2021年10月29日金曜日

2021.10.29 文具スーパー事務キチ

● 車で何度も店の前を通り過ぎて,その度に気になっていた「文具スーパー事務キチ」に寄ってみる機会を得た。ベルモールの近くにあるのだから,行こうと思えばもっと早く行けたはずだが,それがなかなかね。
 ベルモールで用がすんだら,さっさと帰ってきちゃうのでね。わずかの距離が遠いわけでね。

● 事務キチとあるとおり,事務用品の品揃えが豊富。領収書の冊子やコピー用紙その他パソコン周りの品など。A5サイズのコピー用紙もあった。ぼくが知る限り,宇都宮の文具店でA5サイズのコピー用紙を店頭に置いてあるのはここだけだ。
 平日の昼下がりだからか,お客よりスタッフの方が多い。店に来る個人客を相手にするよりも,法人相手の外商で食べているんだろうか。

● 文具の品揃えにはこれといった特徴がない。宇都宮では特徴なんて出しようもないと言われれば,それはそうだと頷くしかないのだが,竹林の福田屋に行って,上野文具や LoFt を見ている方が楽しい。
 陳列はスーパー然としている。LoFt にはある華やぎがここにはない。ぶっきらぼうに陳列してある。この店特有のトンガリを作ろうとも思っていないようだ。

● が,価格は市中の文具店並みだ。ユニボールワンや SARASA もいわゆる定価販売で,上野文具より安いわけでもない。Preppy も300円(0.2mmは400円)の定価販売。
 三菱鉛筆の uni がダース(消しゴム付きのケース入り)で990円だった。定価よりいくらか安いが,しかし,アピールできるほどの価格でもない。

● やはり店頭販売はついでにやっているものなんだろうか。法人相手にアスクル的な仕事をして稼いでいるんだろうか。
 気になっていたところに行ってみて,こういうところだったのかとわかれば,気がかりが1つ減るわけであって,精神衛生にはプラスだった。

2021年10月26日火曜日

2021.10.26 東京メトロの文具を集めてみよう 3

● ところが,なかなか終わらないで,第13弾。メラミン樹脂のカップ。メトロ文具を集めているうちに,駅乃みちか嬢に惹かれちゃったらしいんですよ。すでにメトロを解雇(?)されているみちか嬢グッズをもう少し集めたくなった。
 これは “メトロの缶詰” で500円で販売されていたものらしい。780円でゲット。もちろん,未使用品。

● 第14弾。みちか嬢のトートバッグ,300円。東京に出かけるときは,これにメトロのドラえもん缶バッジを付けて,持って行こうと思いますよ。
 ボールペンはすでに2本あるけども,メルカリの出品者がオマケに付けてくれたもの。

● 第15弾。ドラえもんのハンドタオル2枚。400円。
 ハンカチ代わりにしようかと思う。ハンカチなんて,ぼくの人生にはなかったものの1つなんだけどね。

● 現時点でポチってるものはない。これで打止め。
 他にも,セロテープ,折り紙,キーホルダー,ホチキス,手拭い,弁当箱,クリップ,なんかがあるんですけどねぇ。
 針を外すためのリムーバーはしばしば使うけど,ホチキスを使うことはないんですよねぇ。やっぱ,打止めでしょ。

2021年10月24日日曜日

2021.10.24 ダイソー版測量野帳とご対面

● 用事があって蒲田に来た。そのついでにマルエツ3階のダイソーを覗いてみた。ダイソー版測量野帳がないかと思って来たんですが,ここにもないようなんでした。
 用事がすんでから,京浜東北線を一駅乗って川崎。「休日おでかけパス」をもっているので,小田原までは乗り降り自由。
 モアーズ川崎の4〜5階に入っているダイソーに行ってみた。ここならあるだろうと思って。

● ありましたよ。やっとダイソー版測量野帳と対面
が叶いました。色は白,グレー,黒の3色なんですかねぇ。
 商品名は「グリッドノート」。3mm方眼。コクヨ版 SKETCH BOOK とここは変わらない。判型もコクヨ野帳とほぼ同じ。横幅がわずかに小さい。中紙はコクヨの40枚に対して32枚。

● 製本の仕方はよくわからない。折丁を4つ重ねているようにも見えるが。折丁間をどうつないでいるのか。接着剤を使っているようでもあり,横断的に糸でかがっているようでもある。
 開いた状態で手を話すと閉じようとする度合がコクヨ野帳より強い。コクヨ野帳はどうにかこうにか開いている状態を保つが,ダイソー野帳は閉じてしまう。といって,ダイソー野帳に実用上の問題があるわけではまったくない。

● コクヨ野帳の本体価格は210円だが,たとえばカウネットで10冊単位で買えば税込みで150円程度になる。ヘビーユーザーはそういう買い方をしているだろう。つまり,価格的にもダイソー野帳がコクヨを脅かすことにはなりそうもない。
 自分自身,コクヨ野帳からダイソー野帳に乗り換えようとはまったく思わない。測量野帳の中でも,ぼくが使っているのは LEVEL BOOK だからというのもあるんだけど。

● ダイソー版のトラベラーズノートが300円で出ても,4,000円の本家トラベラーズノートはかすり傷すら受けていないだろう。測量野帳も同じだ。
 モレスキンに対するダイスキンのような衝撃はない。ダイスキンの衝撃がどこから生じているのかと言えば,モレスキンの品質と乖離したボッタクリ価格からだ。モレスキンが価格に見合った品質を備えているのであれば,ダイスキンがここまで話題になることはなかったはずだ。

● さらに言うと,ダイソーがいつまでこの「グリッドノート」の供給を続けるかという問題もある。もしこのノートが気に入ってずっと使いたいと思うのであれば,今のうちに将来使う分も買い溜めておく方が間違いないだろう。
 「グリッドノート」が定番化に至る可能性はさほどに高くはない,と見ておくのがよろしかろう。

● ところで。蒲田のダイソーにこんなノートがありましたよ。名前が無印チックだね。日本製とあっては,紙質もダイスキンとは違うんでしょう。A6のCampusは48枚だけど,Campusの対抗品になるですかなぁ。
 ぼくはダイソー野帳よりこちらの方に興味を持った。が,買うのを忘れてしまった。

2021.10.24 ANGERS で Letts の手帳とペリカンの万年筆を見る

● 久しぶりにJRで上京した。上野駅でいったん降りて,駅構内の「ANGERS」を覗いて行くことにした。こういうことをしたいから,JRにしてみたのでもある。
 この時期だとどうしても手帳売場を中心に見ることになる。来年の手帳はすでに購入済みなのだが,それでもそうなる。

● イギリスの Letts の手帳を並べている。Letts を並べているのはここぐらいのものだと思うのだが(いや,伊東屋にもありますけどね。っていうか,Amazon にある),どれくらい売れてるんだろうな。
 世界で初めて手帳を作ったのが Letts だと聞いている。200年前のこと。文久遣欧使節に加わった福沢諭吉がパリで買って持ち帰った手帳も Letts の製品だったのだろうか。その時分には欧州の各国で作られていたろうかな。

