2020年6月30日火曜日

2020.06.30 久しぶりにChromebookを

● 久しぶりにAcerのChromebookをひっぱり出してみた。Chromebookを2台買ったのに,使う局面がなくて遊ばせてしまっている。
 もったいないので無理にでも使おうと思って,時々,引っぱりだすわけだ。

● だけど,使い方がわからなかった。忘れちゃってるんですね。何をやろうとしたかというと,テキスト入力。
 そのテキストはUSBメモリに入っている。USBを接続することはできても,ファイルを開くことができない。どうやるんだったっけ。
 てか,USBメモリを挿すなんてのは,Chromebookの使い方としては邪道ですかねぇ。

 ファイルを立ちあげると,Chromeが開いてしまう。Windowsだったら自動的に「メモ帳」が立ちあがって即編集できるようになるのに,Chromebookだとそうならないのだ。これじゃ使い物にならない。
 設定を変えればテキストエディタで開けるようになるのだが,それに気づくのに結構な時間を要してしまった。

● が,ともかくテキストを使えるようになった。けれども,Think Padに比べるとキーボードがまるで違う。ペコペコしててとてもじゃないけどね。たぶん,自然に使わなくなるな。
 パソコンで最も大事なものは何かといえば,スペックや重量じゃなくて,キーボードの使い心地なんですよね。
 かつて,ThinkPad 13 Chromebook というのがあったけどね。これは打ちやすかったはずでしょうね。

● もう1台(ASUS製)は英字キーボード。好みの問題だと思うのだが,ぼくには英字キーボードは使いづらい。
 ASUSの方が軽いので,持ち歩くのにはこちらかなと思ったんだけど,キーボードがダメじゃ,軽くても持ち歩く気にはならないのだった。
 競合は「Android+BTキーボード」で,その競合相手に負けたということなのでもある。

● 今どきはWinPCも起動が速くなっている。メインマシンはWinだなと思った次第。で,すべての作業を1台に集約するのが効率を落とさないために必須。出先でPCをガシガシ使うなら,メインを持ちだすしかない。
 外に持ちだせるサブマシンが欲しいと思って購入したんだけど,2,3度持ちだして,こりゃダメだと思ってやめた。

● 外でPCを操る自分というイメージに溺れてしまったのがいけなかった。いや,自分のようなバカはたくさんいますけどね。
 いやさ,スタバなんかでPCを使っている人がけっこういるからね。彼ら彼女らの大体はバカっぽいじゃないですか。やめればいいのに,と思うじゃないですか。

● WinPCでもブラウザはChromeを使っている。PCで一番使うソフトは何かといえば,これはもう圧倒的にブラウザだ。どなたも同じじゃないかと思う。そのブラウザはChromeで決まり。
 のだが,OSはWindowsに慣れすぎている。Windowsの手順から離れる操作を要求されると,使いづらいと感じてしまう。
 ちなみに,Windowsは3.1の時代から操作体系の同一性をかなりの細部に至るまで維持している。何だかんだいって,マイクロソフトって大したものだと思うんですよね。

2020年6月29日月曜日

2020.06.29 同好の士はTwitterにあり

● Twitterでよくやる使い方。たとえば“測量野帳”で検索をかけて,出てきたTweetをダーッと見ていく。あっという間に1時間は過ぎてしまう。“トラベラーズノート” “能率手帳ゴールド”と次々にやっていくと,半日なんかすぐ終わる。
 あまりにスルスルと時間が過ぎていくので,こういうことをやるために自分の人生があるのではない,と言い聞かせることになる。

● 以前はInstagramでも同じことができた。ブラウザで“測量野帳 Instagram”で検索すると,Instagramに載っている測量野帳の投稿を見ることができた。
 が,今は仕様が変わったんですかね。それをやろうとすると,Instagramへのアプリを立ち上げることを要求されるようになった。ブラウザだけでは見ることができない。Facebookと同じことになったようですね。Googleの検索をはじく。

● Instagramには登録はしているのだが,一度も使ったことがないし,これからもないだろう。パスワードが何だったかも忘れてしまった(FacebookはIDを削除してだいぶ経つ)。
 ので,こういうことをやるにも,利用できるのはTwitterだけになった。Twitterだけで充分といえば充分だ。気晴らしというか退屈しのぎというか,少なくとも生産的なことではないので,Twitterでやり,同じことをInstagramでもやるというのでは,いくらなんでも時間の浪費が過ぎる結果になるかもしれないし。

● 測量野帳でも能率手帳ゴールドでも,皆さん,思い思いに,楽しそうに遊んでいるんですよね。どなたの人生も“楽しい”で埋め尽くされているはずはないので,測量野帳や能率手帳ゴールドを道具にして,束の間の息抜きを楽しんでいるのだろう。
 であれば,ぼくがそこに寄せるべきものは共感であって,それ以外の反応はあり得ない。もし,共感以外の反応をするのであれば,そうしたツイートを見るのをやめればいいのだ。

● 能率手帳ゴールドは霞が関の官庁や丸の内の大企業に務めるエグゼクティブが使うものだと決めつけていた。ステイタス商品だと思っていた。
 が,普通の若者がバンバン使っているのだ。小型手帳としては高価でも,5,500円で1年遊べるのだと考えれば,安いのかもしれない。

