2025年8月12日火曜日

2025.08.12 京大野帳

● メルカリで450円でゲット。京大野帳です。
 表紙裏など6ページにわたって,当時の総長先生のメッセージや大学紹介があって,面白いです。京大の新入生に宛てたものでしょうかね。

● 書いてあることは京大限定というよりは,たいていの大学で同じになるかもしれない。キャンパス案内図や年間行事予定は違ってくるだろうけど。
 それから,教員紹介の「世界に誇るその道の権威であることが多い」というのも,他大学の多くには当てはまらないかもしれないけど。

● でも,「京大生図鑑」はわりと広く当てはまりそうだ。ただし,大学生は選ばれた少数ではなく,メジャーな存在になったから,「◯大生図鑑」そのものの意味があるのかどうかはわからない。
 となると,東大や京大など,おいそれとは入れない大学の「図鑑」は逆に誘引力を強めているか。

● 限定野帳は色々あれど,ここまでユニークなのは初めて見た。だいたいは,レギュラー野帳に箔押しを加えているだけだから。
 ジブリ野帳はページにも絵を入れてるけど,これはあんまりユニークさを感じさせない。

● 「測量」野帳とはいえ,今どきの測量で測量結果を手書きで記録することはあまりないだろう。測量現場で使われるのは LEVEL BOOK だけだ。それも,以前に比べれば需要は減っているはず。
 TRANSIT BOOK の出番はないだろうし,SKETCH BOOK はそもそも測量とは関係ない。

● では,野帳はどのように使われているのか。プロユースだとフイールドノートとしてだろうか。遺跡の発掘調査に野帳が重宝されているのは知られた話だが,理系の現場で用いられていそうだ。
 ぼくは文字列を書き込むだけに使っているが,最も多彩な使われ方をしているノートが測量野帳かもしれないと思っている。

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