● バーチカルで時刻スケールが12時間分しかないんだよねぇ。これでは使えないというのが普通の感覚かなと思うんだけども,それは日本ローカルの感覚で,スケジューリングの対象になるのは仕事だけであって,仕事を離れたプライベートはそもそもスケジューリングなどすべきではないというのが欧州標準だったりするのかね。それはそれで見識だと思うんだけどさ。
 世界でも抜きんでた手帳大好き民族は日本人らしい。手帳とか日記とかが好きで,ブログを書く人の割合が高いのも日本。スケジューリングではなくて記録をつけておくために使うのだとすれば,なおのこと,12時間の枠しかないのでは使えないと感じるはずだよね。

● 和製手帳の方がいいと思いますねぇ。暦にも六曜とか日本独特のものがあるし,何より祝日が世界共通じゃないから,舶来品は使いにくいでしょう。
 Made in China でもかまわないから,日本人に宛てた手帳の方がよろしからん。

● ペリカンのスーベレーン M1000 をしみじみと見た。買えないけどさ。価格は8万円を超えていたからねぇ。
 ペリカンのスーベレーンは,軸の太さによって5種類があるらしい。太い順から 1000,800,600,400,300。ただし,最も細い 300 は,昨年,製造中止になっている。
 400 は携帯用だという。日本人の平均的男性に向くのは 800 なんだろうか。価格はAmazonで53,000円ほど。10年使えば月額441円。極めて安い道楽になるが,ぼくは買わない(買えない)。

● 4万円で買える400が売れ筋かと思うんだけど,400 は要らない。これはもう,古道具屋も引き取らないほどの膨大な数の製品が,日本列島のそこかしこに埋もれているだろう。
 もちろん,言葉のアヤというやつで,古道具屋に持っていけば引き取ってくれると思うんだけども,こちらの動画を見て,そういうことを言ってみたくなった。
 万年筆はギフトが多い。だから,万年筆に興味のない人が買う。もらった方も使わないで眠らせている。数万円だからといって稀少なのではなく,大量に市場に出ているんだよ,と紹介されている。

2021年10月23日土曜日

2021.10.23 宇都宮では能率手帳ゴールドは売れない?

● 宇都宮は上野文具の本店を覗いてみた。主には手帳売場ということになるんだけども,先月の12日に手帳を買いにここに来たのだが,ピンポイントで探しているものがなかったので,何も買わずに出たのだった。
 そのときに,能率手帳ゴールドが1冊だけ置かれているのを見つけた。ぼくの知る限り,宇都宮の文具店で能率手帳ゴールドを置いているのはここだけだ。ここの1冊だけだ。ジョイフル2にもなかったから。

● その能率手帳ゴールドがまだ残っていた。売れたので補充したのかもしれないが,売れずに残っている可能性が大と見る。
 その1冊が売れないで残っているということは,能率手帳ゴールドを買った人は,この界隈には1人もいないということだ。

● 能率手帳ゴールドっていうと,ぼくの年代だと,組織の幹部クラスやいわゆるエグゼクティブが使うものだと思っている人が多いだろう。ぼくもそう思っていた。ので,自分で使うことなど,考えたこともない。
 が,実態はそうではないのだろうと想像はつく。そういうアッパークラスは絶対数が少ないわけだから,そうした人たちにしか使ってもらえないのでは,商売にならないとしたものだろう。エグゼクティブに憧れるノン・エグゼクティブにたくさん使ってもらわないと。

● けれども,SNSを覗いてみると,そうした範囲をも越えて,わりと普通の若者や主婦が使っていたりする。
 “能率手帳=オヤジ手帳” の思い込みもぼくなんかは持ってしまっていて,黒くて味も素っ気もないと思われる手帳を女性が使っているというのがなかなか想像できないのだが,能率手帳ゴールドに関しては女性ユーザーの方が多いのではないかと思える。
 そういう人たちがSNSにアップしているものを検索によって串刺しにして見るわけだから,ユーザーの集合を作ってその集合要素だけを見ていようなものだ。この世は能率手帳ゴールドのユーザーで溢れていることになる。リアル世界とは乖離する。そこは当然のこととして押さえておかないといけないのだが。

● が,そこまで裾野を広げても,宇都宮のリアル店舗では能率手帳ゴールドは1冊も売れない? たしかに,自分の周囲で能率手帳ゴールドを使っている人を見たことはない。ぼくがいる世界は,そもそもがそういう世界ではないってこともあると思うけど。
 それにしてもなぁ。宇都宮のリアル店舗では1冊も売れないということになると,それはなぜなのかを知りたくなる。掌に乗る綴じ手帳に5千円も出せる人は宇都宮にはいない? いくら何でもそれはないからねぇ。

● メーカーの通販サイトで注文すると名入れサービスがある。実店舗よりもネットで買う人が多いんだろうか。あるいは,能率手帳ゴールドも大都市圏でしか売れない類の製品なんだろうか。

2021年10月22日金曜日

2021.10.22 東京五輪記念の測量野帳

● メルカリで東京メトロ文具を買い漁っている(?)のだけど,それ以外にこんなのも買いましたよ。東京五輪記念の測量野帳。中身は3mm方眼の SKETCH BOOK。赤,白,緑,紺の4色セットを2つ。
 1,799円でした。レギュラー品より安い価格。出品者様,ありがとうございました,ペコリ。


● ところが。これ,かなり売れ残ったようで,税込98円で売られてたりするらしい。野帳に限らず,五輪文具は叩き売り状態のようだ。
 ので,言いたかないが,貧乏人がにわか転売ヤーに成りさがって,98円でごっそり買い込んだものを何倍かの値段でメルカリに出しているのが,どうやら実態っぽい。


● とはいえ,それでもレギュラー製品より安い値段で買えることには変わりがなく,メルカリでさらに安い出品があったので,辛抱できず買っちまった。16冊で2,577円,1冊あたり161円。
 この安さなら買っちゃうでしょ。使うことは間違いないので。


● ただ,これを定価(税込550円)で買った人はお気の毒。っていうか,無観客だったんだもんね。定価で買った(買えた)人なんてそもそもいたの? って話か。
 設けそこねたメーカーが気の毒という話か。ただし,メーカーに同情の声は集まらないだろうな。

2021年10月19日火曜日

2021.10.19 キュリダスが届いた。けれど・・・・・・

● 今日,キュリダスの現物が届いた。
アビスブルーのF(細字)だ。
 が,さっそく使い始めましたとはならなかった。しばらくは使わないと思う。Plaisir の書き味や使い勝手に不満があるわけではないので,このまま Plaisir を使い続ける。
 ノートはダイスキンを使っている。まだまだドッサリと在庫がある。全部使うつもりだけれども,ダイスキンに合うのは Plaisir の方だよね。

● ダイスキン以外でもぼくが使ってるノートはコクヨの測量野帳やCampusノートだ。要するに,安いものだ。安いものだから常用できる。
 キュリダスも本体価格は7,000円だから,万年筆としては安い方の部類に属するものだ。測量野帳やCampusノートにはキュリダスでいいと思うけど,ダイスキンを使っている間は Plaisir で行こう。

