2026年3月7日土曜日

2026.03.07 ミミック用に布製のペンシースを

● Amazon でミミック用に布製のペンシースを買った。中国から船便で届いた。赤,ピンク,紺,茶,黒の5色。
 赤にはナンテン,ピンクにはコーラル,茶にはテンピョウ,黒にはエボナイト・ショート。紺には・・・・・・ペンギンを入れとくか。

● いえね,ミミックを筆箱に入れて外に持ち出してみるかという邪心が兆すようになりまして。
 一度,やったことがあるんですけどね。行方不明にしてしまって泡を喰ったものでした。外に持ち出すのは,無くしても惜しくないものがいいかもしれませんね。

● じつのところ,ミミックはほとんど使わなくなっている。無理にでも使うようにしなきゃというので,外に持ち出してみるかと思ったんでした。
 では何を使っているのかというと,イザというときはどの文具店の学用品売場にもある,アルミ製の補助軸。非 “イザ” 時は,軽快に使いたいときはポイント,メカメカしく行きたくなったときは STAEDTLER。伊東屋の補助軸もほぼ使わない。

● 自ずからそうなったので,この傾向にあまり棹ささない方がよろしかろうとも思うんですけどねぇ。
 でも,無理にでも使わないともったいないですからね。

● と言っても,使ってみればミミックは素晴らしい補助軸だと思うわけですよ(ローラーボールにもボールペンにもなるのはオマケ)。
 これほどのものになぜ手が伸びないのか。安い方を珍重するのか。根っから貧乏性なんですかね。

● ところで。Amazon を密林と書く人がいるじゃないですか。アマゾン → ジャングル → 密林 なんでしょうけどね。
 オヤジギャグよりレベルの低い言い換えをなぜしたがるのか,前から疑問でね。文字数を稼ぐためですか。

2026年3月5日木曜日

2026.03.05 コクヨ品川 Campus → 銀座蔦屋書店 → 伊東屋

● コクヨの品川 Campus に来た。コクヨ製品をまとめて見れる。
 しかしながら,持つべきものはすでに充分な在庫を抱えている。買うものはない。

● のだけれども,面白そうだなと思ったのがブラスペンでね。ポイント補助軸にボールペンをセットしてキャップをつけたもの。
 指で摘むと軽いのに,キャップを外してペン先を下にするとわりと重量を感じる。キャップのハマり方も秀逸。

● キャップだけ出してくれんか。あるいは,ボールペンキットを外したものを製品化してくれんか。
 もちろん,コクヨがではなくて,これを製造している下町の製作所が。

● ブラスペンじたいは買わないと決めた製品なので,今さら手を出すつもりはないのだが,鉛筆補助軸としてなら,このキャップ付き補助軸は魅力がある。
 ポイント補助軸と同じものだ(と思う)が,ポイント補助軸は鉛筆のホールドに若干の不安を残す。けれども,それを補って余りある味というか魅力がある。真鍮無垢の魔法というか。つい手が伸びる

● 銀座蔦屋書店へ。目的は目の保養。いくつもの現代美術の展示があって,ぼくという馬の耳に念仏を聞かせてやった。

● 文具売場の万年筆には蒔絵や漆塗りのがたくさんある。価格が50万円もするのは,太すぎて実用には向かない。こういうのを実用品として常用する人がいるのかいないのかは知らんが,常用するなら17万円程度のものになりそうだな。
 最も実用に適当なのは,工芸品臭のない5万円程度のものになるか。もちろん,ぼくは買わない(買えない)けど。

● ぼくが買えるのはこんなものに限られる。550円のA6ノート。蔦屋にもこんなに安いのがある。
 中華製。同じ中華製のモレスキンよりだいぶ安い。が,紙質はそんなにいいとも思えない(モレスキンよりは良さげだけど)。どこからどう見ても Campus の方が使いやすそうだ。ルックスで売るんだろう。

● ムダなものを買ってしまったかもしれない。しかし,たいていのノートは使いさえすれば元は取れる。中紙70枚だから,早ければ半年で使える。550円で半月使えるのだから安いものだ。
 果たして使えるかどうか。在庫が1,000冊ある測量野帳に復帰する前に使うことにすれば,使えることは使えるわけだが。

● 次に伊東屋。1階で三菱鉛筆の 140th 展示。パネルの写真は初代uniから始まっている。
 それが今でも手に入るのが鉛筆の不思議なところ。ぼくはBを2ダース,Hを1ダース持っている。
 経年劣化しないからなのはわかるんだけども,デッドストックがいろんなところにあるんだねぇ。実需を超えて生産していたってことですかね。今もそうだろうけど。

