三角太軸だが,日本のそれよりさらに太軸。硬度表記はないが,日本鉛筆のHB程度だ。
ぶっとい芯。ドイツの学童が思いっきり筆圧をかけてこの鉛筆を使っている様を想像してみる。なかなかいいぞ。
● 買ったはいいが,使うことなく数年が経過した FABER-CASTELL の9000 JUMBO。2Bだが,LYRA とほぼ同じ硬度(気持ち,こちらの方が濃い)。
ぼくは日本基準のBか2Bを好むものだが,HBも許容範囲に入ってきた。こうしてHBの芯を使っていると,それが自分の守備範囲に入り込んで来るという感じ。自分の守備範囲が広がるのではなくて。
● KOH-I-NOOR JUMBO はHBしか持っていない。日本基準だとHになる。さすがに薄い。が,いずれここまで許容範囲に入って来そうな気がする。
ちなみに,JUMBO 鉛筆は他に STAEDTLER のものもあるが,ぼくは KOH-I-NOOR のこの黒いシンプルな佇まいを最も好む。
● 人間の感覚に不動点はないっぽい。かなりの幅で揺らぐ。不動点がないのだから,どの方向に揺らいだのか,どのくらい揺らいだのかも計測し難い。そもそも,計測が成り立たない。
要は慣れの問題と言い換えてもいいが,大事なことは自分の感覚が不動だとは思うなってことだな。
● 感覚に限るまい。政治信条だの異性の好みだのも揺らぐものだろう。
全く揺らがないとすれば,情報摂取が少なすぎるか,偏りすぎているのじゃないか。あるいは死人に近いくらい活動量が少ないか。
揺らいでいるのが正常だ。朝令暮改をあまり悪く思わない方がいい。首尾一貫をあまり重んじない方がいい。
● 今までは北星のHBは問題ないが,北星以外のHBはちょっと硬いかな,薄いかなと思っていたのだが,そこからけっこう動いているぞ,ということ。
とはいえ,ぼくの好みはまだBか2Bにある。HBでもいいけれども,好んで使うのは依然としてBか2Bだ。
でも,それだって変わるかもしれない。HBがいいけれどもBか2Bも許容範囲だな,と逆転している可能性だってある。