● キュリダスを早く試したいという欲求が希薄なのでもある。つい買ってしまったものの,そんなに欲しかったわけではなかったことが,買った後にハッキリするという,よくあるパターンだ。しばらく眠らせておくことになる。
 万年筆の最良の手入れは毎日使うことだとすれば,ぼくは1本主義だ。何本もの万年筆を使い分けるという芸当ができるとは思っていない。手帳は1冊,万年筆は1本。
 現時点では,ダイスキンに Plaisir(0/3mm:F)で日記的メモを書き,6年連用日記にしている無印の “1日1ページノート” に Preppy(0.2mm:EF)を使っているので,厳密には2本使いではあるのだが,1本にまとめても何も問題なし。

● キュリダス絡みで You Tube の万年筆動画を見る時間が増えているのだが,数万円の万年筆を何本も持っている人がいるんだね。持っているだけでなく,使ってもいるようなのだが,どうすればそういうことができるのだろう。
 用途に合わせて使い分けてる? 使っている万年筆の数だけ,書く用途があるとは思えない。メモ用,日誌用,手紙用,封筒の宛名書き用,サイン用。と言ったって,今どき,手紙を書いたり,まして封筒の宛名書きをすることがあるんだろうか。

● インク沼にはまっている人なんだろうか。あるいは,万年筆を使う目的が万年筆を使うことにあるというタイプ。つまりは,万年筆で遊べる人。
 そういう人からすると,実用性しか考えない人のことは,万年筆の奥深さ,面白さがちゃんとわかっていない人に見えるのかもしれないなぁ。
 ぼくはブルーブラックを入れた細字用の万年筆が1本あれば足りるなぁ。

2021年10月18日月曜日

2021.10.18 東京メトロの文具を集めてみよう 2

● メトロ文具,どんどん届いている。
 第9弾は色んなものの詰め合わせ。メトロ関連では消しゴム(トンボのMONO)と缶バッジのみ。缶バッジは第4弾と被ってしまったが,やむを得ない。
 他は,JRのボールペン4本,SL缶バッジ2個セット,マスクケース,東武のシール,B6リングノート3冊。以上で何と1,111円。安いの,いただきました。
 3冊のノートのうち,ヘッドマークの表紙のはロルバーンだが,あとの2冊はどこだろ? 紙は画用紙並みの厚さ。横罫なのだが,罫線幅は10mmある。
● 第10弾。再び,ドラえもんの缶バッジ。第4段のとは色が違う。こっちも欲しいなと思っちゃった。300円。
 

● 第11弾。これが何かと言えば,タイピンであります。今後,ネクタイを締めることがあるとすれば,葬式に出るときくらいでありましょう。勤務していたときもネクタイは嫌いでありました。そもそも,タイピンなんてダッセー,でありましょう。
 ので,鑑賞用ということで,ひとつよろしく。980円でした。

● 第12弾。乃木坂46のメトロ24時間券,6枚セット。これ,自分でも買ってた。メトロの24時間券は600円だ。こうした限定品で製造コストがかかっているものであっても,600円を超える価格で販売することは法令違反になるのだろう。
 したがって,600円×6枚+送料650円=4,250円 が購入コストになる。ところが,これが3,500円でメルカリに出てて。何かの間違いかと思った。使用済みのものじゃないのか。が,「未使用です」と書いてある。
 どうして自分で使わないのだろう。最初からメルカリに流すつもりで買ったのだろうか。であれば,もっと高い価格を付けるよねぇ。この価格では “750円+ぼく宛の送料分” が赤字になるはず。
 すでに使用済のものをバラで500円とか,セットで2,000円とかで出している人もいる。何か勘違いをしたのか,パソコンの数字キーを押し間違えたのか。よくわからないのだが,こちらとしては速攻でゲット。間違いなく未使用だった。

● 第4弾の缶バッジは,こんなふうに,常用してる無印のトートにくっつけましたよ。お世話になってる東京メトロを全力応援ですわ。
 それ以上にお世話になってるJRや東武はどうするんだ? って,それは考えていなかった。

● めぼしいものには一応手を出したつもり。文具じゃないものもポチった。そろそろ終わりにしようか。

2021.10.18 プラチナのキュリダスをポチッと。けれど・・・・・・

● キュリダス,ついに買っちゃいましたよ。17日にポチった。アビスブルーのF(細字)。

● 1年半前にプラチナがノック式万年筆を出したと知ったとき,久しぶりにそそられる筆記具が登場したなと思った。これはたぶん買うであろー,と思った。
 ノック式万年筆といえば,パイロットのキャップレスがあるわけだ。しかし,プラチナのブルーブラックインクを使いたい。パイロットのインクは紙によっては裏抜けすることがある。ぼくは安いノートを使っているので,プラチナインクの方が安心できる。
 キャップレスにプラチナインクを充填すればすむ話だが,プラチナからノック式万年筆が出たのであれば,そちらを使えばいい。

● しかし,Preppy と Plaisir で満足していることもあって,結局,そのまま1年半が経過した。
 が,再びキュリダスが頭をよぎるようになった。You Tube でキュリダスをレビューしている動画を何本か見た。1年半前にも見ているはずなので,正確にいえば見直した。
 動画を上げているくらいなのだから,だいたいはほめている。キュリダスいいじゃん,となる。

● パイロットのキャップレスと比較して中身を作ってるのが多い。これは誰でも考えるわけだから,その誰でも考えることをやってみても,その他大勢にしかならないんだな。
 企画や編集ができる人って少ないのだなと思ったんだけども,視聴する側からの需要もここに集中しているでしょうね。

● ペン先はステンレスなので書き味は Plaisir と同じだろうと思っていた。Preppy や Plaisir と同じなら,EF(極細)では硬すぎるからFの方がいい。
 Preppy の0.2mm(EF相当)をノートに合わせてみたことがあるのだが,すぐに0.3mm(F相当)に戻したくなった。キュリダスも買うならFかな,と。ノートに書くのがメインの使い方になるなら(つまり,手帳記入用にしないのなら)Fでしょ。
 が,これらのレビューが説くところでは,Plaisir とキュリダスでは書き味は別物らしい。どんなふうに別物なのかはわからないのだが,タッチが Plaisir より柔らかいのであれば,EFでもいいかもしれない。

● でも結局,アビスブルーのFをポチってしまった。動画を見ているうちに,買わないでいるという選択肢が消えてしまったわけね。Plaisir の0.3mmを使っているんだから,とりあえずFにしとくか,と。
 明日か明後日には届くと思うが,届いてもすぐには使わないと思う。少なくとも,Plaisir のカートリッジを使い切るまではね。

● 万年筆は毎日使うことが最良の手入れだと言われる。逆に,毎日使っていれば特段の手入れなど必要ないと,ぼくは思っているのだが,毎日使うためには常用する万年筆は1本の方がいい。色違いで何色か使うという人も,その使う色の数だけに押さえるのがいい。
 ぼくはブルーブラックのインクで文字を書くだけだから1本でいいのだが,キュリダスを使うのであれば,Plaisir は水洗いしたうえで休ませなければいけない。たとえ1,000円の安い万年筆だとしても,そういう配慮はしてやらないといけない。