● 140年記念の限定品が出るでしょうね。ちょっと楽しみですね。
 130年のときの uni or Hi-uni と特製ノートのセットは2つ買った。当時は鉛筆を使ってなかったので,鉛筆は知人にもらってもらったのだけど。
 あと,100年記念版の uni(HB)も1ダース手元にある。こういうのは使わないで残しがちなんだけれども,使わなきゃしょうがない。で,使えばいつでも買える市販品と同じわけなんだけど。
 今度は何を出してきますかねぇ。周年記念だから,鉛筆とは関係ないのは出して来ないでしょうね。

● 伊東屋からはこの展示を見ただけで引き上げ。さらに銀座 LoFt に寄って,東京駅まで歩いて,丸善本店と ANGERS 丸の内店にも寄って行こうと考えていたのだけれども,カラータイマーが点滅し始めたようなので,これにて打止めとする。

2026年3月4日水曜日

2026.03.04 川崎駅周辺の文具店巡り

● アトレ4Fのハンズでは 50th 文具祭り。でも,ハンズや LoFt は1年中,文具祭りをやってるようなものだと思うんだな。
 完全なる祝祭空間。ぼくらもそれに慣れちゃってるんだけどね。

● パステル Campus のコーナーがあった。入学,進学,進級に合わせてるんでしょうね。Campusは学生さんがメインユーザー。
 A6があれば買うんですが,そんなものはない。

● ラゾーナの丸善。Campus-Rollbahn コラボの製品はだいぶ売れたらしい。自分のことのように嬉しいとまでは行かないけれども,祝着至極に存ずる。
 測量野帳は “飛行機” のみ4冊残っていた。ちなみに,川崎 LoFt では “飛行機”2冊と “黒板”4冊が残っていた。“屋上” はどちらにもなし。
 ぼくは,結局,8冊買った。“屋上” と “黒板” が3冊,“飛行機”2冊。

● 見るだけで買わない。毎回そうでは申しわけない。といって,必要なものはない。Campus と鉛筆があれば済んでしまう人間だからだ。
 そこを強いて時々は買うことにしている。使う可能性が最も高いのはA6ノート。

● ので,日本ノート㈱の “PEANUTS” 6種を購入。中紙30枚で286円。Campus なら48枚を百均で110円で買える。
 価格ほどの品質差があるわけない。つーか,製本はCampus の方がコストをかけている(たぶん)。コクヨの圧倒的な強さを見る思いがする。

● 川崎 LoFt。置いてある商品は丸善とそんなに変わらない。が,お客さんの平均年齢は LoFt が若い。そんなに変わらないの「そんなに」がモノを言ってるのか。
 っていうか,ぼくのようなロートルにはそんなに変わらないと見えても,実際にはだいぶ違うのか?

● 文具店をある程度の時間をかけて見ていくと,物欲を刺激されることが当然ある。しかし,その程度は以前ほどではないような気がする。
 自分の筆記スタイルに居直れるようになったから,というのとは違う。とっくに居直っている。筆記スタイルを変えようなどと思ったことはない。
 仕事とは関係なく,完全に趣味の世界だから,好きなようにやれる。で,好きなようにやっている。

● 鉛筆に関しては,𝕏 でぼくの知らない,あるいは知っていても使ったことのない,鉛筆を誰かが使っているという内容のポストを読むことがあっても,気を動かすことはなくなった。ノートも手持ちのものを使っていけばいいと割り切れるようになってきている。
 使ったことのないものを試してみようと思うことがなくなりつつある。そのあたりが影響していると思う。

● 文具(の実物)を見るのは好きだから,文具店に行くことはやめないと思うが,買うことはいよいよなくなりそうだ。文具店には迷惑な通行人(客ではない)になりそうだ。

2026年3月2日月曜日

2026.03.02 1本の鉛筆を使い切るのは長い旅になる

● 6日間で中紙30枚の A6 Campus を1冊,使い切りましたよ。けどねぇ,これだけ書いても鉛筆って減らないよねぇ。5分の1くらいだろうかなぁ。
 もっと減ってくれんかねぇ。いや,鉛筆1本を使い切るのは容易じゃないよ。

● ぼくはわりと小さな字を書く方なので,芯は頻繁に削る方だと思うんですよ。ちょっと丸まって,筆線が太くなりだすと削る。
 シャープペンだと0.9㎜を使うことがあるんだけれども,鉛筆を使っていると0.9㎜の太さになる前に削っていると思う。

