2026年11月4日水曜日

2026.11.04 Campus の表紙がさらにシンプルになる

● コクヨから発表された。Campus ノートの表紙が変わるらしい。6代目ということになる。“Campus” のロゴも変わる。
 ぼくは学生時代には Campus を使っていなかった(と思う)。Campus を使うようになったのは,2013年に手書きに復帰して数年たってからのことだ。本格的に使うようになったのはここ1年。ぼくの Campus 歴は短い。

● 初代からずっと Campus を使ってきた人もいるだろう。そういう人たちに比べれば,ぼくが Campus に対してアレコレ言うなどおこがましいことではある。
 が,只今現在は Campus ノートのちょっとしたヘビーユーザーであると思うので,こうしたニュースにはわりと反応しちゃう。

● ここに出てくる “『勉強と文具への意識』に関する調査” はかなり大がかりなものだったんですかね。そうではなくて簡略なものだったのか。
 けれども,こういう調査ってコクヨしかできないかもしれんね。調査のノウハウや経過も含めて1冊にまとめれば分厚い学術書になりそうだ。コクヨはそんなことはしないだろうけど。

● 学びの再定義という話も出てくる。学校の勉強だけが学びではない。
 と言っても,まずは中高生を念頭に置いた罫線などの変更を加えている。それがそのまま大人にも裨益するということですか。

● 中高生にはフラットタイプの Campus ノートを標準にするというのも大きな変更かもしれない。そりゃあ,フラットの方が使いやすい。つまらないことで感じるストラスが小さくなる。
 安価なフラットタイプはコクヨの独壇場になるんだろうねぇ。大量生産できる,つまり機械でフラットになるノートを作れるのはコクヨだけかもしれない。

● ぼくは A6 Campus しか使わないのだが,A6のフラットタイプは,たぶん,ないと思う。それ以前に,現行品を大量に在庫してるんで,それらを使っていく。
 が,実際はね,そんなには違わないよね。現行 Campus も相当な完成度だからね。そこをあえて,百尺の竿頭一歩を進むというところが日本のメーカーだなと,少しばかり嬉しくなる。

● 「キャンパス ミニノート付きポーチ」も限定販売される。これも生徒・学生に宛てた製品らしい。それも女子生徒・女子学生に宛てたものだろう。ポーチを使うのはどうしたって女子が多いだろうから。
 でも,シールが何枚か入ってるっぽい。このシール欲しさに,ぼくも買おうと思っている。

2026年11月2日月曜日

2026.11.02 Campus design の表紙がカッコいい件

● コクヨのヨサ-10Y。「洋裁の製図やラフ画の作成に特化したA4サイズのデザインノート」とのこと。ヨサは洋裁のことなのか。
 A4,3㎜方眼,中紙30枚。15枚をまとめて2つ折りにしている。

● この表紙と同じものが,ANGERS 丸の内店に飾られててね。本のように見えるんで,市販されてるなら読んでみたいと思ってたんですよ(→ 本ではなかった)。
 表紙に惹かれたよってことです。メルカリに出てたんでポチったわけでした。600円。使い途は・・・・・・今のところ,ない。

● その ANGERS 丸の内店に寄ってみたのだが,上記の表紙のボックス型のやつは撤去されていた。定期的に入れ替えますわね。
 が,なくなっているとちょっと寂しいものですな。

● 赤も購入。こちらもメルカリで。500円だった。
 こちらはヨサ-10R。RはRedのことでしょ。ヨサ-10YのYはYellowか。黄色というよりはオレンジ色なんだが。

● design の文字はそれなりの手練れが太めの筆で一気呵成に書いたのか,グラフィックデザインによるものか。
 後者だろうけれども,筆文字調のインパクトが効いている。何度も使える手法ではないと思うが。