● ところが。ポチってからひと晩たつと,また余計なものを買ってしまったかなという後悔めいた気分が湧いてきた。Plaisir で用が足りているので。
 現在使用中の Plaisir は2017年2月に買っている。4年半ほど使えている。嵌合を含めて何も問題は出ていない。ひょっとすると10年は使えるかもしれない。

● ノック式のキュリダスに惹かれたのは,胸ポケットにさしておいて,とっさの時のメモ書きに使えるのじゃないかと思ったこともあるのだけど,とっさのメモに万年筆を使うってことがそもそもどうなのか。
 ダイゴーの「ジェットエース」や「すぐログ」が手元にあるのだが,どちらも鉛筆付きだ。それらを持ち歩いて,とっさのメモにはそれで対応すればいい。
 キュリダスは要らなかったかもしれない。届いてもすぐには使わず,しまっておくことになるか。それも何だかなと思うけど。

2021年10月16日土曜日

2021.10.16 文具は安い

● 12日からまたダイスキンに何も書かなかったので,今日は4日分の追い書きをした。何を書いているのかと言えば,日記的なメモだ。ほとんど日記あるいは日誌といっていい。
 手帳におおよそのログは残しているし,さらに詳細(?)は写真入りでTweetし,最終的にはこうしてブログの形で残すのだから,ノートに何かを書くというのはやめてしまってもいいのではないか。

● と思うことがある。つまり,書くために書いているようなところがあるからだ。が,結局,やめないだろう。
 書くために書くのであっても,やめない。それが遊びになっているからだ。遊びをやめろと言われても(誰にも言われてないけれど)困る。

● この遊びは時間消費型ではあるが,金銭は消費しない。100円のノートに1,000円の万年筆で書いているのだ。じつに安いものなのだ。
 仮に3,000円のノートに30,000円の万年筆を使ったところで,やはり安いと言っていいだろう。30,000円の万年筆が5年もつとすれば,月あたり500円。かなりの量を書く人であっても,ノート1冊で2ヶ月はもつだろう。3,000円のノートなら月あたり1,500円。併せて2,000円にしかならない(ぼくの場合だと67円)。
 これでひと月楽しめるのだから,とんでもなく安い趣味であり娯楽であるのだ。

● 文具は安すぎるのだ。はるかな昔は,ノートもペンも庶民が持つことは叶わないものだった。貴族や修道士など,ごく限られた浮遊階級,知識人層の特権だった。それが今は,貴賤を問わず誰でも持てるようになった。
 まぁ,文具に限らず,何でもそうなのではある。映画だって昔は相当な贅沢品だった。今は,AmazonプライムやNetflix,U-NEXTで見るのであれば,タダ同然と言いたくなる料金で好きなだけ見ることができる。

● 米のメシだってそうだろう。昔は銀シャリと呼ばれたのだ。誰でも食べられるものではなかった。衣類でいえば,ダウンジャケットも完全に庶民のものになった。カシミアのセーターもそうかもしれない。価格帯には相当な幅があるにしても,ともかくぼくらの手の届く値段になった。
 コーヒーや紅茶もそうだろう。もっと言えば,砂糖もそうだ。教育も典型的にそうだ。書物もしかり。
 かつては高嶺の花だった品物やサービスの価格が下がることを大衆化というのだが,ほとんどすべてのものが大衆化したといっていいくらいになった。

● 現在の生活保護世帯の暮らしは江戸時代の大名のそれよりも高水準とは言わないけれども,武士階級の平均よりははるかに上のはずだ。
 唯一違うのは,当時は人間の値段が考えられないくらいに安かったから,人を使うことができた。それだけは今はできない。相当以上に富裕でなければ,使用人は雇えない。
 人を使いたいのであれば(使いたいと思う人はあまりいないだろうが),会社という組織に属してそのトップに登りつめるしかない。そうすれば,会社のお金で出退勤のための運転手を雇えたり,秘書を使うことができるようになる。

● 嫁という立場の女性が嫁ぎ先の使用人だった時代は,さほどに昔のことではない。これも人の値段が安かったからこその悲劇だ。
 今,これはあり得ない。嫁は嫁ぎ先にとっての賓客だ。

● そういったことはあるのだけれども,モノは安くなった。サービスも安くなった。特権財はほぼ消えたといっていいのではないか。強いて言えば,貴金属の一部くらいか。
 あとは,1,000円の万年筆と30,000円の万年筆の違いのようなものであって,これはもう,ぼくに言わせれば誤差の範囲といっていい。1,000円と30,000円とでは30倍ほども違うけれども,両者の品質に30倍の違いのあろうはずもない。

● ぼくらはあたりまえになったものに,価値を見出しにくい。価値とはすなわち稀少価値であるからだ。価値とは稀少価値のことであり,稀少性こそ価値の源だと考える。
 美人に価値があるのも,美人は少ないからであるのだし,東大に価値があるのも(ないという人もいるかもしれないが),東大生になれる人は少ないからだ。
 お金持ちになりたいと願うのも,お金持ちが少ないことが理由ではないか。お金持ちの実質に憧れるのではなく,お金持ちの稀少性を手に入れたいからではないか。

● 多くの人はお金持ちと同じ生活をしているのではあるまいか。彼らは松阪牛を食べるのに対して,ぼくらはオージービーフかもしれないが,両者にどれほどの差があろうか。流通の技術革新の恩恵をこうむるのは,オージービーフを食べているぼくらの方だ。
 彼らはベンツに乗っているのに対して,ぼくらは軽自動車かもしれないが,ベンツができることと軽自動車ができることは同じだ。ベンツが空を飛ぶわけではないし,水に潜れるわけでもない。

● あるかないかの差を過大視して騒ぐのも,豊かな社会の遊びかもしれないが,あまりそうしたことに右顧左眄しないで(つまり,そのわずかの違いを強調して煽るのが,資本の論理というやつかもしれないではないか),大衆化の恩恵をしっかりと享受すればよろしいのではないか。
 かつての日本人の多くは持つことも叶わなかったノートもペンもすこぶる安く手に入るのだから,その安い道具を使ってしっかりと遊び倒す。横を見て他の人と比較するのはやめる。

● 現在は安いお金でちゃんと遊べるいい時代だ。相対的にお金の価値は著しく低下してもいる。お金をたくさん持っている人も,お金を持っているというだけにとどまっていては,自分の価値も下がるしかない。
 重ね重ね,良い時代になったではないか。というか,良い時代に生まれあわせたではないか。このうえは,遠慮することなく,その良い時代の果実を頂いて行こうではないか。

2021年10月15日金曜日

2021.10.15 ダイソー版の測量野帳を探して

● 12日。Twitterでダイソー版の測量野帳があるとの情報を得たので,現場確認に行った。トナリエ宇都宮の4階に入っているダイソー。が,ここにはなかった。
 ここのダイソーの売場面積はけっこう広い。ここにないとなると,あるとすれば御幸ヶ原店かインターパーク店になるかな。

● Twitterの写真から察するに,コクヨのような,折丁を重ねてパタンと開く製本ではなくて,全部をまとめて折っているような。ナカバヤシの野帳に近いものじゃないかと思う。ナカバヤシ野帳の現物を手に取ったことはないんだけど。
 ダイソーノートの中では珍しいのだろうが,ダイソー野帳は日本製らしい。ひょっとしてひょっとすると,ナカバヤシ野帳と同じものだったりする?

