくなる絵柄ですよ。けど,880円とあってはおいそれとは手が出ない。

● 測量野帳の価格に関するぼくのモノサシは,1冊150円のカウネット価格。中身は同じなんだからね。
 150円に対して880円。表紙の作り込みと稀少性に,差額だけの価値があるのかという問題。そもそも,工業製品に稀少性というのはあり得ないよね,と思ってしまうんですよ。
 要は貧乏性なんですな。結果,これはぼくが使うものではない,と。

● いや,絵柄がいいと思ったわけじゃないか。絵柄の対価まで考えればどうか。うぅぅーん。
 自分の感性というか感覚というか好き嫌いというか,そんなのはまるで信用できないと思っているせいもある。では何を信用するのか,自分の今の感覚を信用するしかないじゃないか,という声も聞こえてくるんだけどね。

● 伊東屋の製品で気になるのはぺんてるの水性3種(サインペン,ボールPentel,プラマン)に着せるペンジャケットなのだが,これはたぶん使うことはない。つまり,サインペンやボールPentel を使うことがないからだが,もうひとつ気になるのができた。
 鉛筆に着せるジャケットだ。補助軸ともいう。で,その補助軸の実物を確認しておくかと思ってね。

● 常用する筆記具は赤で揃えたいという,いつまで続くかわからないけど,そんな気持ちが兆してきてる。ピグマホルダーは赤を買い足した。鉛筆も赤にしたいな,と。
 といっても,赤軸の鉛筆を買うんじゃなくて,赤い補助軸を使えばいいじゃないか,と。伊東屋オリジナルの補助軸には赤があったよな,と。
 その前にやらなければいけないことがあるんだけどね。鉛筆はほぼ使っていない。常用筆記具の仲間にする工夫をしないとね。

● 伊東屋って,鉛筆は7階の画材コーナーに置いてあるのね。トンボの8900も三菱の9800も画材コーナーにあるんですよ。
 鉛筆は一般筆記のための道具ではなくなっているんですかねぇ。当然,鉛筆の周辺器具(消しゴムや鉛筆削り,補助軸など)も画材コーナーにある。

● 赤い補助軸もあった。605円。今日のところは確認しただけ。慌てることはない。
 たかが補助軸に605円かと思わなくもないが,2つほど買っておこうかと思う。買ったとたんに赤に飽きることも充分に考えられるけど。

● ちなみに,Amazon でも605円。しかも,送料がかかる(Prime 対象になっていない)。Prime 対象にすると伊東屋の通販サイトより実質的に安くなってしまう。
 東京に出向くことはこれからもしばしばあるので,その折に店舗で買えばいいや。


(追記 2023.04.09)

● 北原明日香展はなお開催中。測量野帳の紺色(星とペンギン)は完売したようだ。264円のものが表紙を変えるだけで880円でも売れる。何事の不思議なけれど。
 買った人は,測量野帳ではなく,表紙の絵柄を買ったわけだよね。そこに880円以上の価値を認めたわけだ。

● モチーフが子供と動物なので,一般受けしやすいというのもあると思う。購入者の中心は当然にして女性だろう。
 女性は財布の紐が固いといわれたのは昔のこと。現代の女性は男性より金離れがいいよね。パッと行く感じ。ぼくみたいにウジウジ迷ったりしない。

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