2025年12月18日木曜日

2025.12.17 小さい綴じ手帳に戻りたくなった

● 手帳はA5システム手帳にしている。ただし,中身は Seria の週間バーチカル手帳。それを切り離して,パンチで穴を空けて,バインダーに綴じている。なんちゃってシステム手帳なのだが。
 なぜA5システムかといえば,“貼る” をしているからだ。それがかなりの量になる。1年でA5コピー用紙を150枚程度使っている。保存用バインダーは年2冊になる。

● さらに,なぜそんなことをしているかというと,「旅するように毎日を過ごす」ためだ。旅行中にやることを日常でもやろうじゃないか,形から入ろうじゃないか,と。
 それが “貼る”。このなんちゃってシステム手帳を,ぼくはトラベラーズ手帳と称している。

● こういうことはノートでやるより,時系列がはっきりしている手帳と一体化させた方がいいだろうと思ってのことだ。
 じつはトラベラーズノートを知る前から,その頃はバイブルサイズを使っていたが,同じことをしていた。今ほどではなかったけれども。

● が,それを継続するとしても,ノートでやればいいんじゃないか,手帳は昔のように小さな文字どおりの手帳に戻したい,と思うようになってきた。
 保存用バインダーがあと5年分はあるので,それがなくなるまでは現行スタイルで行くけれども,その後は “貼る” も抑え気味にして,日記的雑記を書いているノートに移行するか。

● ノートが膨らんでしまうけれとも,ノートの消費量が圧倒的に増える。測量野帳なら3日で1冊使い切れそうだぞ。
 生きてる間にどうにか在庫のすべてを使い切れるかもしれない。

● そうして,ログを一覧するための手帳は(毎日が日曜日のぼくに,スケジュール管理などという言葉はない),掌サイズの綴じ手帳に戻す。
 能率手帳ゴールドなんてのも一度は使ってみたいしな。そうするか。と,北千住の駅ビル「LUMINE」の5階にある LoFt の手帳売場で思ったんでした。

● ところで。能率手帳も世に出たときは大きいと言われたらしいが,時代の経過とともに,手帳はさらに大きくなり,分厚くなった。
 皆,忙しくなり,労働時間が延びた。パンクチュアルであることが求められ,細部もおろそかにできないようになった。それが優秀の証とされる風潮に染まった。
 それで幸せになった人はいないが,棹さすこともままならない。

● 最近は,ミニ6やマイクロ5など,小さなシステム手帳が女性を中心に人気らしいが,それ1冊で済ませている人はあまりいないのではないか。ミニ6やマイクロ5は手帳というより,自由帳として使っている人が多いのではないかと想像している。
 また,スケジュール管理はデジタルでやる人が増えているのではあるまいか。それとセットでの小型化ではないかと思う。

● サラリーマンがやっている仕事の少なくとも半分はやらなくてもいいことなのではないか。そのやらなくてもいいとをやって,クタクタになっているのが実情ではないか。
 これで生産性を上げろと言われてもな。上がるわけがないわな。

● それにどう対処すべきか。会社や職場が変わることを期待してはいけない。そんなことはあり得ない。
 個人でやれることは,(できれば上手に)手を抜くことしかない。勤務時間中に仕事以外のことをやる。パソコンで仕事をするようになっているから,そういうことをやりやすくなっているのではないか。勤務時間中にアダルトサイトを見るのはダメだが,上手く手を抜け。

● そんなことをしたんじゃ,同期より昇進が遅れてしまうじゃないかって? 当然だ。よほど能力があるのでない限り,そういうことになる。
 けれども,出世や昇進を第一義とするのであれば,焼けた鉄板の上で踊る猫になる覚悟もしないといけない。経営側の土俵に乗るのであれば,そういうことになる。
 乗ってるふりだけして,上手に手を抜け。

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