デフォルトで持てた方が自由度が広がるのは事実。プニュグリップを付けたり外したりという手間を省けるだけでも,ずいぶん違う。
この書き味を良しとするか否か。最後の最後は好みによるとなるのだが,最初から好みの問題にしてはいけない。この書き味はとりあえずは万人に通用すると思う。
● そのうえで,トンボ2558や三菱9852と比べて,アレやコレや語ることになるわけだが,HBに限定すれば 9606をもって最上とする,というのがぼく一個の判定。
消しゴムは2558が優れるのだが,そもそも鉛筆に付いている消しゴムはほぼ使わない。使わない消しゴムの消字力は問題にならない。
● もちろん,ゴム付き鉛筆の消しゴムを使わないのは,ぼくの筆記シーンがそれを必要としないからで,ゴム付きの便利さをしみじみと感じるシーンで使っている人も多いだろう。
だからこそ,ゴム付き鉛筆が生産され続けている。
● ではゴム付き鉛筆なら9606で決まりかというと,事はそう単純ではない。9606はHBしかないが,2558や9852にはHBの他にBがある(2558にはHも)。
2558のBと9606ではどちらがいいか。その結論を出すにはもう少し逡巡したい気分だが,目下のところは2558のBかなと思っている。
● 9852もBなら2558と比べても遜色ない。HBでは2558(それよりも9606)が断然いいと思うんだけど。相当なレベルでメーカーがしのぎを削っていて,ぼくらはその上澄みを掬えばいいという,相当に恵まれた環境にある。
そもそも,ゴム付き鉛筆の消しゴムが使いものになるのは日本以外にあるのかどうか。BLACKWING は MADE IN JAPAN を表看板にしているが,最終工程をアメリカでやっている以上,MADE IN USA になるのだろう。アメリカのゴム付き鉛筆では唯一,BLACKWING だけが使いものになる消しゴムを搭載している(ま,その消しゴムを使わないので,どうでもいいっちゃどうでもいいんだけど)。