● 今日は地元のダイソーに行ってみた。やはり,ダイソー野帳は見あたらず。
 測量野帳の在庫もけっこうな量になるので,ダイソー野帳まで買い込むことになると,また在庫が増えてしまう。このままダイソー野帳は見つからないままであってもらいたい,とも思うんですよねぇ。

● ところで,トナリエのダイソーにこんなのがあった。9穴のコンパクトルーズリーフ。画用紙,クラフト,ドット方眼,デイリースケジュール,ToDoリストなど。いずれも50枚。バインダーは見あたらなかった。
 マルマンのルーズリーフミニのパクリであることは明らか。バインダーだけマルマンのを買って,中身はダイソーでどうぞ,ってか。

● 地元のダイソーには来年じゃなくて今年の週間リフィル(ミニ6穴用)がまだ残ってましたよ。お早めにどうぞ。グズグズしてると,今年が終わっちゃうよぉ。

2021.10.15 日経WOMAN 2021年11月号-毎日が愛しくなる手帳の使い方

編者 藤川明日香
発行所 日経BP社
発行年月日 2021.10.07
価格(税別) 809円

● 毎年,日経WOMANの11月号は手帳特集。今年の11月号には万年筆が付録に付いてくる。これについては高畑文具王が You Tube でレビューしている。

● 最初に読者アンケートの結果をまとめている。
 まず,手帳のメーカー。トップにコクヨが挙がっている。ジブン手帳が日経WOMAN の読者には人気があるのかもしれないけれど,たぶん,A6サイズの Campusダイアリーが買われているのではないか。
 続いて,NOLTY,高橋書店,マークス,ほぼ日,CITTA,ダイソーとなっている。多かった順に並んでいるのだとすると,ダイソーより CITTA が使われていることになる。にわかに信じがたいんだけども,ああいうものが女性には好まれているんだろうかねぇ。

● CITTA は新顔というか,新しいメーカー。「未来を予約する手帳」「やりたいことを叶えたい時から使う」というのがキャッチコピーになっているようだ。ワクワクリストというのが付いていて,その記入から始めるよう推奨しているっぽい。認定講師によるCITTA式手帳講座なんてのもやっている。
 だいぶ昔のことになるが,KJ法という発想技法があるのだが,そのKJ法の正当な使い方を伝えるという講習会のようなものができたことがあった。もちろん有料で,しかもけっこうな高額だったのではなかったか。KJ法に対する興味が一気に冷めた。

● ダイソーの手帳もかなり使われているんでしょう。価格が百円ゆえ,A6サイズの薄いマンスリーを中心にした展開になっているのだが,ウィークリーもあるし,B6やA5もある。
 実際のところ,手帳なんてダイソーで充分だとぼくも思っている。ダイソー色に染まらないのは手帳が嗜好品だからだろう。

● 手帳に夢や目標を書いている人が,41%いる。 “WISHリスト” の作り方も解説している。日経WOMAN といえども,女性誌にこれは欠かせないんだろうか。いや,悪いとはまったく思わないけれども。
 やってみたいこと,叶えたいこと,こうなったらいいなぁと思うこと,を手帳に書くのは全然ありだ。ただ,書けば夢は叶うというのは嘘だよ,というのは言っておきたくなる。

● 手帳のフォーマットでは,月間ブロックと週間バーチカルがダントツに多い。能率手帳の週間レフトは意外に少ない。
 ほぼ日weeksも週間レフトだから,もうちょっと多くてもいいような気がするんだけども,こんなものなんですか。

● 手帳を使っていない人も33.7%いる。その理由はといえば,スマホとPCで事足りるというのが多いようだ。紙の手帳は使っていなくても,Google カレンダーなどのデジタル手帳を使っているっぽい。
 コロナ禍でプライベートの予定がなくなったから,という人もいる。仕事では手帳を必要としないのだろう。こういう人ってけっこういると思う。事務職の大半はじつはそうではないか。

● ここを詳述すると,「予定の管理にウェブやアプリを使用する人も増加。手帳離れした人は20.8%いた一方で,一度手帳から離れたものの,再び使い始めた人は6.3%に」(p17)とある。
 単純計算で14.5%の人が紙の手帳からスマホに移行したことになる。これは相当な数字と見るべきでしょう。NOLTY と高橋書店がその影響を最も大きく受けているだろう。

● サイズはといえば,B6 → A5 → A6 の順。大判の手帳を使っているんですね。仕事の予定を書くだけだったら,この大きさは不要なはず。だから,それ以外にも手帳を使っているんでしょう。
 ぼくはずっとバイブルサイズのシステム手帳(中身は能率手帳)を使ってきて,退職後もそのスタイルを変えないでいるのだが,A5サイズの大きさがあるならマンスリーで足りると思う。

● 日経WOMAN のことゆえ,回答を寄せたのは女性ばかりだろう。既婚者で子どももいるという人なら,女性の方が管理すべきトピックは多くなる。男性は今でも仕事だけの単線生活の人が多いだろうが,女性はそうは行かない。複線で頑張っている。
 むしろ,単線では満たされないのかもしれない。子供の予定や行事を自分の手帳に書いている人も多いだろう。大判の手帳が必要になるのは,そういうこともあるんだろうか。

● このデータ紹介のあと,実際の手帳を載せて,実践例が語られる。ここからがこの特集の本体だ。
 が,その本体部分は斜め読みですませた。人の手帳を覗き見るのが魅惑的だったのは,今は昔。仕事や家庭の切り盛りをバリバリやっている人の手帳が,隠居爺の参考になるはずもない。人様の実例を参考にして自分のやり方を改善していこうという気合がなくなった,と言う方が正確か。
 それなら雑誌のこういう特集を読むのもやめたらどうか。いずれはそうなるような気がする。今はまだそこには至っていない。

● “最新手帳ラインアップ”。これは広告連動。あと,手帳に書く(描く)ための “推し” 文具の紹介。
 書く(描く)ためだけではなく,要はデコるためのアレやコレを紹介している。ただし,手帳界隈の最も大きな流れになっているのがデコだから,ここで新たな情報を付け加えるのは難しい。

2021年10月14日木曜日

2021.10.14 東武百貨店5階の文具売場で

● 「わたしのてちょう」が面白い。バーチカルなんだけど,時刻メモリがない。午前,午後,夜の3つに区切っているだけ。これでいいと思うわ。これくらい緩くてバーチカルというのがいい。女性に宛てた製品ですね。
 メーカーはハイタイド。「干支シリーズとして展開」しているらしい。前からあった手帳なのだろう。ぼくは初めて今日知った。

● レイメイ藤井のシステム手帳。deconaのM5はある。DavinciにもM5があるようなのだが,ここにはM6までしかない。
 M5に勢いがあると聞くけど,その勢いも女性が作っているものってことでしょうね。しかも,若めの女性が。