● しかも,贅沢に余白を気にしないで使っている。小型手帳ではその限られたスペースにどうやって多くの情報を盛りこむかが工夫のしどころで,小さい文字でビッシリ書くという発想を,ぼくなどはしがちなんだけども,そんなのはお呼びじゃないらしいのだ。
 そこが,思い思いに,楽しそうに,という所以なのだが,とにかく“楽しい”が最強なのだ。

● これらの人たちの中にはオフ会などを定期的に開いている人もいるのかもしれないが,そこまでやらずとも,Twitterでのこうした楽しみ方で,彼ら彼女らと脳内コミュニケーションを取ることができる。
 それで充分なのではないかと思う。同好の士はTwitterにありということだ。

2020年6月28日日曜日

2020.06.28 須藤 亮 『スマホメモ』

書名 スマホメモ
著者 須藤 亮
発行所 CCCメディアハウス
発行年月日 2018.12.13
価格(税別) 1,500円

● なぜ紙のメモ帳ではなくスマホでなければいけないのか。1つにはスマホは「人類史上初の片時も離せないモノ」だから。もう1つは,メモが1万,2万と増えてくると,自分思考のビッグデータになり,人工知能が扱うものになるからだ。

● 一方で,メモは見返すことと俯瞰することが大事だと語っている。俯瞰するための方法として,メモをA3でプリントアウトすることを推奨しているのだが,そんなシチめんどくさいことを誰がやるのだ? 俯瞰するなら紙にアドバンテージがある。
 メモの数が増えれば俯瞰はできなくなることを著者も認めており(だからこその人工知能),これはアナログでも同じではある。とすると,メモはデジタル化してAIの天佑を期待するしかない?

● すべてデジタル化しておけば,SiriやGoogleアシスタントが良き話し相手になってくれるかもしれないと,ぼくも考えたことがある。天涯孤独になったときに,自分をよく理解してくれている唯一の話し相手にスマホがなってくれるかもなって。

● 以下にいくつか転載。
 日々起こるちょっとした気づきを自覚し,それをメモとして記述する行為自体が楽しくなったのです。なぜかと考えたのですが,友人と会話をするとすっきりするように,脳に浮かんだものを掃き出し,自分の言いたいこととしてうまくまとめることで,脳が喜んでいるのではないかと思います。(p20)
 過去のメモを見返してみると,「あれ,この意味何だったっけ?」とか「これは私の言いたいことが表現されていないな」と思う文章が見つかります。そういう時は,その問題意識をそのままにしておかず,すかさず上書きしてしまいましょう。(p70)
 デジタル化が進むとは,何を意味しているのでしょう。端的に言うと,それは社会全体の情報処理のスピードアップです。(中略)これは,世の中の流れがものすごいスピードで進むことを意味しています。(p146)
 スマホに接している時間をバーチャルな時間と考えると,人々の生活は明らかにバーチャルシェアが急増しています。(中略)人々は,一人でも,バーチャルでも,さまざまな幸せを手に入れることができるようになりました。(p149)
 スマホメモは必然的に,人工知能につながっていくと思います。(中略)なぜかと言うと,スマホメモは自分のビッグデータだからです。ビッグデータを処理するのにAIは非常に便利な道具です。(p153)

2020.06.28 東京ソラマチのLoFtで測量野帳のカバーを買うかどうか迷う

● 東京ソラマチ。3階にLoFtとユニクロとディズニーストアがある。いや,お店はもっとたくさんあるけれども,ぼくが知ってるのはその3つしかないというだけ。
 で,LoFtを覗いてみた。知らない店に入ってみるという酔狂さは持ち合わせていないのだ。知らないということは,今まで縁がなかったということだ。今まで縁がなかったのだから,これからも縁はなくていいだろう。

● かといって,勝手知ったる店ばかりに入っていていいのか。いいんだよ。そこはもう居直っていい歳になったんだよ。
 というわけで,LoFt。LoFtは宇都宮にも2つあるし,銀座LoFtには何度も行ったし,何というのか馴染み感を勝手に持っている。どんな商品があるのかも,だいたい把握しているつもりになっている。

● が,取扱商品は店によって違うんですな。完全に画一ではない。
 当然っちゃ当然。その店がどこにあるかによって客層が違うとかいう話の前に,何を仕入れて何を仕入れないかの裁量権を店側に与えないと,人材が育たない。

● で,ソラマチのLoFtで初めて見たのが,測量野帳のカバー。測量野帳が2冊挟める。
 合皮。色は4種。野帳と同じ深緑,仕事で使って違和感なしの黒,金運アップの黄色,情熱の赤。赤は在庫1つだった。赤を買っていこうか。
 が,確信できることがある。買っても使わない。野帳のいいところはいくつもあるが,その中のひとつは薄くて軽いことだ。そこにカバーをかけては2つとも失われてしまう。

● 野帳の中紙は40枚だから,2冊持ち歩きたくなるのはわからないでもない。2冊持てば80枚になる。モレスキンに迫る枚数になる。
 過去に書いたのを読み返すのも,持ち歩いていればこそだ。現在使用中の1冊しか参照できないのでは少し不安だ。

● しかし,そういう人は,野帳ではなく別のノートを使えばいいのだろうね。モレスキンまで堕ちなくてもいいと思うが,適したノートは他にいくらでもあるだろう。
 野帳の良さは軽さ,薄さ,堅牢さ,そして安さだ。安さはともかく,軽さと薄さはカバーを拒否する要因になるし,堅牢さはカバーを必要としない理由になる。

