いくら短くなっているといっても30本もあるのだから,Hi-uni の世界に浸るには充分だ。合わせるノートも Campus で何の問題もなし。存分に浸ろうと思っていたわけだ。
● が,それを待たずに2本目の Hi-uni を使っている。ということは,指が Hi-uni を持ちたがっているということだ。
女児が使いかけにした鉛筆と Hi-uni の間にそれほどの差異はないと,頭では捉えているのだが,指はその小さな差異を無視せずに,Hi-uni を持ちたいと訴えているのだろう。わずかだとしてもオイラはやはり Hi-uni がいいよ,と。
● 基本,身体の訴えを優先させるべきだと思うので,女児の使いかけ鉛筆を全部使ってからだと訴えを退けるようなことはしない。Hi-uni を持たせることにしている。
そうして,頭では捉えきれない,Hi-uni の何がいいのかを身体が教えてくれるのを待つことにする。焦らず,指先からの伝言を待つことにする。
● しかし,まぁ,現に使っていると,すぐにでも言語化できないかと思うのだが,すでに書いたことに付加するところはまだ出てこない。
滑らかに書ける。芯がなかなか減らない。芯を長く出して,かつ細くしても,芯が折れない。書いているときに芯の硬さは感じないので,硬い軟らかいの他に,芯の剛性が別にあるのだろうか。
● 2日前に北星9606推しであると言ったのだが,9606と比べても Hi-uni が優れていることは間違いないと思う。何が違うのかというと,芯の湿り気のようなものだ。
9606の方が湿っぽい感じがする。Hi-uni は少し紙を突き放すようなところがある。だからといって,書きづらいとかそういうことはなくて,しっかりと紙を捕らえてくれる。
● 紙に捕まる度合いが Hi-uni の方が少ない。思うさま速度を出して書くなら,9606より Hi-uni がいいだろう。
Hi-uni の方が滑らか度が高いと言ってもいいのかもしれないが,普通に書いてる分には,書いてる最中の感触はそんなに違わない。9606も充分に滑らかで,力を抜いて書いても筆線はしっかり残る。
さらに言葉を換えると,Hi-uni の方が自在度が高い。紙に捕まらない分,こちらの意思がすばやく伝わる。
● ただし,価格は,9606は Hi-uni のほぼ3分の1。
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