● ぼくは昭和原人なので,システム手帳を使うなら最低でもバイブルサイズだと思っている。システム手帳を使う以上は容れ物としても機能させなきゃと思う。
 何を容れるかといえば,一番多いのは紙もの。特に前売りチケットを容れておくのに便利。その際に折らないで容れておきたい。となると,バイブルサイズ以上が必要。

● M5では何を書くにも小さすぎるのではないか。見開き1週間だとすると,手帳として使えるだけの容量があるだろうか。
 メモ帳として使うのでも,1ページに1件を守れるだけのスペースがあるかどうか。ページを跨ぐのは少し辛い。

● というようなことを考えてしまうところが,原人の原人たる所以なのだろうとも思う。まず,以上のことは1冊主義を前提にするからだ。なぜ手帳は1冊にせよと考えるかというと,たとえば仕事とプライベートで手帳を分けてしまうと,ダブルブッキングの可能性が大きくなるからだ。
 要するに,手帳は予定を書いておくもの,主には仕事で必要なもの,と思っているわけだ。自分の現役時代をふり返ってみると,仕事よりプライベートの記載が多かったはずだが,それでも仕事優先の気風から自由ではなかった。

● けれども,M5を使う人の多くは,そういう使い方をしていないのだろう。若めの女性が抱く手帳に対するそもそものイメージが,昭和原人のぼくとは違うような気がする。
 1冊にこだわることはないだろうし,ひょっとすると,手帳とは手のひらに乗る小さなノートのこと全般を指す言葉だという認識かもしれない。日々の流れに沿って予定を書いたり,事跡を残しておくものとは考えていないのかも。

● 手帳というと普通のノートとは違う特別なものとぼくなんぞは考えてしまうのだが,若めの女性たちは手帳の持つ機能の特殊性にはあまり囚われずに,もっと自由に使う(遊ぶ)ものになっているのかもなぁ。
 手帳といえども自分の小道具一般に溶け込んでいる。小道具なのだから自分に引き寄せて,使いたいように使えばいい。小道具の方に自分からすり寄るのは,おかしい以前にあり得ない。

● よくはわからないが,ぼくのような原人とはベーシックなところで違っているのじゃないかと思う。で,これはもう常に必ず,若めの女性たちの見方の方が,ロートルオヤジより高いところにある。つまり,正しい。
 ぼくなんぞは昭和40年代に思春期の後期を過ごしている。その頃に身体的な骨格のみならず,価値観や考え方の癖のようなものがおおよそ固まっているはずだ。
 ぼくの価値観は昭和40年代(1970年代)の空気の中で作られた。その後,バージョンアップを試みたことはない。
 それゆえ,令和の現在と自分の価値観,考え方の間にはけっこうな乖離があるはずだ。つまり,ぼくは時代に添えていない。

2021年10月11日月曜日

2021.10.11 東京メトロの文具を集めてみよう

● 東京メトロの文具グッズが少し溜まってきた。測量野帳2冊,色鉛筆12色セット,ボールペン(ゼブラのフォルティア)が手許にある。測量野帳が欲しくてメルカリで買ったんだけど,セット(抱き合わせ販売)で付いてきた。
 メトロ文具には他に定規や鉛筆や付箋もある。っていうか,そんなものではないバラエティーがある。少し手を広げてみたくなった。

● 揃えてく方法はメルカリしかないでしょうなぁ。「メトロの缶詰」で販売しているのもメルカリに回ってきてると思うんだけど,それよりもノベルティが多いんでしょ。
 なので,ボールペンもその都度,違ったノベルティが作られるから,たくさんの意匠になる。鉛筆も。
 缶バッジとかの雑貨もある。これはもういくつあるのか全容の把握がおぼつかない。文字どおりのコンプリートはとうてい無理。そこまでの根性もない。

● 善は急げ(?)で,7日と8日で8つほどポチった。順次,ご紹介に及ぶ。
 第1弾。野帳1冊。駅乃みちか嬢ボールペン(たぶん,パイロットのパティント)2本。鉛筆(たぶん,トンボの木物語)3本。以上で送料込み650円。

● 第2弾。石原さとみのクリアファイル。野帳。鉛筆2本。シール。丸ノ内線の定規。以上で1,000円。
 石原さとみのクリアファイルは,他にもいろんなのがある。定規も丸の内線以外に各線のものがあるのだろう。
 全部揃えるだけの情熱は,何度も同じことを言いますが,持ち合わせていない。コレクションを全うするには,人に数倍する熱を持っていないといけないね。

● 第3弾。石原さとみのクリアファイル2種。1つは第2弾と被るんだけどしょうがない。
 ポケットティッシュ。街で配られてるやつほど粗悪じゃないよ。銀座線の方向幕ボールペン。これも各線のがあるんだけど,一番好きな銀座線があればいいや。
 あとはメトロとは無関係。都営地下鉄のマスキングテープ。Suicaのマスクケース2つ。はとバスの歯ブラシ。JR京葉線のシール。以上で555円でした。

● 第4弾。ドラえもんの缶バッジ。缶バッジも何度も何種類も作っているっぽい。製品群代表として,これだけ持ってればいいかな,と。
 300円もした。これがメルカリの最低価格なわけだが。

● 第5弾。電車型の消しゴム。東西線,丸ノ内線,銀座線,千代田線。他の路線のものもあるのだろうが,これだけあれば充分。300円で購入。
 Made in China。かなり古いもので,出品者が自分の子供に買って与えたものらしい。子供が使わないまま大きくなった。要らなくなってのでメルカリに。消しゴムとして使えるかどうかはわからない。

● 第6弾。鉛筆3本セット,3つ(全部で9本)。350円。
 鉛筆はすでにゲットしてるんだけど(第1弾),パッケージが違ってたものでね。中身は同じ。トンボ鉛筆の木物語ですね。

● 第7弾。学習帳,測量野帳(全部で5冊になった),メモ帳(メモパッドと紙付箋のセット),メモ付箋 ,フィルム付箋(カンミ堂のcocofusen)。1,000円。

● 第8弾。小型のメモ帳3冊。ページを切り離せるようミシン目が入っている。メーカーがマルマンであることは一目瞭然。450円でした。
 そろそろやめよっか。って,まだまだ届くよ。商品を受け取りながら,別なのをどんどんポチってるからね。

2021年10月9日土曜日

2021.10.09 Bun2 10月号

● 隔月発行(偶数月発行)のBun2。伊東屋でもらってきた。10月号は当然にして手帳特集。
 ただし,このフリーパーパーは全日本文具協会がスポンサーになっているので(たぶん),同協会の会員になっていない企業の製品は取りあげられることがない。高橋書店も日本能率協会マネジメントセンターもほぼ日もマークスも会員になっていないから,NOLTY もほぼ日手帳も EDiT も出てこない。

● というわけで,レイメイ藤井,パイロット,コクヨ,ナカバヤシ,キングジム,サンスター,シャチハタ,クツワの製品が紹介されている。キングジムが紙の手帳を出していたのは知らなかった。シャチハタやクツワも。
 クツワって鉛筆削りなどの鉛筆周りの製品を作っている会社っていうイメージだもんね。紙製品も出していたんですねぇ。