● とはいえ,CampusにはSYSTEMICがある。2冊挟んで持ち歩ける。野帳にもSYSTEMICにあたるものがあっていいだろう。そう考える人がいても不思議はない。というより,自然なことだ。
 ちなみに,LoFtの店頭には4色しかなかったが,他にネイビーとアイボリーがあるらしい。

2020年6月21日日曜日

2020.06.21 銀座で文具売場を見て回る 2

● 先週と同じホテルに宿泊した。同じコースを回って銀座に。コロナのダメージは依然として続いているとしても,緊急事態宣言が解除され,だいぶ人出が戻ってきているのだと思うが,外国人がいない。
 ゆったりしている感じ。特に中国人がいないからだと思うんだけど,静かでもある。ウォークマンのイヤホンを耳に突っ込んで音楽を聴きながら歩くのに好適な環境。

● 今回は伊東屋に。銀座にあまたある聖地の1つ。
 狭いフロアが何階もあるのと,広いワンフロアとどちらがいいかといえば,圧倒的に後者。平面移動は苦にならなくても,上下に移動するのは億劫感を伴う。伊東屋に弱点があるとすれば,ここなんでしょうね。
 田舎者ほど上下の移動を苦にするとも聞いたことがある。なるほどと納得したものだ。
 率直に申しあげると,銀座で文具を買うなら,伊東屋ではなくLoFtに行くだろう。ジャンルによってフロアが上下に分かれているよりも,ワンフロアに全部あって,そこをあてどなく(?)彷徨うのが楽しいからだ。

● 伊東屋の魅力は品揃えであったろう。伊東屋に行けばあるだろうというリスペクト。もちろん,Amazonでよければあるに違いないが,リアルの品揃えはまた別物だ。それが,改装によって後退したように見える。
 いや,そういうことではないか。ぼくごときが欲しいものなど,たいていの文具店にはある。要するに,ぼくには伊東屋でなければならない理由がないのだ。それほどに尖ったユーザーではない。

● モンブランのノートがあった。モンブランって,いつからノートも作るようになったのだ? A5サイズ,ハードカバー,96枚で7,800円。ふざけるなよ,モンブラン。
 つーか,そういう戦略が通用する時代はもう終わってるだろ。わかっていても,その戦略を取らざるを得ないってことなんだろうか。誰かが間違って買ってくれれば大きな利幅が取れるんだから,薄利多売で苦しむよりも賢いわい,ってか。

● 久方ぶりにG-SIX。入店制限あり。というか,勝手には入れない。列を作らされて,消毒液を必ず使うように,マスクをしていない場合はするように促される。
 自慢じゃないが,3月以降マスクなどしたことはない。したことはないが,一応,携帯はしている。こういうときには逆らわずに付けることにしている。

● G-SIXに来るときは蔦屋書店を覗くとき。蔦屋書店のようなアクティブなお勧め・提案に対しては煩く感じることがある。提案の限界というのもあるだろうと思ったり。で,もういいかと思って遠ざかったいたんだけど。
 が,久しぶりに行ってみると,自分の浅はかさを思い知らされる。自分の知らない世界が膨大にあるのだと教えられる。
 誰か一人が提案しているわけではない。水準の高い人たちがチームを組んでやっている。自分と引き比べてはいけない。素直になることも必要だね。

● 文具売場にはプラチナのセンチュリー「ザ・プライム」のプラチナ仕様がありました。お値段は100万円。限定100本のうちの1本はここにあるということね。
 買ってしまう? あと20年(7300日)生きるとして,毎日使えば1日あたり137円。買っちゃいけない金額でもないな。いやいやいや,買っちゃいけない金額か。

2020年6月19日金曜日

2021.06.19 髙橋拓也・福島槙子 監修 『文房具店ガイド』

書名 文房具店ガイド
監修者 髙橋拓也
    福島槙子
発行所 玄光社
発行年月日 2020.06.30
価格(税別) 1,800円

● タイトルどおり。全国の文具店を紹介している。
 栃木県からは上野文具が紹介されている。74ページに小さく。

● 紹介されている文具店の中で行ったことがあるのは,次の5店。
 銀座ロフト
 誠品生活 日本橋
 銀座 伊東屋 本店
 有隣堂 伊勢佐木町本店
 丸善 丸の内本店

● 店名は知っているけど,畏れ多くて行けないのは,トラベラーズファクトリー中目黒。ここは行けない。トラベラーズノートユーザーの聖地だろうから。
 ここに行って,何も買わないで出てこれる人っているんだろうか。

● 知らなかったよ,行ってみたいな,と思ったのが,THINK OF THINGS。
 コクヨの直営ショップで,測量野帳やCampusノートのようなロングセラー商品を光の当て方を変えて,違った魅力を引き出すような展示をしているらしい。

2020年6月18日木曜日

2020.06.18 96枚ダイスキンはなくなったのか

● 5月30日。氏家のダイソー。旧来型ダイスキンが売場から消えている。96枚の赤,橙,黄も。80枚の黒も。
 以前にも消えるのかと思えた時期があった。が,消えなかった。今度はどうだろうか。

● 5月31日。ベルモールのダイソーにも旧型ダイスキンは見あたらず。今度はなくなるんだろうかなぁ。
 4月以降,手書きで書くのは激減といっていいほど少なくなっているし,在庫が潤沢にあるので,ぼく一個はさほどの打撃は受けないんだけどね。

