2026年1月30日金曜日

2026.01.30 福島の「ペントノート」と仙台の「文具の杜」

● 福島に来ました。「文化堂」を覗いてみた。ここは普通の町の文具店。測量野帳(SKETCH BOOK)とuni の芯研器を買った。
 測量野帳を買ったのは,福島駅にスタンプが5種あったこと。ノートを置いてきたのでね,スタンプを押すための応急措置。

● 芯研器は北星と STAEDTLER のを持ってるんだけど,野帳だけってわけにもいかないと思ってね。1個だけ残っていたのを買ったんですわ。
 芯ボルダーや2㎜シャープの芯ではなく,鉛筆の芯を削るのに使う。短くなってから思いっきり芯を出すので。

● 文化堂ビルの2階が「ペントノート」になっている。ここを覗いてみようとと思って福島に来たわけです。
 面白い店でした。尖った品揃え。これが地方でも成り立つんだな。1階に「文化堂」があればこそかもしれないけど。

● こんなのを買いました。共栄の下敷き,B6。
 鉛筆を3本。USA の MUSGRAVE のを2種。それと,カランダッシュの鉛筆。

● BLACKWING も何種かあったが,消しゴムの形状がウザいので買わず。あの消しゴムを有難がる人の気持ちはほんとにわからん。
 消しゴムが交換できるって,交換するほど消しゴムを使うかね。あの構造のために頭が重くなってしまっている。いいことは何もないと思うんだが。

● 仙台の「文具の杜」。アエルビルの4階。駅からペデストリアンデッキで行ける。
 渋谷 LoFt をワンフロアに展開したような感じ。品揃えが圧倒的。特に,学童用品と事務用品に目がない人(ぼくのことだが)なら半日は過ごせるだろう。
 いや,そういうことではないな。文具好きならもれなく半日は過ごせる。A5のコピー用紙もある。

● 「文具の杜」は㈱オフィスベンダーの店舗のひとつ。仙台に5店舗,さいたま市に1店舗を展開する。仙台が本拠地で,埼玉にも進出したのかと思いきや,さいたま市の店舗が本店なんだな。妙な気分になる。これが支店なのか。
 が,本社は仙台にある。元々は埼玉にあったのを仙台に移したんだろうか。

● Campus-Rollbahn コラボの商品はここにもタップリと残っている。測量野帳は羊に喰わせるほど残っているぞ。
 そろそろ売り切れて欲しいんだが。

● 1階の丸善もわざわざ覗いてみる価値がある。仙台,凄いね。
 これじゃ,宇都宮が束になってかかっても敵わないわ。

2026年1月28日水曜日

2026.01.28 仙台 LoFt

● 仙台に来たので LoFt を覗いてみた。大型の LoFt に数えていいだろう。ゆったりと商品を並べている。見やすくて助かる。
 ので,こちらも時間をかけて見ていったのだが,欲しいものがない。

● たとえば,いくつものノートがあるが,Campus でいいよなぁと思ってしまう。ノートは Campus 一択とまでは言わないけれども,ヘビーにノートを使う人なら,どうしたって Campus が中心になるでしょ。
 右の写真はモレスキンの拡販用の告知板。「好奇心から生まれる,新たな発見」ってね。でも,モレスキンは別に好奇心を刺激するわけではない。

● ちなみに,Campus-Rollbahn コラボの製品はまだまだ残っている。測量野帳は3種ともタップリあった。

● シャープペンもいろいろある。LoFt だから極端に高いものはないのだが,カランダッシュの普及品くらいならある。普及品といっても,そこはカランダッシュだから5,000円やそこらはする。
 国産品の品揃えは豊富だ。ANGERS はシャープペンはぺんてる推しかと思うのだけれども,LoFt は売れ筋はすべて押さえている感じね。

● けれども,ぼくのような文字しか書かない人間には(しかも,筆記シーンがひと色しかない),北星の「鉛筆屋のシャープペン」で充分なんだわ。コクヨの「鉛筆シャープ」でもいい。それらは結果的に予備まで持ってしまっている。
 結果,欲しいものがないということになる。

● この伝で行くと,ほとんどの人は欲しいものはないはずだと思う。なのに,なぜ文具店に行くのをやめないのか。
 人に問うことではない。自分に訊いてみればいい。欲しいものがなくても買っているのはなぜだ? 文具店に行けば,物欲は刺激される。それがわかっているのに,なぜわざわざ出かけていく?

