2026年6月20日土曜日

2026.06.20 鉛筆のプラケースが筆箱になった時代があった

● 右の写真はリボンの絵柄鉛筆,503番。
 この鉛筆がいつのものかは知らないが,プラケースの右側に何か入っているわけではない。uni や MONO には消しゴムが入っているが,このケースには何もない。
 けれども,わざわざ空きスペースを作っているのは,このケースを筆箱として使えるようにするためだろう。

● Hi-uni や uni のケースを筆箱にするのが流行った,それに憧れた時代があった。Hi-uni や uni の,中身は無理でも,ケースを欲しがる子供は普通にいただろう。
 昭和50年代の前半までは,そうしている人が大人の中にもいたと思う。

● それから幾星霜。鉛筆は安くなり,そうした誘引力を失った。それ以前に鉛筆を使う人が減った。
 プラケースが高級鉛筆の印であった時代も過ぎた。プラスチックの値打ちが下がったどころか,環境汚染の代名詞になった。今は紙ケースの Hi-uni もある。

● 社会のすみっコの変化ではあるけれど,「久しくとゞまりたるためしなし」の一例。

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