● 6月1日。宇都宮トナリエ4階のダイソーには,赤1冊,黒2冊の旧型ダイスキンがあった。流通在庫と思われる。
 9日にそのトナリエのダイソーにあった旧来型のダイスキン3冊を購入した。ひょっとしたらなくなるのかもしれないと思うと,やはり在庫を積みましておくか,と。使う前にこちらの寿命が尽きるかもしれんのだが。

● ともあれ。この時点でトナリエのダイソーには旧来型ダイスキンは払底したことになる。
 次に来たときに新たに入荷していれば,ダイスキンは今後も健在だということになる。なかったら,廃番になった可能性が高いということだ。

● 6月18日。さて,自分が買った後に,旧来型ダイスキンが入荷されたかどうか確かめに,宇都宮トナリエ4階のダイソーへ。
 結果はどうだったかというと,80枚の黒ダイスキンはどっさりあった。今回もまた,旧来型ダイスキンがなくなってしまうことはないっぽい。

● ただし,96枚の赤や橙はなかった。96枚ダイスキンはなくなったのかもしれない。
 ダイスキンの存在感はモレスキンとの対比で濃くなる。ありていにいえば,モレスキンのお陰で得をしている。
 モレスキンと判型,造本,中紙の枚数が同じ。でもって,モレスキンの2,000円に対して,ダイスキンは100円。しかも,ダイスキンは少なくともプラチナのブルーブラックなら一切裏抜けしないのに対して,モレスキンは抜けちゃうことがある。

● そのモレスキンが96枚である以上,ダイスキンも96枚を維持してもらいたいものだが,無理を無理じゃなくしろと言っても仕方がない。
 かつては黒ダイスキンも96枚だったのが,80枚になってだいぶ経つ。おそらく,ダイスキンの中で最も売れるのは黒のはずで,それが80枚になっているんだから,他の色のもいずれはと思ってましたよ。

2020年6月17日水曜日

2020.06.17 ほぼ日手帳カバーの2つめをゲット

● 14日に銀座LoFtで “おちつけ” のほぼ日手帳カバー(オリジナル)を見かけた。
 が,手帳本体とセットでの販売。カバーだけ欲しい。

● なぜなら,物心ついた頃(つまり,社会人になって数年後)から能率手帳を使っている。男性の例にもれず,こういうところではかなり保守的になる。よほどのことがなければ手帳は変えたくない。
 能率手帳を選んだのは,たぶんに偶然による。多くの手帳を見比べてあるいは使い比べて選んだわけじゃない。
 であっても,変えることに抵抗があるのはなんでなんだろ。

● そうこうしているうちに,毎年,同じ能率手帳を長く使い続けることになり,そうなるともう他への変更は,気分としては浮気に近くなる。
 しかも,その浮気は1年は続くことになる。本妻がいるのに1年もの浮気を続けるのは人としてどうなんだ,と筋違いの,かつ大仰すぎることまで考えてしまう。


● が,ほぼ日手帳のカバーは持っている。A6ノートのユーザーなので,ノートカバーとして使っているからだ。だいぶ前になるが,岡本太郎の「建設」をあしらったカバーが出たときには,一も二もなく買ってしまった。
 無印良品の “開きやすいノート” を挟んで使っていた。ほとんど傷んでいないので,まだまだ使える。が,もうひとつ,“おちつけ” のカバーも欲しくなりましたよ,と。


● ので,15日にほぼ日ストアでポチッとした。3,500円なんだけど,5,000円以上で送料が無料になるので,いくつかくっつけてちょうど5,000円にした。
 ほぼ日の “おちつけ” グッズでは,こんなのも買ってる。世の中の問題のかなりの部分はさ,自分が落ち着くだけで消えるんだよね。
 しかも,これ,書体がいいじゃないですか。“け” なんて10分くらい見てられるよ。この “おちつけ” の文字をいつも目に入るようにしておくにはノートカバーはうってつけ。

● もうひとつ。じつは最近,ノートに手書きで何かを書くというのが,当社の対3月比で80%減になっているんで,このあたりで何か対策を講じなきゃなと思ってたのもあるんですよ。
 ノートのカバーを変えてみれば,何かが変わってくれるかも,っていうね。

● で,今日,ほぼ日ストアから注文していたものが届いた。中1日で届くのだからスピーディー。
 問題は手に入れただけで気が済んでしまって,使わずじまいになりかねないこと。淡々と使っていきたい。淡々と。

2020年6月14日日曜日

2020.06.14 銀座で文具売場を見て回る

● 潮見のホテルに泊まった。昨日,東京メトロの24時間券も買ってある。ので,今日は地下鉄を乗りまくろうかと思う。
 のだけど。行ってみたいところは特にない。昨日に続いて,今日も朝から雨が降っている。傘は持ってきてるけども,傘をもって動くのも億劫だ。

● 結局,今までに何度も行ったことがあって,ある程度は馴染んでいるところに行ってみるかということになってしまう。
 とりあえず,銀座に出てみることにした。潮見から京葉線で八丁堀。日比谷線で銀座。適当に出たところが並木通り5丁目だったので,並木通りを北に向かう。

