● Hi-uni の方が芯の減りが少ないかもしれない。それと何というのか,ひと文字あたりの黒鉛の粒子数が Hi-uni の方が多い感じというか,筆線のクッキリ度がわずかに勝るというか,その程度のものだ。
それも違いを探そうという視点を強いて持たせた場合の話であって,普通に書いている分には,Hi-uni でも9500でも変わりはない。Hi-uni でなければならない理由は何もない。
● 北星9500を使っていて思うのは,日本の50円鉛筆の優秀さだ。北星のHBは三菱やトンボより濃い。三菱9800やトンボ8900を使うとしたら,Bの方がぼくには向いていると思うが,9800や8900のBを使っても,同じように快適に書いて行けるだろう。
いや,9800のBは体験済みだ。何の問題もない。快適だった。
● 鉛筆を使うのは小学生しかいないのだから,小学生にこそ Hi-uni を使わせたらどうかと思うことがあった。わずか165円で買えるのだから,小学生にはいい鉛筆を使わせるべきだ。
それによって鉛筆に好印象を持ってくれたら,長じてから鉛筆に戻ってきてくれる可能性が少しでも高まるんじゃないか。
● が,間違いだった。彼ら彼女らが現に使っている鉛筆も充分にいい鉛筆なのだった。たとえ Hi-uni を使わせたところで,長じた後に鉛筆を思い出して,鉛筆に戻ってくる確率は変わらない。
一般筆記に限れば,道具にこだわることに意味はない時代にとっくに到達しているわけだろう。
● こだわる必要のないことにこだわって,救いのない自己満足に浸っている暇があるのなら,その道具を使ってする作業に集中せよ,作業する時間を5分でも10分でも長くすることに意を用いよ,と神様は言ってるよ,たぶん。
弘法筆を選ばずと言えども,紙とペンはよく選べ,などとナントカのひとつ覚えをかましている場合じゃない。作業する時間を増やせ。
以上,自分に言ってみました。