2026年10月30日金曜日

2026.10.30 「トンボ鉛筆の佐藤です」事件に思うこと

● 東日本大震災直後の「トンボ鉛筆の佐藤です」事件。この佐藤という人は快活で仕事のできた人なんじゃないかと思うんですよ。
 年齢的にも若くて,学生の気持ちがわかるだろうと会社に見込まれて,採用担当に抜擢されたのかもね。

● が,自身が学生に引き戻されたところがあったのか,体育会系の部活のノリで就活生に接してしまった。メールという伝達手段の魔力がそれを促進したかもしれない。
 件のメールは正直,どうしようもないものだ。タガが外れている。私信になってしまっている。会社が就活生に発するメールなのに,会社という公器を飛ばしてしまっている。

● 気をつけないとね。ネットの怖いところで,風化しきるには長い時間がかかる。“人の噂も七十五日” が成立しない場だ。タガの外れたメールもずっと残ってしまう。
 ぼくらも SNS だとつい表現に気を抜いてしまうことがある。サシで会話しているような気分になってしまうんかな。
 SNS は衆人監視の場なんだよね。匿名でも本人特定は自分が思っているより容易い。

● 特に政治信条の表明はしない方がいいと思う。したところで政治は何も変わらないし,自分にとっていいことは何もない。
 高市内閣を支持するかしないか。どっちでもいいが,いちいち SNS にそんなのを上げるな。黙って投票所に行け。

2026年10月29日木曜日

2026.10.28 短くなった北星9500をホールドできなくなった

● 北星9500をこの状態(右の写真)にしたら,クツワの補助軸でもホールドできなくなった。台座を短くしすぎたためだ。
 が,他の鉛筆ならば,それでもクツワの補助軸だけは対応してくれた。9500でそれができないのは,9500の軸が細めだからだろうと思う。

● ちなみに,ノック式の方はもっと長くても9500を捉えきれないことがある。この隙間のところ(左の写真)に六角の角が入ってしまうと押さえが利かなくなるわけね。
 ドイツ製の鉛筆だと尚更だ。スラスラと抜き差しできるほどになる。

● さて,困った。クツワでダメなんだから,他の補助軸は試す気にもならない。
 唯一,ひょっとするとと思えたのが,Amazon で6本500円くらいで売られている中華製(たぶん)の安い補助軸だ。ダメモトで試してみたらビシッとホールドしてくれましたよ。

● この補助軸,けっこう重い。基本,アルミだと思うんだけど,アルミに何かを混ぜているのかもしれない。
 使わず仕舞いでいたんだけど,一宿一飯の恩義ができた。これからは時々は使ってやることにしよう。

● ともあれ,これで9500も最後まで使える。助かったぁという気分。
 台座があと1㎜(いや,0.5㎜)あれば,クツワで問題なくホールドできる。クツワに慣れているので,次はあと1㎜残そうかと思っている。
 クツワの方が持ちやすい。グリップ部が2㎜ばかり長いのだが,この2㎜が効いている。あと,グリップと本体軸の段差が少ないこと。

● が,“慣れ” がこちらを縛る要因になるのも面白くないっちゃ面白くないんだよね。この伝で言うと,こだわりというのもあまり持たない方がいいと思う。こだわりを持つのはいいことだとする風潮もあるけれども,放っておくと人はこだわりを持ってしまうものだ。こだわりを持つのに努力は要らない。こだわりというのは脊髄反射が作りあげるもので,考え抜いた末に生まれるものではない。
 こだわりを持たずにいるためには,知的な努力を要する。少なくとも,自分を監視するもう一人の自分を飼っていなければならない。

● 考えた末の結論より脊髄反射の方が正しいというのはしばしばあることで,むしろ考えるなんて時間の無駄である場合が多いとも思うのだけれども,自分のこだわりが自分を縛る。縛られるに値するこだわりがこの世にあるのかといえば,ぼく一個は懐疑的だ。
 こだわりはある種の快を生むので,嬉々としてこだわりに縛られる方を選ぶ人が圧倒的に多いだろうが,圧倒的多数は常に必ず間違っているものだ。特に根拠はないのだが,ぼくはそう思っている。多数決で決するのが正義であるのは,政治だけ。