中央通り
● 無印は素通りしたが,LoFtにフラフラと入ってしまった。まっすぐ5階の文具売場へ。
 ペンやノートのコレクション趣味は自分にはないし,使わないで飾っておく趣味もない。文具はあくまで実用品であって,使ってナンボだと思っている。で,ペンにしろノートにしろ,もう一生かかっても使いきれるかどうかわからないほどの在庫がある。
 実用を満たしてくれればいいので,ぼくの手元にいわゆる高級品はない。ノートだったらCampusとか,ペンだったら100円のボールペンとか,そういうものばかりだ。

● けれども,文具店を覗くのは楽しい。メーカーも売らんかなの命名やコピーを考えるし,店側もレイアウトや展示の仕方を工夫する。
 それが活気を生む。売らんかなのない売場なんて,それこそ泡の抜けたサイダー以下だ。広告というのは,基本,気持ちのいいものだな,と思った。
 ぼくの知る限り,モレスキンはここが最も充実。ぼくはアンチなんだけど,それでもフラフラっと買いそうになるレイアウトだ。店とメーカーの合作か。
 LoFtでは文具は買わなかったけれども,別なのを1つ買った。店内通行人であることを,今日は返上できたぞ。

● 銀座なんだから,こういう店もある。ぼくのような者が入ってはいけない店だろう。自重した。実際,入ったところで何も買わないのは目に見えているのだし。

● 京橋まで歩いてきた。ここまで来ると,地下鉄の起点になった八丁堀がすぐそこだ。何やら妙な気分になる。地下鉄で移動していると,この妙な気分にしばしば襲われる。
 高島屋に入ってみた。本館5階に文具売場がある。が,後悔した。百貨店に男が1人で入ってみたところで,そこは徹底的にアウェイなのだった。
 (後日,気がついたのだけど,新館5階に「タッチアンドフロー」が入っている。こちらに行ってみるべきだったかね)

● 対面にある日本橋丸善を覗く。こちらは,取り付くシマくらいはあるかな。取り付かないけどさ。というわけで,文具店巡りはこれにて終了。
 4月以降,文具を使う時間が激減している。できれば,元に戻るための刺激を得たいというスケベ根性があるんだけどね。その刺激は店や商品ではなくて,お客さんから得られるんじゃないかと思っている。でも,ま,自分から得られれば一番いいよねぇ。

2020年6月11日木曜日

2020.06.11 キーボード欲しいよぉ症候群 2

● スマホを入力マシンにするには,音声入力という手もあるけれど,キーボードを使いたいよということもあるわけで。
有線接続でThinkPadキーボードをつなぐと,入力自体はすこぶる快適。
 ただし,ケーブルをスマホに射し込むというそれだけの作業がとてつもなく億劫。ある程度の時間使い続けるとき限定。

● で,こちらのBTキーボードを使うことが多い。安物中華キーボードであります。
 キーボードに刻印されている印字のとおりに入力されないキーもあるし,折りたたみ式でキーの大きさが不揃いゆえ,タイプミスが頻出する。
 けど,Twitterに何かあげるくらいなら,パカッと開いてサクッと使えるこちらの安物中華キーボードを使ってしまう。

● なことを感じる今日この頃。スタパ齋藤氏のたまに超役立つ“ポケッタブルなキーボード”」を読みましたよ。
 「多く人が常用するキーボードと比べると,サイズが小さくてキー配列も特殊になりがちなスマートフォン向けのモバイルキーボードは,どれもフツーに打ちにくいのである」とあった。「どう足掻いてもいつも使っているキーボードよりは打ちにくい」のがモバイル用のキーボード。
 そうですな。そのとおりですよ。こういうものに過度に使いやすさを求めてはいかんのでしょうね。さすれば,目下使用中の安物中華キーボードで良しとしますかなぁ。

● 今まで出た折りたたみ式のキーボードで一番使い勝手が良かったのはリュウドのものだったかと思うんですが,その分,あれは厚みがありましたからね。
 リュウドもELECOMのOEMをやったりしてて,結局,なくなってしまいました。需要そのものがニッチの域を出ないんでしょうなぁ。

● ところが,そのリュウドのキーボードがヤフオクに出品されてたんで,ポチッと入札。RBK-2100BTJです。BTJは欲しかったんです。キーボードの印字どおりに入力できますからね。
 でも,深追いはしません。現在使用中の安物中華キーボードが,折りたたみ式としてはけっこうよくできていると思うんで。

上が安物中華キーボード 下がELECOMのTK-FLP01
● AmazonでELECOMのTK-FLP01を買ったんだけども,これは買う必要なかったと後悔した
 不満は2つあった。キートップが小さく,キーピッチが狭いと感じられること。ペアリングが持続しないこと。
 久しぶりに取りだしてみたら,サクッとつながってくれた。ペアリング問題は解除された(なぜだか知らんが)。となると,そこそこ使えるわいと思ってしまういい加減な俺。

● ただし,Bキーは折りたたみ線の左側に持ってきてもらいたかった。ShiftとVキーを小さくすれば造作もなかったんじゃないか。
 この列は,右側に8つのキーが並んでいるのに対して,左側は5つなのだ。NもMもかなり使うキーなのだ。もっと大きなキーにすることも同時にできたろう。

● ともあれ。そこのリュウドのRBK-2100BTJが加わるかもしれない。折りたたみ式BTキーボード3つ態勢。
 加えて,有線接続のThinkPadキーボードが2つ。無駄なことをしておるのぉ。