● パイロットのクルールフォンセは,黒板のような手帳。当然,黒のボールペンやブルーブラックの万年筆を使うわけにはいかない。パステルカラーのボールペンやカラーシャープペンを使うことになる。当然,パイロットでもそれらのペンは用意している。
 ニッチを狙った製品だが,主に使うのは女性でありましょうねぇ。

● レイメイ藤井には「マンスリーのマス目が円グラフ状になっており,中心点と24時針が入っている」のがある。現物を一度見たこともあるような気がするが,定かでない。
 たしかに,色々な使い方ができるんだろうけど,自分が買うことがあるかといえば,まぁない。が,自分ならこれをどう使うかを考えるのは頭の体操になりそうだ。

● 伊東屋の担当によると,「シンプルなマンスリー手帳を購入する人と,日記のようにしっかり書けるタイプを購入する人という2極化傾向になっている」とあるが,そうなんだろうか。
 「在宅の時間が延びたことから簡易なスケジュール帳を選ぶ人が多い」のはわかる気もするんだけど。

● 館神龍彦さんによる「ほこら系手帳」の解説もある。「神社系手帳」は上手い命名だと思うのだが,「ほこら」の方はあまりにニッチで,現物が支柱の書店や文具店に出てくることはほぼないので,そういうものもあるんだねという認識にとどまる。
 手帳は広く使われているものを,あまりカスタマイズしすぎずに使うのが,少なくとも実用的な観点からは,賢いのではないかと思っている。

2021.10.09 銀座伊東屋を覗いてみる

● 銀座伊東屋。「AMAZING GINZA」測量野帳のワゴンが再び入口のところに登場。7月1日に6冊ほど買っている。追加購入はしなかった。
 税込み660円ほどするので,メルカリで1,200円で売ってやろうとでも思うのでない限り,そうそう面白がって買えるわけでもない。

● 買わないくせに一緒に置いてあったシールは1枚もらってきた。本田亮さんのイラスト。全銀座会の発行。銀座は2年間に渡るコロナ禍で痛撃を受けた典型的な街だ。盛りあげようという機運が銀座の中から出ているのだろう。
 これしきのことで銀座が沈むことはあり得ないが,個々の選手交代は避けられない。そうして総体としての銀座は銀座であり続ける。

● 10階で「システム手帳サロン」が開催されている。サロンといっても,システム手帳について語り合う場というわけではなく,手帳本体やリフィルを大々的に販売する場なのだろう。今年で5回目になるらしい。
 行かなかった。10階まで上がってしまうと,降りるのが面倒だ。上りのエスカレーターはあるが,下りはない。
 来年のリフィルも購入済みだし。今年も使っている Bindex の No.031 を来年も使うつもりだ。手帳は1冊主義だから,「サロン」に行ったとて何を買うあてもない。

● もう30年以上,綴じかシステム手帳かの違いはあれ,能率手帳を使ってきている。良くも悪くも,手帳の書き方,使い方は固定している。
 すっかり固くなってしまったゴムのようなものだ。誰かのアドバイスや誰かの使い方を見て修正するという柔軟性はもう失っているだろう。手帳の使い方を誰かと語り合うなんてこともできそうにない。
 K.Itoya でも1階と2階を手帳売場にしているらしいが,こちらも覗かず。

● 以前は,文房具は伊東屋以外のところでは買ったことがないし,これからもない,という風情のお年を召されたご婦人方がかごを持って商品を物色しているのを拝見することがあったのだが,最近はその光景を目にすることがなくなった。もう,神に召されたのか。
 伊東屋の改修後は,そうした古くからのお客さんに引導を渡すことになったと思わぬでもない。

2021年10月7日木曜日

2021.10.07 まゆぷ~ 『消しゴムコレクション』

書名 消しゴムコレクション
著者 まゆぷ~
発行所 スモール出版
発行年月日 2015.12.17
価格(税別) 1,800円

● 著者が「所有する2万3000点以上ある」「コレクションの中からお気に入りの3000点以上を選び,テーマごとに分類し,紹介」したものなのだが,これだけの消しゴムを集めて保管するとなると,場所を確保するのも大変だ。
 「いつか完璧な空調管理がされている「消しゴムミュージアム」を建てることが私の夢です」と言うのだが,うぅぅむ。

● 10歳の頃から集め始めたらしい。「高校生になったとき,せっかく集めたものを一部使ってしまうという「消しゴム反抗期」みたいなことが起きました」というのだけど,待て待て,消しゴムは使うためにあるんだろう,と常人なら考える。
 「さらに結婚をきっかけにコレクションの大半を処分してしま」った。が,数年後に楠田枝里子『消しゴム図鑑』に出逢って,コレクションのエンジンがかかり,今日に至るということのようだ。

● 「私にはもともと可愛いものやミニチュアになった日用品が好きです。消しゴム以外にもそういう商品は山のようにありますので,いくつか買ったり集めたりしたこともありました。でも,消しゴムほどは夢中になれませんでした」というんだから,これはもうしょうがないんだよね。
 消しゴムが収集人として,彼女を選んだってことですよ。選ばれちゃったんだら,断りようもないんですよ。

● 女性のコレクターというのが珍しいのじゃないか。洋服や靴のコレクターは佃煮にするほどいると思うのだが,彼女たちに訊けば,集めているのではなく着る(履く)と思ったから買っただけだと答えるに決まっている。
 用途があるものをその用途に使わないで,たんに収集のために買うというのを女性がするのは珍しいのじゃないかねぇ。

● で,紹介されている消しゴムなのだが,凄いとしかいいようがない。クワガタやカブトムシの消しゴムもあるのだが,わずかに羽の形や足の長さが違えば,それは違うものなのだ。したがって,網羅的に集めているらしいのだ。
 あっぱれ,コレクターの鏡。コレクターとはこれほどの熱と執念を備えなければなれないものなのだ。脱帽。

2021.10.07 自分にメールするアプリ

● 4年前に「一流の男のデジタル活用術」(2017.08.27 宝島社 880円)というムックを買ってるんですが。一流の男に憧れる三流の男が買いそうなタイトルのムックね。

● その中で,成毛眞さんが Captio というアプリを推奨している。どういうアプリかと言うと,自分宛てにメールするアプリ。
 とても単純なアプリで,「文章を入力して送信ボタンをタップすると,自分宛にメールする」だけ。このアプリで,思いついたことは何でも入力して,自分にメールで飛ばします。(中略)受信したメールは件名で振り分けて,メールアプリの Captio 用フォルダに入るようになっています。そうすれば,自分がこれまで書いたメモはすべて,そのフォルダに入っていることになる。(p3)
● ただ,Captio は iOS 対応のアプリで,Android にはないっぽい。で,ずっと忘れていたんだけども,Android にも似たようなアプリはないかと探してみたら,その名も「自分にメール」というアプリがあった。 
 文章を入力して送信ボタンをタップすれば自分にメールが届く。単純明快で紛れがない。で,インストールしてみた。数ヶ月前のこと。

