文具店を丁寧に見ていったのだが,発見できず。ネットを見たら楽天にあったのでポチッた。1個495円。5個購入。送料が160円。
それが届いていた。ルックスがいい。楚々とした佇まい。
● 材質は紙ながら金属製の板バネとクリップが仕込まれているので,書くときにポストするのは不可。頭が重くなる。メーカーも推奨しないと思う。
いや,推奨も何も,削られていない鉛筆の頭にポストするのはけっこう難しい。できなくはないが,下手するとキャップの形を損ねてしまう。
● たかが鉛筆キャップが495円? が,高いとは感じさせない。板バネによりホールドが安定するという機能性。主役である鉛筆の主役性を侵害しないという抑制の効いたデザイン。
紙製の本体の内側に板バネを仕込むのは,けっこうホネが折れたのではないか。
● 鉛筆の補助具に関しては,鉛筆キャップも補助軸も,いわゆる工房系というのか,少量生産の製品がいくつも出ているが,鉛筆キャップに関していえば見るべきものがない(補助軸にはいくつかある)。
仰々しいのが多い。さり気なさが皆無。鉛筆キャップなのに,主役の鉛筆を置き去りにして自分が主役になってしまっている。それを恥じるところがない。そんなモノを使うくらいなら,1個20円か30円の学童用のキャップを使う方がよほど気が利いている。
「ペンシルガード」はそれらとは好対照。
だから,急いで買うこともなかった。いずれ,市場に出てくると思うんでね。
ちなみに,クリップがないのもあるらしいのだが,それはネットでも発見できず。
● 現状では鉛筆キャップはこの一択になるだろう。鉛筆メーカーの良心を形にしたものという印象と言いたいのだが,褒めすぎになるだろうか。
これで495円では利益もあまり出ていないのではないかと推測する。品薄状態が続いているのも,作れば作るほど赤字になるからか? さすがにそれはないんだろうけれども。
● BLACKWING のキャップ(「ポイントガード」)も買ってるんだけど,これは話のタネ。1,540円ですからね。キャップはある程度の個数が必要。1,540円のキャップを5個も10個も買えないもんね。
いや,買える人もいるんだろうけどね。
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