2020年6月10日水曜日

2020.06.10 上野駅構内の BOOK EXPRESS で

● 上野駅構内というかエキュート上野内の BOOK EXPRESS の店頭に文具がいくつも並べられておりまして。
 まずは,マークスのシステム手帳。「趣味に夢中な人のリフィル 趣味ノートセット」とある。バインダーと専用リフィルをセットで売ろうという魂胆(?)。女性に宛てていると思われる。
 これのSeria版がamifa「A5 6リングバインダー シンプルガール」でしょうね。

● マークスのシステム手帳を女性に宛てたものと言ったけれども,黒い手帳とか,黒い万年筆とかを別にすれば,文具の多くは女性に宛てている。ユーザーの多くは女性なのではないか。
 どうもね,文具を使う男性は一部のマニアというかヘビーユーザーに限られる。男性の多くは何の疑問も持たず,会社の支給品を使っているでしょう,たぶん。

● そういう意味で言うと,文具というのはもはや手芸用具のようなものになっているかもしれない。基本,女が使うものだ。
 文具の使われ方の基本は実用のためだけれども,その枠を越えて使うこと自体を楽しむという使われ方が増えているのではないか。とすれば,これはもう女性のものだ。仕事であれ非仕事であれ,自分が行う行為において楽しみを見出すことにかけては,男は女の敵ではないように見える。
 柔軟性という言葉で置き換えても差し支えないものかと思う。大雑把にいえば,因われやすいのは男だ。女の方が臨機応変な発想ができる。イデオロギーに落ちることなく現実主義を貫ける。

● 万年筆の本体とキャップを分けて,キャップにいくつもの色を用意し,好きな色を選んでね,っていう売り方も,女性に宛てたものだろう。
 自分がそうだからかもしれないけれども,デフォルトのまま使うものだと心得ているのが男だ。凝り性の男はもちろんいるが,ごく狭い分野でそうなるに過ぎない。その狭い分野で徹底してカスタマイズすることはあるけれども,残りの大半において,男性は思考節約的だ。

● インクもキャップの色と同じものを用意している。本体&キャップは樹脂製で,価格はPreppy3本分くらいになるけれど,カートリッジで儲けさせてもらいますよというビジネスモデル(?)だろう。
 多色性・カラフルに反応するのも女性の方で,男はここでもボーッとしているだろう。ぼくもそうで,万年筆のインクなどブルーブラックのみでいいではないかと思っている。

● それゆえ,こういうブランドにはどうもピンと来ない。男性に宛てた文具を作るというんだから。申しわけないけれども,このブランドの先行きは明るくないと見る。
 このブランドの製品を初めて見たのはベルモールの落合書店だったが,書店の文具売場を主な展開場所にしているんだろうか。それは間違っていないと思うが,質感も価格も中途半端な印象。

2020年6月7日日曜日

2020.06.07 川畑杏奈 『手帳とコラージュを彩るイラストかきかた帖』

書名 手帳とコラージュを彩るイラストかきかた帖
著者 川畑杏奈
発行所 技術評論社
発行年月日 2012.11.01
価格(税別) 880円

● 自分が不得手をすることをやっていて,それが嵩じて本にまでするという。羨ましくなってつい見てしまう。
 で,見たあとで,やっぱ自分にはできないなと思う。そうして自分に言い聞かせるのだ。飾ってはいけない。

2020.06.07 Bun2 4月号&6月号

● 宇都宮東武百貨店5階の文具売場。Bun2の4月号と6月号があったので,もらってきました。このフリーペーパーは偶数月の発行。ちょうど6月号が配布されたところだったんでしょうね。加えて,4月号が撤去される前だった。
 その端境期だったので,両方とも見ることができた。ラッキー。

● Bun2の読者は主には社会人かと思うのだけど,4月号の特集の名宛人は生徒・学生。出稿している広告も彼らに宛てているものが多い。この時期員新生活を始めるのは学生だけじゃなくて,社会人も同じですけどね。特に,新卒で会社や役所に就職した人たちは,これまでの人生で最も大きな転機を迎えた人たちだ。
 かく申すぼくも新生活を開始した人間ですよ。41年のサラリーマン生活から足を洗って,他人が決めた約束事や義務から自由になりました。

● ま,そういうことはどうでも。少子化で絶対数が減っているとはいえ,文具のユーザーっていうと,やはり勉強することを仕事にしている生徒・学生ってことになるんですかね。文具=勉強のための道具である,と。
 逆に言うと,社会人になったとたんに,ノートやペンを買わなくなる人が大半なんでしょうか。仕事で必要なものは会社が買ってくれるんだろうけどね。
 やった,これで勉強しなくてすむ,と思う人はそんなにいないと思うんだよね。文系の大学生は,すでに勉強しなくてすむ環境にいたはずだからさ。

● まずは,携帯はさみと消しゴムの記事。携帯はさみではサンスターとクツワが強いんですかね。
 と思ったら,コクヨはこの分野にも手を出している。まったく何にでも手を出すんだな,と言ってはいけない。総合文具メーカーなんですよ。紙製品だけではないんですよね。コクヨといえば,Campusノートであり,測量野帳であり,書翰箋であり,原稿用紙であって,紙製品を支配しているガリバーだと思いがちなんだけど。

● 消しゴムなんてもう改良の余地はないのじゃないかと思えるんだけど,メーカーはそんな素人レベルに甘んじてはいないのだ。消しクズが磁石にくっつく,鉄粉入りの消しゴム。カドが取れると富士山が現われる消しゴム。
 トンボのMONOはスリーブにミシン目を入れた。消しゴムがどんどん短くなっていくのに合わせて,スリーブも短くカットできるのだ。チキンラーメンのたまごポケットを思いだしましたよ。言われてみれば,何で今までなかったのだ? と不思議に思えてくるっていうかね。

● 第9回OKB48選抜総選挙。ボールペンの人気投票。1位はジェットストリーム,2位はブレン。三菱鉛筆とZEBRAが首位を競っていて,パイロットとぺんてるが後を追うという展開。
 手帳用にハイテックCコレトを10年間使い続けている。赤,青,黒,緑の0.3mmを装着して。が,これ,上位にいない。なぜ?