● 芯のかなりを捨てているわけですよ。芯の芯しか使っていない。
 それでも1本の鉛筆を使い切るのは,長い旅になるんだよねぇ。とにかく,鉛筆はモソい。
 あ,モソいというのは,北関東の田んぼの村の方言ね。長持ちするって意味です。今ではほとんど使う人はいなくなってるけど。

● ひょっとして,鉛筆を1週間で使い切るって人がいるんですかね。受験生なんかではいるのかねぇ。自分が受験生だった頃の記憶をまさぐってみても,そんなことはなかったと思うんだけど,ガッツリ勉強すると,1週間で使い切るんですかねぇ。
 大人でそんな人はまさかいませんよね。文筆を業としていて,パソコンではなくて手書きで原稿を書いていて,しかも万年筆ではなく鉛筆を使っているという人でも,1週間で1本の鉛筆を使い切るほど書いてる人は人はいないと思うんだけどね。中にはいるのかね。

● とはいえ,出先であっても,長く使っていれば短くなる。左の写真は,出先への持ち出し用にしている北星9500。まだまだ使えるが,ここから先は家で使う方がよさそうだ。
 外に持ち出すのはそろそろ終わり。持ち出し用鉛筆の任を解く。

2026年2月28日土曜日

2026.02.28 日本の50円鉛筆が優秀であること

● 前回から旅先には再び鉛筆を持ち出すようになっている。以前持ち出していた北星9500のHBにその任を命じているのだが,こうして書いていると,家で使っている Hi-uni のBとの差異はほとんど誤差の範囲に収まるのではないかと思えるほどに,違いがない。

● Hi-uni の方が芯の減りが少ないかもしれない。それと何というのか,ひと文字あたりの黒鉛の粒子数が Hi-uni の方が多い感じというか,筆線のクッキリ度がわずかに勝るというか,その程度のものだ。
 それも違いを探そうという視点を強いて持たせた場合の話であって,普通に書いている分には,Hi-uni でも9500でも変わりはない。Hi-uni でなければならない理由は何もない。

● 北星9500を使っていて思うのは,日本の50円鉛筆の優秀さだ。北星のHBは三菱やトンボより濃い。三菱9800やトンボ8900を使うとしたら,Bの方がぼくには向いていると思うが,9800や8900のBを使っても,同じように快適に書いて行けるだろう。
 いや,9800のBは体験済みだ。何の問題もない。快適だった。

● 鉛筆を使うのは小学生しかいないのだから,小学生にこそ Hi-uni を使わせたらどうかと思うことがあった。わずか165円で買えるのだから,小学生にはいい鉛筆を使わせるべきだ。
 それによって鉛筆に好印象を持ってくれたら,長じてから鉛筆に戻ってきてくれる可能性が少しでも高まるんじゃないか。

● が,間違いだった。彼ら彼女らが現に使っている鉛筆も充分にいい鉛筆なのだった。たとえ Hi-uni を使わせたところで,長じた後に鉛筆を思い出して,鉛筆に戻ってくる確率は変わらない。
 一般筆記に限れば,道具にこだわることに意味はない時代にとっくに到達しているわけだろう。

● こだわる必要のないことにこだわって,救いのない自己満足に浸っている暇があるのなら,その道具を使ってする作業に集中せよ,作業する時間を5分でも10分でも長くすることに意を用いよ,と神様は言ってるよ,たぶん。
 弘法筆を選ばずと言えども,紙とペンはよく選べ,などとナントカのひとつ覚えをかましている場合じゃない。作業する時間を増やせ。
 以上,自分に言ってみました。

2026年2月25日水曜日

2026.02.24 手書きの快

● Campus ノートの白紙を鉛筆で埋めていく。そこに快感がたしかにある。手書きの快感。
 大したことは書いちゃいない。書かなくても困ることは何もない。この快感を掠め取りたくて書いているのだろうかな。

● Campus でなくてもいい。鉛筆でなくてもいい。何であっても手書きの快感は掠め取れる。
 つっても,Campus より安いノートは百均ノートくらいだろうし,鉛筆より安い筆記具はどこぞで配っているノベルティのボールペンくらいのものだろうから,Campus と鉛筆を使うのが安上がりですむ所以でしょうけどね。

● 安上がりですむのが大事なところだと思っている。快感を掠め取るためには量を出さなければいけないからだ。
 ノートをたくさん消費することが,掠め取るための前提だ。たくさん消費するのだから高いノートでは困る。

● これは想像で言うのだが,たとえ貴方の年収が2,000万円であったとしても,この事情は変わるまい。
 気安く大量に使えるものでなければならない。Campus は質が良くて安いんだから,使わない手はない。