2026年10月27日火曜日

2026.10.27 日帰り外出用の筆箱

● 午後から宇都宮に。宇都宮テラスの休憩コーナーに空席があったので,ここを書斎にしようと,ノートを広げて少し書いた。
 青森の魚市場の「お休み処」のようなものが宇都宮にもあれば,通勤定期券を買って日参すると思うのだが,あそこまでの天国は早々あるものではない。たぶん,青森にしかないと思う。
 しかも,駅から3分の至近距離だ。宇都宮には,そもそも,魚市場がない。

● 泊まりの旅行に持ち出す筆箱とは別に,日帰り外出用の筆箱を作って持ってきた。
 トンボ8900の70周年記念の缶ペンケースに,北星の “鉛筆屋のシャープペン 0.7㎜” と替芯と消しゴムを入れた。一応,定規と修正テープと ZEBRA Mili Pen の赤も。

● “鉛筆屋のシャープペン” は書きやすいシャープペンだと思うが,シャープペンにこだわりはない。
 1,000円以上するのは高いシャープペンだと思ってしまうケチ野郎なので,安いものしか使わない。コクヨの “鉛筆シャープ” やぺんてるの P207 も持っている。それらでも全然かまわない。

● 三菱鉛筆のクルトガは自分には無縁のものだ。使いもしないでそうと決めてしまのもいかがなものかとも思うのだが,これからも手を出すことはないと思う。
 今どきは百均で売ってるやつで充分で(つまり,実用性に問題はない。安かろう悪かろうという商品ではなくなってる),自分には百均製品で足りると心から思っているのだけれども,少々の見栄を張って “鉛筆屋のシャープペン” などを使っているわけだ。

● ぼくはノートに文章というか文字列を埋めることしかしないのだが,唯一のこだわりが,0.5㎜ではなく0.7㎜か0.9㎜を使いたいということだ。
 0.7㎜が細字,0.9㎜が中字,1.3㎜が太字と心得ている。

● シャープペンは基本,細字へ面舵いっぱいで進んできたと思う。0.3㎜や0.2㎜という針の先のような細さ。しかもそれで芯が折れない工夫を施す。
 大したものだと思うんだけども,自分とは別世界で起こっていることだな。ぺんてるの0.2㎜を買ってみたが,一度試しに使ってみて,あまりの細さに驚いただけで終わった。


(追記 2026.11.02)

● 日帰りの外出でも手帳用の4色ボールペン(パイロットの Hi-TEC-C COLETO。芯は黒・赤・青・緑の0.3㎜)を加えたくなった。 手帳はA5バーチカルのシステム手帳なのでけっこう重い。日帰りには持ち出す必要なしと思っていたのだが,重くても持ち出さないといけないこともある。
 シャープペンをコクヨの「鉛筆シャープ」0.7㎜に替えると,Hi-TEC-C COLETO も収まる。当面,日帰り外出にはこれで行くことにした。

● Hi-TEC-C COLETO は1本しか持っていない。泊まりと日帰りで,筆箱を行ったり来たりさせるのも面倒なので,もう1本購入することにした。安いのをね。
 それがこれ。メルカリで349円(もちろん,リフィルは別)。書けりゃ何でもいいというのが,こちらの基本姿勢です。

2026年10月25日日曜日

2026.10.24 BLACKWING vs Caran d'Ache

● Ecute 上野の ANGERS。BLACKWING 602 が550円。Caran d'Ache GRAFWOOD 775 が660円。
 パーフェクトペンシルなどというどうでもいいものを除くと,一番高価な鉛筆は BLACKWING ではないことになる。

● そうなると,今まで散々文句を言ってたくせに(BLACKWING なんて頭の毛が3本足りないヤツが使うもの,とかね),BLACKWING の肩を持ちたくなる。塗装の丁寧さでも芯質でも BLACKWING に軍配が上がるんじゃないか,なんてね。
 いやいや,そんなことを言えるほど,602も775も使い込んでいるわけではないんだけれども。