● 6月号の特集は筆記具。万年筆ではパイロットのキャップレスLS。キャップレスはパイロットの専売特許かと思いきや,プラチナも55年ぶりにノック式のキュリダスを出してきた。ステンレスのペン先,樹脂製のボディ。全般的にチープな外見だけども,価格も7,000円。
 EFを1本,買っておこうかと思っていたけど,まだ買ってない。4月以降,手書きする時間が激減してしまったからだ。何とかする必要があるのか,流れに任せればいのか。

● 万年筆のインクも最近はすごいことになっている。ここではナカバヤシの「浮世絵インク」が紹介されている。北斎,写楽,広重,歌麿の4テーマからそれぞれ4色。
 文具店でも,文具店独自のインクを販売している。若い女性が需要を牽引しているんだろうかね。
 これだけの多色インクが売れるということは,万年筆は文字を書く道具ではなくなりつつあるということだろう。鉛筆画,水彩画という並びと同じ列に万年筆画ってのが加わっているんでしょうね。
 もうひとつ,これだけのインクを使うとなると,万年筆も10本,20本と必要になるはずだ。安いスケルトンの万年筆(その筆頭はPreppyになると思うのだが)も売上を伸ばしているんでしょうなぁ。

● 三菱のユニボールワン。シグノとどう違うのと思ってた。「学生が勉強に取り組む意欲が湧いてくるペン」を目指したらしい。「色濃い文字が書け,見返した後のノートがくっきり見える新インクを搭載している」のだそうだ。
 いや,それシグノでいいじゃん,とぼくなんかは思ってしまうのだけど,メーカーはそういう安易な妥協はしないのだ。結果,かなり売れているらしい。

● ZEBRAのサラサはぼくも何本か持っている。数えたことはないが,10本程度だろうか。
 ただし,色はブルーブラックとグリーンブラックとグレーの3色のみ。ブルーブラックは1.0mm以外はすべて持っている。文字しか書かないから,そういうことになる(グレーは,使うことはないとわかっていながら買った)。

● が,サラサは「豊富なインク色で女子中高生に絶大な人気を誇っている」ようなのだ。で,ZEBRAは今年の3月にサラサグランドを出した。1本1,000円で高級感がある。「サラサクリップを学生時代に使っていた方が,社会人になっても使える高級タイプが必要と考え」た結果らしい。
 したがって,ビジネスユース(≒黒インク)という方向ではなく,11色の多色展開。社会人女性の購入者が多く,「手帳にちょっとしたイラストを書く」のに使われているんだとか。

● ともあれ。女性を掴め,ということなんでしょう。男どもよ,質実剛健なんてのじゃ時代についていけねぇんだよ,考え直せよ,ってことですかね。
 この場合の質実剛健とは,実用的っていうことね。実用性を満たせばそれ以上は求めない,というスタイルのこと。

● 今回は外海君子「ニューヨーク文具レポート」が面白い。鉛筆の話。面白いのは鉛筆じゃなくて,鉛筆に偏している人の方。常軌を逸して偏している人の話ってほんと面白い。
 三菱の9800にファーバーカステルの KIDS パーフェクトペンシルを合わせて使ってみようかね。KIDS は専用鉛筆じゃなくても使えるんでしょ。
 が,使う動機がノスタルジーというのは,あまりいい結果を産まない。経験の教えるところだ。

● というわけで,タダでもらえるフリーペーパーでけっこう遊べる。文具を扱ったムックや雑誌の文具特集なんか,読む必要ないね。フリーペパーのBun2で充分。
 どちらも業界紙的なところがあるのは共通している。が,業界事情にどれだけ詳しいかも,ファンにとってはアピールポイントになる。遊べますよ。

2020年6月5日金曜日

2020.06.05 無印良品の「雑記帳」

● 宇都宮は福田屋(竹林の方)に入っている無印良品で “未ざらし雑記帳” のA6を10冊ほど買った。前から気になっていたもの。
 トイレットペーパーでも茶色のものは売れない,消費者は白を選ぶ,という話を聞いたことがあって。だいぶ昔なんだけど。今は,茶色のトイレットペーパーを見かけなくなってるけどさ。
 古紙配合率が高いものを使った方が古紙価格の安定に資するから,資源の循環を円滑にするだろうという素人発想で,できるだけ茶色いものを使った方がいいよなぁと思っててね。

● 以前,年賀はがきが叩かれたことがあったじゃないですか。再生紙と謳っているのに古紙がさほどに入っていなかった,って。
 これ,叩く方がおかしいだろうって。そんなの見りゃわかんだろうが,って。第一,黒っぽい年賀はがきなんか売れないでしょ,って。叩くアンタはそいういうの買いますか。