● STAEDTLER の tradition。2Bまでしかない。2Bだと,国産鉛筆の硬度に直すとHBよりやや硬い。このあたりは周知する必要があるのではないか。
 販売する側が知らないはずはないだろう。お客は知らないで買っているのもわかっているだろう。
 同じ2Bでも国産鉛筆とはだいぶ違うんですよ,と教えてやってもいいのではないか。お客が買っていくものを置いておけばいい,というのでいいのか。

● STAEDTLER の鉛筆の中では,tradition のデザインが一番好きだ。が,軟らかめが好きなので,STAEDTLER なら3Bか4Bがぼくには合う。
 2Bまでしかないのでは,ここでも欲しいものはないということになる。

2026年1月25日日曜日

2026.01.25 いくつかの鉛筆

● 三菱の局用鉛筆復刻版。ガワの表面だけ昔。芯まで昔の調合ってことはないでしょうからね。

● つくばエクスプレスの四角鉛筆。メーカーも不明。中華製の可能性もありますわね。
 東京メトロ,JR日光線などなど,この種のものも自然に溜まってくる。使わない気がする。

● 何の変哲もないトンボ8900の現行品。鉛筆なんか俺でいいじゃないか,俺で。細かいことにこだわって,あーでもないこーでもないと,いつまでやってんだよ。ケツのアナのチーセーやつだな。と語っているような気がしますよ。
 スポーツや音楽の世界では道具にこだわることがプロたる資格のひとつだと聞くが,手書きの世界はプロもアマもない。そうそうこだわる余地がない。むしろ,こだわることが時喰虫になることが多いんじゃなかろうか。

● 鉛筆に関して言うと,Bや2Bになるとメーカー間,ブランド間の違いは小さくなって,ほとんど気にしなくてもいいんじゃないかと思う。
 HBだといろいろ言いたくなる余地がある。しかし,そこを微細に気にすることが成果に繋がるかといえば,そんなことはないわけでね。

● その8900のダース箱。1本40円のときから,8900はベトナムで製造してたんですね。
 今はフラッグシップを含めて,ほぼ全てがベトナムに移っている。MONO100の芯もベトナムで作れる目途がついてのことなんでしょうねぇ。

● 「筆記以外の用途には使用しないでください」とあるんだけど,鉛筆を筆記以外の用に使う人っているんですかね。
 2本使って箸の代わりにする。尖らせて凶器にする。他にどんな使い方があるかな。

● STAEDTLER の Mars Lumograph。お馴染みの鉛筆だが,日本で買うと Hi-uni より高い。
 笑うしかない現象なのだが,ちょっと大きい文具店には必ず置いてある。北星はないのに STAEDTLER はある。売れるからだろう。

● そこが不思議だ。トラベラーズファクトリーのブラスペンシルとか Faber-Castell のパーフェクトペンシルとか,売れるはずのないものが売れる。   
 世界は不思議で満ちている。

● Mars Lumograph と同じ色の鉛筆。MS ORIGINAL PENCIL とあり,高級図画用鉛筆とある。
 MS とはマイクロソフトではあるまい。中華製かと思われる。

2026年1月24日土曜日

2026.01.24 鉛筆の削り面を水平にしたい

● 2025年10月31日。
 鉛筆の削り面を最後の最後は水平にしようと思って彫刻刀を買ったんですけどね(百均で)。なぜそんなことをするかというと,できるだけ最後まで使いたい,使い残す芯を短くしたいというケチ根性ゆえでありますよ。
 ところがダメです。鉛筆を削るのに彫刻刀は全く向かない。芯を根本から折っしまいました。