● が,今日,アンインストールした。一度も使ったことがないので。たぶん,これからもないだろう。
 なぜ使わないかといえば,Google Keep にメモするからだ。自分の中から出てきたものは Google Keep に入れて,ネットで拾ったものは LINE の「Keep メモ」に入れておく。
 自分が書いたメモはすべて Google Keep にあるから,そこに散らばっているメモを見ていけばいい。「自分にメール」はしなくていい。

● どちらを選ぶかは好みによると言ってしまいたいのだが,ぼくの場合はメモする頻度が低い。ので, Google Keep ですんでいるのであって,頻繁にメモする人は「自分にメール」の方がいいのか(わからんが)。
 ほとんどの人がメールアプリは G-Mail であろうから,あの構造の中で見ていくのが見やすくていいという人もいるだろう。データはすべて G-Mail に集めて,G-Mail をデータベース管理アプリにしてしまうのがいいのかも。

● 毎日が日曜日で友人もいないから,ぼくは G-Mail もあまり使っていない。仕事で使うこともなければ,プライベートで使うこともほぼないわけでね。
 ので,G-Mail の便利さをよくわかっていない可能性がある。けど,まぁ,どちらを使ってもそんなに差はないでしょ。

2021年10月6日水曜日

2021.10.06 堤 信子 『旅鞄いっぱいの京都・奈良~文房具と雑貨の旅日記』

書名 旅鞄いっぱいの京都・奈良~文房具と雑貨の旅日記
著者 堤 信子
発行所 枻出版社
発行年月日 2012.04.20
価格(税別) 1,500円

● まずは,京都と奈良の和文具・和雑貨が紹介される。商っている店舗も。封筒,便箋,千代紙,懐紙などなど。
 そういうものを常用するという人は女性であっても少ないだろう。その分,書籍としてはエッジが立つというか,とんがるというか。

● 次に,普通の文具店。普通といっても,デザインショップ,セレクトショップに限られる。他にはないという特徴を備えたところ。
 アンジェ河原町店がトップに登場。「私は昔から男性が好みそうな渋い事務文具系に惹かれます。そんな男前文具にたくさん出会えるのがこのお店」「お店の文具担当マネージャーが独自のルートで仕入れるという,デッドストックの万年筆や,タイヤの溝の深さを測るノギス付きのドイツのペンなどの独特の品揃え,その巧みなセンスにはジェラシーさえ感じてしまう程」(p35)と著者は絶賛している。

● アンジェは上野駅構内と東京駅前のKITTEにも ANGERS bureau を展開しているので,この2店には行ったことがある。特に上野駅のアンジェは上野で降りれば必ず寄ることになる。
 が,ここでデッドストックの万年筆を見た記憶はない。河原町の本店とは趣を異にしているのだろうか。

● 神社仏閣のオリジナル文具も紹介されている。一筆箋や万年竹筆,栞など。きりがない。
 骨董市・古本市に出されている文具や雑貨も紹介しており,最後は「旅日記や手紙を書きたくなる喫茶店」を紹介して終わる。
 京都・奈良だから当然といえば当然なのかもしれないが,ノスタルジックを前面に出して,静かにしっとりと文字をしたためましょうという内容。

2021.10.06 文具の多くは女性に訴求しているが・・・・・・

● 某文具店。置いてある商品の多くは女性に訴求している。色であったり(パステルカラーが流行りなんですかね),用途であったり(たとえば,手紙を書くための便箋や一筆箋)。消費は女性が担っておりますかなぁ。文具に限らずね。
 消費が旺盛ということは生活の仕方や生き方に
勢いがあるということだ。誰が見ても,今は男性より女性に勢いがあることに異論はないと思うが。

● ではあるのだけれども,女性に訴求した商品を男性が使うこともあるだろうし,逆に男好きのする文具を好む女性も少なからずいるんじゃない
かと思う。スマホでも今は亡きBlackBerryを好んだ女性がいたように(今でもBlackBerryを冠した製品があるにはあるけど,往年のBlackBerryとは別物で,OSはAndroid)。
 で,率からいえば,女性側に越境する男性よりも,男性側に越境してくる女性の方が多いだろ
う。勢いの差がそのまま出ているというか。

● で,男好きのする文具の代表がマルマンの Mnemosyne ではないかと思っているのだが,これを好む女性がかなりの数,いるはずだ。
 でもって,こうした男勝りの製品を好む女性って,かなり恰好いい。もし,お嫌じゃなければ友だちになってください。

● Mnemosyne って,確かな品質をうかがわせる外見が魅力。製品の顔は黒。色使いを抑えて,シンプルにノーブルに。
 要するに,ハンサムなんだよね。ハンサムなんだから女性に届くのは当然でしたか。

2021.10.06 測量野帳の棚卸し

● ノートを大量に抱えてしまっている。ダイスキン,モレスキン,Campus,無印ノート,ツバメノートなどなどだが,数からというと測量野帳もけっこう多い。
 右の写真のとおりだ。左上から時計回りに,KOKUYO ME シリーズ(1冊),バウハウス(2冊),無印の野帳(4冊),AMAZING GINZA(6冊),レギュラー製品の LEVEL BOOK(18冊),ミッキーの絵柄(5冊),レギュラー製品の SKETCH BOOK(2冊),メトロ(2冊),ビジネスカラー(4冊),旅する野鳥(1冊)。

● 他に,カウネットで買った再生紙使用の LEVEL BOOK が20冊ある。梱包を解いていないまま。計65冊になる。野帳ではないけれども,同じラインで作られていたのではないかと思える横罫ノートも2冊ある。
 測量野帳は薄いので,3年もあれば65冊を使いきるかもしれない。順調に消費できるときには月に2冊ほど使えると思うので。それゆえ,在庫がいくらあってもそうそう慌てることもないんだけどねぇ。
 とはいえ,これだけあると,何でこんなに買っちまったんだっけなぁと考えるわけだ。ま,使いますけどね,使いますとも。

● 測量野帳と言いながら,測量の現場で使われるよりも,それ以外の,測量とは関係のない事務作業とか,研究の実験データを記録するとか,勉強に使うとか,要するに普通のノートとして使われる方がずっと多いと聞く。
 その場合に使われるのは SKETCH BOOK が9割以上であろうから,測量野帳の中でダントツに売れているのは SKETCH BOOK ということになる。博物館や美術館のミュージアムショップでその館独自の野帳が売られていることがあるが,それは必ず SKETCH BOOK だ。

● ところが,どうもぼくは方眼に苦手意識がある。悪評高い横罫の方が使いやすい。文字しか書かないからだ。文字というか,文章しか書かない。
 図解とか箇条書きとかチャートとか,ことごとくぼくには無縁のものだ。ひたすら文章を書いている。

● 地味というか面白味がないというか。大げさに言うと,“書く” ことの可能性を試していないというかねぇ。
 ともあれ,そういう次第なので,ぼくは LEVEL BOOK の愛好者だ。左ページの縦線を無視して,横罫ノートとして使っている。ほんと,面白味のない使い方しかしていない。