● でも,時代は動くわけで。無印良品なんかが先導した結果かもしれないけれども,古紙配合率が高い封筒は普通に使われるようになった。むしろ,真っ白な封筒よりもそっちの方がカッコいいという感じになってきた。
 昔の“茶封筒”は手抜きや失礼や経費削減を連想させて,個人で使うには抵抗があったが,今はそうじゃなくなった。っていうか,昔のピラピラの “茶封筒” は今はない。しっかりした作りになっている。

● 封筒にとどまらず,ノートでも古紙配合率が高いものを使ってみようかね。チラッとそんなことを思ってみたりもするわけなのでした。というわけで,無印の“雑記帳”が気になっていたよ,と。
 ともあれ。32枚で39円。B罫。紙の中央をホチキスでとめて折っただけのもの。ノートとはそういうものだという原点回帰。
 ぼくのような者が何事かを書きつけるにはこれで充分だ。これ以上のものは,おそらく要らない。

● 表紙がないんだから,そのままバッグに放りこんでおいたら,紙がよれてしまうだろう。それでいいような使い方をするのが吉かとは思うんだけど,ぼくはひたすら文章を書くという使い方しかしていない。
 高級ノートはこう使う,安いノートはこう使う,という使い分けはできない。言うなら,すべてが雑記であり,ノートは必ず雑記帳なのだ。

● どれも同じように使う。だから,よれないようにコクヨのSYSTEMICに挿して使うことにしよう。挿しこむだけでも途中でよれてしまうかもと思ったんだけど,ちゃんと収納できた。
 となれば,普通のノートと同じ使い方ができる。万年筆(プラチナのブルーブラック)で書いてみたら,線が滲むことはない。裏に抜けることもない。
 しっかりした紙質だ。藁半紙を連想してはいけない。「梱包用紙としても使用される未ざらし紙を使ったノートです。引き裂きに強く消しゴムや消せるボールペンでこすった際にも破れにくい丈夫な紙なので,表紙をつけず1ページ目から書き出せる仕様にしました」ということなのだからね。

● しかし,書いている最中に位置がずれてしまうというか,だんだんSYSTEMICからはみ出してしまう。仕方がないでしょうね。
 ググってみると,A5サイズの “雑記帳” をオルドナーホルダーケースに入れて持ち歩いている人がいた。なるほど,ではA6の “雑記帳” を持ち歩くのにちょうどいいケースを買うか。オルドナーホルダーケースほどじゃなくていい。ダイソーにありそうな気がする。
 が,ケースから出す手間がかかるんじゃ,それでなくても最近は書かなくなっているのに,いよいよ書かなくなりそうだ。

● SYSTEMICに挿しこむのじゃなくて,単に挟んで持ち歩くことにするか。SYSTEMICにはモレスキンと同じようなゴムバンドが付いているので,カバーから外れることはないと思う。この場合,2冊挟んだ方がしっかり抑えられるようだ。
 そうしてあくまで普通のノートと同じように使う。安いからといって雑には扱わない。

● 安いといえば,ダイスキンは(A6より小さいのだが)96枚で100円だ。ハードカバーとゴムバンドが付いたれっきとしたノートだ。
 ダイスキンがどれだけ安いかってことね。無印はひとつのブランドになっているが,さすがにダイソーがブランドになることはないでしょうね。
 もっとも,96枚のダイスキンは最近見かけなくなった。ひょっとすると,なくなってしまうのかもしれない。

2020.06.05 NOLTYのフラッグシップノート

● 宇都宮の福田屋(竹林の方)2階のLoFtで発見(?)。NOLTYのハードカバーA5ノート。5mm方眼,B罫,無地の3種。96枚で2,900円。すでに出ているノルティノートブック(A5サイズ)は88枚で800円だから,価格差はかなりのもの。
 「特注の手帳専用用紙で,極上の書き味を実現しました」とある。能率手帳ゴールドと同じ紙を使っているのだろうか。

● 小日向 京さんは『惚れぼれ文具 使ってハマったペンとノート』において,「私はこれ(能率手帳ゴールド)をスケジュール管理に使っていません。なんともったいないと思われることでしょう。しかし用紙があまりに良いため,空欄を作るのが惜しいのです」(p112)と書いている。
 そのあまりに良い用紙を使っているんでしょうねぇ。

● 用紙のみならず,カバーを含めての質感もかなりそそって来る。「これを見てもモレスキン・ラージなんぞという粗悪なノートを使い続けるのか,諸君」とか言っちゃいそうになる。
 ま,ゴムバンドはないんだけれども,モレスキンと比べては申しわけないような品質であるに違いない。

● では,ぼくがこれを買うかといえば,ちょっと手が出ません。価格に関していえば,品質に比してむしろ安いのではないかと思う。使ってもいないのに,こんなことを言っちゃ何なんですけどね。たぶん,それで間違いないかと。
 ただ,この凛とした質感は,ぼくのような下賤な者を寄せ付けないっていいますかね。俺が使っちゃいけないよなと思わせる。

● ま,とはいっても,つまりはノートだ。そこまでへりくだることもないんだろうけど,今まで見たノートの中で最も気品あるルックスを持っている。いずれは使わせてもらうことがあるかもしれないけれども,今はやめておこう。
 たださ,能率手帳ゴールドだって,そのへんのチンピラニーチャンやネーチャンが使ってるっぽいからね。ぼくがこのノートを使っても別におかしくはないような気も・・・・・・