● アホですな。削り面を水平にするということは,芯に対して直角に削るということですから,こういうことが起きやすいのではありますが。
 けれども,何事も経験ですよ,皆さん。

● 2025年11月17日。
 ぼく的史上,最も水平にカットできました。右端の斜め刃になってる彫刻刀(下の写真の右端)が適しているようでした。
 が,書いている途中で根本から芯が折れてしまいました。芯まで削り取っちゃってました。またしても失敗です。猿より不器用な男がやってもなかなかうまく行かない。

● ちなみに,これ,完璧にリングのところまで削ってしまうと,補助軸が機能しなくなるんですよね。少ぉし,余白を残さないといけない。

● 2026年1月24日。
 訂正。リングのところまで削ってしまってもOKでした。リングの部分で固定できる。こんなことができるのは,ぼくの知る限りでは,クツワの補助軸だけだと思うが。
 これより先に出すと,さすがにグラつく。書いているうちにめり込んで来るというか。

● 今回は芯を折らずにすみました。彫刻刀ではなくて,普通にカッターを使いました。

2026年1月23日金曜日

2026.01.23 上田健次 『銀座「四宝堂」文房具店』

書名 銀座「四宝堂」文房具店
著者 上田健次
発行所 小学館文庫
発行年月日 2022.10.11
価格(税別) 700円

● 売れてるようですね。2025年4月で19刷。小学館文庫で6巻まで出ている。
 第1巻を読んでみました。あったらいいなと思わせるファンタジーですよね。悪人は登場しない。一服の清涼剤。

● 話材の小道具として登場するのは,モンブランの万年筆,Filofax のシステム手帳,Campus ノート,絵葉書,RHODIA のメモブロック。
 それぞれの分野の代表的なというか古典的な製品だ。Filofax,Campus,RHODIA はぼくも使っている,あるいは使ったことがある。

● Campus について,主人公(四宝堂の主)に次のように言わせている。
 オリジナルノートまで作っておいて何なのですが,コクヨのキャンパスシリーズの完成度は相当に高いです。『あの品質でこの値段』という観点で比べると脱帽です。(p178)
 ついでに,あと2つ転載しておく。
 包丁や俎板,鍋釜は商売道具だ。自分の腕や手だと思って丁寧に扱え。そうでないと言うことを聞いてもらえない。(p300)
 結局はいつまでも成長したいっていう向上心があるかどうかなんだ。でもって,向上心の有る無しを見分けるのは簡単さ。メモをとるかとらないか,ただそれだけ(p302)
 つまり,登場人物の価値観や身の処し方も古典的なものだ。あるいは保守的なものと言ってもいい。

● 第2巻も買ってみた。こちらは,2023.09.11の初版で2025.12.21で12刷。しかも “大重版” なんだから売れてるんですな。今どき,珍しい。
 “読者の皆様から届いた声” を見ると,読者は年配者が多いらしいのだが。

● ぼくは手書き派なのだが,ペンや鉛筆を取りあげられても,さほどに痛痒は感じないと思う。パソコンかポメラを使う。
 が,本は電子ブックに限ると言われると,いささか反抗的な態度に出るかもしれない。本は紙でなければ読む気がしない。Kindle には Kindle の便利さがあることは理解するのだが,タブレットの画面で活字を読む気にはならない(漫画ならOKだ)。重くても紙の本を持ち歩く。

● 蛇足。表紙に描かれている四宝堂は入りづらそうな店だよね。敷居が高そうだ。
 ドアが閉じられていて,しかも中が見えない。これじゃ客は来ないぞ。一見さん,お断り,のオーラが出ている。
 表紙の場面は閉じているのが似つかわしいシーンなのだろうな,とは思うんだけどね。

2026年1月21日水曜日

2026.01.21 「鉛筆屋のシャープペン」とペコちゃん缶ペンケース

● 今回も北星「鉛筆屋のシャープペン」を持ち出している。普段は鉛筆を使っているので,出先にも鉛筆を持ち出したいわけだが,鉛筆を持ち出すとなると鉛筆削り,補助軸,キャップも自動的に付いてくる。
 鉛筆じたい,1本というわけにはいかない。3本くらいは入れておきたい。