● 775は画用であることを謳っているが,書くための鉛筆と描くための鉛筆に違いがあるのかどうか,ぼくは知らない。書くだけならH〜2Bの硬度があれば充分で,4Bだの4Hだのは描くための鉛筆だろうと想像はつくが,書くための最良のHBと描くための最良のHBに違いがあるのか。
 たぶんないと思う。わざわざ画用鉛筆と謳うのは高く売るための方便なのじゃないかと下衆の勘繰りをしている。これは画材なんだからね,高くっても仕方がないんだからね,と。

● Caran d'Ache には Caran d'Ache となら心中してもいいという鋭角的なファンが付いているんだろうか。日本のメーカーだとトンボに比較的多いような気がするんだけどね。
 そこまで入れ込めれば,それはそれで幸せなことだなぁ,とも思う。人生はしょせん短い一幕の夢。踊れた者勝ちというところがある。冷静沈着に何か意味があるのかと思うことがある。

● そうは言っても,602も775も鉛筆としてはなかなかの価格だ。そうなると高い方が勝者,勝者に付け,的な動きが出てきたりするんだろうか(出て来ないと思うんだけどさ)。
 少しでも安く買いたいなら「世界堂」へどうぞってなものだが,地の物価が高い国の鉛筆をわざわざ買うことはないやね。と,根がケチな性分のぼくは思ってしまう。

2026年10月23日金曜日

2026.10.22 消しゴム付き鉛筆のこと

● 北星の9606を3本携えて東京に来ている。鉛筆をデフォルトで持つことに慣れた。プニュグリップで太さを補う必要がなくなった。
 デフォルトで持てた方が自由度が広がるのは事実。プニュグリップを付けたり外したりという手間を省けるだけでも,ずいぶん違う。

● 今日のように晴れていて,湿度が高くないときには特にそうだが,9606の書き味が冴えわたる。これが Amazon でダース586円で買えるんだから,日本はなべて平和だ。
 この書き味を良しとするか否か。最後の最後は好みによるとなるのだが,最初から好みの問題にしてはいけない。この書き味はとりあえずは万人に通用すると思う。

● そのうえで,トンボ2558や三菱9852と比べて,アレやコレや語ることになるわけだが,HBに限定すれば 9606をもって最上とする,というのがぼく一個の判定。
 消しゴムは2558が優れるのだが,そもそも鉛筆に付いている消しゴムはほぼ使わない。使わない消しゴムの消字力は問題にならない。

● もちろん,ゴム付き鉛筆の消しゴムを使わないのは,ぼくの筆記シーンがそれを必要としないからで,ゴム付きの便利さをしみじみと感じるシーンで使っている人も多いだろう。
 だからこそ,ゴム付き鉛筆が生産され続けている。

● ではゴム付き鉛筆なら9606で決まりかというと,事はそう単純ではない。9606はHBしかないが,2558や9852にはHBの他にBがある(2558にはHも)。
 2558のBと9606ではどちらがいいか。その結論を出すにはもう少し逡巡したい気分だが,目下のところは2558のBかなと思っている。

● 9852もBなら2558と比べても遜色ない。HBでは2558(それよりも9606)が断然いいと思うんだけど。
 相当なレベルでメーカーがしのぎを削っていて,ぼくらはその上澄みを掬えばいいという,相当に恵まれた環境にある。

● そもそも,ゴム付き鉛筆の消しゴムが使いものになるのは日本以外にあるのかどうか。
 BLACKWING は MADE IN JAPAN を表看板にしているが,最終工程をアメリカでやっている以上,MADE IN USA になるのだろう。BLACKWING がアメリカのゴム付き鉛筆では唯一,使いものになる消しゴムを搭載している  
 ま,その消しゴムを使わないので,どうでもいいっちゃどうでもいいんだけど。