● 「書く瞑想」なんていうタイトルの書籍も出ているけれども,書くことには心を整える効果があることは間違いないと,ぼくも思っている。書いて吐き出すことの効果だ。
 しかし,吐き出し切るためには,もうこれ以上書くことはないというところがスタート地点になる。そこからどれだけ吐き出せるか。

● 意識下に沈んでいるものまで吐き出せないといけない。意識に上っているものは,意識下に沈んでいるものを引きずり出すための呼び水に過ぎない。
 そのためには,まず,意識にあるものをすべて吐き出すことが予備作業になる。その予備作業の過程で意識下にどれだけフックをかけられるか。それは神のみぞ知る。

● したがって,上手く行かないこともしばしばある。いや,上手く行かないことが常態だと思っていればいいのではないか。
 たまにズルズルと意識下を引きずり出せたと感じることがあるわけで,そのときは,これが書くことの醍醐味かと思うことになる。

● 巷の「モーニングノート」も pen-info さんの「瞬記」も,そこまで行かないと書く意味の過半はないことになるのではないかと思っている。
 ので,「モーニングノート」を毎朝やっていますという人がもしいたとしても,それは相当に凄いことだと思うのだけれども,意識下に到達できていないのであれば,週に1回か2回にして,1回あたりの排出量を増やしてみるのがいいのではないかと思う。

● そして,その作業を忙しい出勤前の朝にやるのは不可能に近いのではないかと,ぼくは思っている。それをできている人がいたら,それこそ神に近いのではあるまいか。凡人には到底叶わない技だ。
 だから,気張らず焦らず,気長にやるのがいい。短兵急にならないこと。

2026年2月23日月曜日

2026.02.23 つくし文具店の鉛筆キャップ

● 北星の「ペンシルガード」を弄りながら,他に何かないかとネットを見ていたら,つくし文具店の針金キャップが目に入ってきた。前から存在に気がついてはいたけれども,あまり気に留めていなかった。
 が,土橋正さんの紹介記事で補助軸に挿した状態でジャストフィットすると知って,俄然,気になってきた。

● クリップ付きの補助軸やキャップはいくつかあるけれども,いずれも携帯するためというよりは,転がり防止のためのものだ。
 たとえば,ミミックを胸ポケットに挿そうと思う人はいないだろう。挿せなくはないが,挿すことは想定していないと思われる。

● が,つくし文具店のは挿しやすそうだ。装飾性もほどよくある。
 1本の針金を曲げて作り出した造形。ポルトガルの VIARCO もバネ状の鉛筆キャップを出しているが,これに触発されて,そのモノマネにならないよう,工夫を加えたのだろうか。

● どちらも途方もない無駄をしている。キャップとしての機能を果たすには,樹脂か金属の方がいいに決まっている。製造コストも時間も少なくてすむ。
 あえてした無駄がいい。芸術的といえば芸術的。1,650円は妥当な価格と思う。補助軸に装着した状態で携帯できるのなら1本買ってみるか。

● つくし文具店には熱心なファンがいて,小コミュニティを作っているような気配がある。リアル店舗は閉鎖になったらしいが,ネットで購入可能。
 と思ったのだが,鉛筆を単体で持ち出すことがあるのかという問題。さて,どうするかな。

● どうするかなと思ったのが,昨年の8月2日。そのつくし鉛筆キャップをやっと買った。
 3色あるので,3色とも購入。フォルムが芸術的。カッコいい。

● 鉛筆が付属する。つくし文具店のオリジナル鉛筆だ。太軸。キャップはこの鉛筆にフィットするように作られている。普通の市販鉛筆は細すぎて,このキャップには合わない。
 芯の硬度表記はないが,4Bだろうか。描画用だろう。芯も太く,3.8㎜だろうか。

● 普通のハンドル式の鉛筆削りでは削れないが,たとえばこの鉛筆削りなら削れる。以前,ドイツ製の JUMBO 鉛筆を削るために買ったもの。高いものじゃない。チャチイしね。
 鉛筆削りはいいとして,短くなったときの補助軸がない。チョークホルダーを流用するといっても,この鉛筆に合うものはないような気がする。学研の三角太軸用を無理やり嵌め込むことはできる。

● 上記のとおり,このキャップはそのつくし鉛筆専用だけれども,土橋さんご指摘のとおり,普通の鉛筆でも補助軸を装着した状態なら使うことができる。
 シャツのポケットに颯爽と挿して出かけることができる。それが欲しいと思った一番の理由なのだが,ちょっと待て。そんなことをするのか問題は未解決だ。
 たぶんしないと思う。というわけで,少ぉし複雑な気分になっている。