● が,筆箱の容量には限りがある。鉛筆を持ち出すのは諦めた。
 鉛筆の代わりが「鉛筆屋のシャープペン」。先端保護のためにキャップをハメて筆箱に入れっ放しにしている。

● 「鉛筆屋のシャープペン」は鉛筆よりわずかに太い。その違いは1㎜程度だと思うのだが,その1㎜が絶大な違いで,これなら太さを補う必要がない。 
 家でもこれを使えばいいじゃないかと思うことがあるくらいで,補装具がひとつ減ることの清々しさよ。鉛筆もこれくらい太いといいんだが。ドイツ鉛筆の JUMBO では太すぎるんだわ。

● 筆箱はペコちゃんのやつ。嬉々として使っている。ルンルン。
 大きいし,深さもある。けっこう入る。あたりまえだが,必要なものしか入れていない。
 「鉛筆屋のシャープペン」の他に,Preppy(連用日記用),HI-TEC C coleto(手帳用),ミリペンの赤、消しゴム,修正テープ,替芯,予備のカートリッジ,定規,ハサミ。

● 問題はハサミ。携帯用の小さいのを入れてたこともあったのだが,使いづらくてダメだった。ハサミを使うのは出先でこそ多くなる。普通のサイズじゃないと困る。
 微細な切れ味にはこだわらないので,百均の安物で充分なのだが,これが筆箱内で場所を取る。

● ぼくもいい大人なのでね,できれば薄くて小ぶりな缶ペンケースをスマートに持ち歩きたいわけですよ。ボッテリとしたやつじゃなくてね。
 それをさせないのがハサミなんだな。

● というわけで,ペコちゃん。今どきは小学生の女の子でも使わないかもしらんがね。
 ぼくとは長いお付き合いになりそうですわ。

2026年1月20日火曜日

2026.01.20 シャープペンの安い替芯を買った

● 青森駅ビルの Standard Products &ラビナ店で購入。0.7㎜のシャープペン替芯。1個110円なんで中華製と思いきや,MADE IN JAPAN。
 安いのは本数が少ないからかもしれないが,品質もやや劣る。パイロットの “ネオックス・グラファイト シャープ替芯” なんぞと比べてみると,蛍光灯下のテカりが激しい。夜間に使う人はパイロット製品をどうぞ。

● しかし,普通に書く分にはまったく問題ない。しかも,気安く使える。「鉛筆屋のシャープペン」に入れて使っているが,2Bの滑らかさを存分に味わっている。
 上記のパイロットの替芯も,三菱鉛筆の替芯も持っているが,まずはこれから使っていこうと思う。ぼくは安物と相性がいいのだろう。

● MADE IN JAPAN と言っても,具体的にどのメーカーが製造しているのだろうか。パイロットのやつはオリエンタル産業で間違いないと思うのだが,この安いのもオリエンタル産業なんですかね。
 オリエンタル産業じゃなければ三菱かトンボとなりそうなんだが,まさか三菱やトンボではないだろうからね。

● 原料の黒鉛は中国からの輸入だろう。レアアースとともに色々と言われているけれども,影響は今のところはない。今後あるにしても,軽微だろう。
 レアアースも黒鉛も彼の国の現場では売りたくてしょうがないはず。どうなるのかね。日本ではなく,中国がね。中国の輸出規制の影響を言いたがる人は,中国を買い被りすぎてるんじゃないのかねぇ。

● ちなみに,「鉛筆屋のシャープペン」にも不満はない。不満はないと言うより,満足している。使いやすい。この1本をずっと使っていくことになりそうだ(ただし,出先でのみ。自宅では鉛筆を使うので)。
 なかなか壊れてくれそうにないから,これ以外のシャープペンの出番はなくなりそうだ。

● ひと頃,カランダッシュのエクリドールに食指が動きかけたことがあった。カッコいいと思って。
 が,買わなくてよかった。重すぎるのと滑りやすいのと。実物に触れる機会があったことが,動かしかけた食指を止めることができた理由だ。