2020年1月29日水曜日

2020.01.29 Googleの音声入力は使えるね

● 野口悠紀雄『「超」AI整理法』で紹介されている音声入力。野口さんは“Googleドキュメント”を使っているそうなのだが,ぼくは“Keep”でやってみた。
 なるほど,これは使える。音声で入力したのを音声で保存するのではなくて,テキストで保存してくれるんだから,しかもかなり正確にテキストにしてくれるんだから,スマホは口述筆記マシンにもなったわけだ。
 もちろん,PCで校正をしなければならないけれども,元原稿がこれだけになっていれば,校正の手間はさほどではないと思う。

● 誰でもタダで口述筆記ができるようになっていたのか。いや,すごいことになっていたのだなぁ。ユビキタス・メモはこれで実現できる。これも野口さんが言っていた(書いていた)とおりだ。
 ひょっとすると,これ,初めてワープロ専用機に接したとき以来の驚きかもしれない。あとは音声入力に慣れるだけだ。

● 講演で自分が喋ったことをそっくりテキストにしてくれるんだろうか。1時間以上の長丁場でも。だとすると,相当な福音ではないか。講演が終わったときには講演録ができあがっているのだ。すぐに校正してネットに上げることができる。
 ま,ぼくが講演をすることはまずあるまいが,運転中に頭の中で長々と語っていることはある。スマホ用のピンマイクを買って(襟にとめられるやつがいい),脳内の独り言を口に出せば,スマホに伝えることは難なくできる。独り言を全部メモしておくこともできるわけだ。

● 紙のメモ帳は要らなくなったかもしれない。知らない間にずいぶん,世の中は変わっていたのだ。

2020年1月22日水曜日

2020.01.22 ダイソーでクリエイティブについて考える

● ララスクエア宇都宮に入っているダイソー。手書きユビキタスを実現するには,ワイシャツの胸ポケットに入るA7サイズのノートかメモ帳があるといい。で,そういうものはダイソーで揃う。というか,いくらでもある。
 あとはペンを見繕って,ワイシャツのポケットに放り込んでおくだけだ。そして,実行。脳内に何ごとかが浮かんできたら,間髪を置かずにサッとメモ。

● こういうものは恰好を気にしてしまうとできないものだと思う。スタイリッシュであることを優先してしまうと,まず挫折するのではない
だろうか。
 人の目は気にしないことだ。クリエイティブであること,アイディアマンであることの最低条件はこれかもしれない。つまり,カッペであることを怖れないこと。

● だいたい,ノートとペンをシャツのポケットに入れておくなんて,スタイリストに言わせたらとんでもないことだよね。ポケットにモノを入れてはシルエットが崩れてしまう。
 だから,そういうことを優先すると,アイディアの素をその都度捕まえることは難しくなりそうだ。クリエイティブであることとスタイリッシュであることは,ひょっとすると両立できないのかもねぇ。

● もうひとつ。ダイソーで道具立ては揃うんだから,クリエイティブであるのにお金はかからない。
 ぼくはクリエイティブから遠いところにいる人間なんだけども,クリエイティブってまずは自分を掘るところから始めるものじゃないかと思っている。自分の中から出てくるものをその都度,文字(絵でもいいだろうが)に固定する。そういうところから始まる。
 で,それをするのにお金はかからないんだよ,と。富裕か貧乏かはとりあえず脇に置いておいていいものだと思う。

● ダイソーにあるシステム手帳用下敷き。5枚で110円。こんなことをされたんじゃ,他の文具メーカーはたまったものじゃない。
 ダイソーの商品開発の8割は市場調査なのじゃないか。すでに世に出ているものを調べまくって,これを100円でできないかと考える。たぶん,そうではないかと思う。
 ぼくらはその果実をありがたくいただく。

2020年1月20日月曜日

2020.01.20 しばらくノート(メモ帳)に何も書かなかった 2

● 10日から19日までまたもや,まったく何も書かないで過ごしてしまった。最近まで“書かない=サボっている”と思って,自分を責める気配があったのだが,今は,それはそれでいいじゃないかと思っている。
 ノートに書かないだけで,Twitterでログは残しているからだ。Twitterに頻繁に身辺雑記をあげていて,日誌的な部分はTwitterでモレをなくすことができる。

● それでいいんじゃないか。紙のノートでなければならない理由はないんだし。
 書くのに抵抗を感じることは別に書かなくてもいいんじゃないか。抵抗を感じる理由の如何を問わず。書きたくないことは書かなくていいし,書きたくないときも書かなくていい。そういう姿勢でいいんじゃないか。

● 週末に読んだ野口悠紀雄『「超」AI整理法』の影響もあるかも。野口さんはスマホで音声入力によりメモを録っており(音声をテキスト化してくれるんだそうだ。そういう基本的なことをぼくは知らないでいた),紙は本当に補助的にしかつかっていないようなのだ。
 ぼくも野口さんに倣って,音声入力でメモを録るようになるかもしれない。キーボードを使える環境ならキーボード入力でいいが,スマホしかないときは,音声入力(→自動的にテキスト化)→あとでPCで補正,というやり方でいい。

● これならメモのユビキタス化が可能だ。小さいノートとペンを肌身離さず持ち歩くよりも,スマホの方がそうしやすい。
 野口さんはGoogleドキュメントを使っているらしいのだが,同じことはKeepでもできるだろう。メモはKeepで録って,カレンダーとの連携機能を使ってカレンダーに保存することになるか。野口さんのように雑誌連載や論文執筆をたくさん抱えている人は別だが,一般人はその程度の整理の仕方で,困ることはないんじゃなかろうか。

● メモをスマホで録るようになれば,手帳だって紙からスマホに移すのが道理というものだ。そうなれば,完全にデジタル移行だ。移行しようか。
 そうすれば,ノートがブツとして残ることもなくなる。ぼくがノートに書いていることは,仕事で必要に迫られてやっているようなことではなく,いうなら趣味だ。やめてしまってもかまわない。すでに大量に買ってあるノートは廃棄することになるかも。

2020年1月19日日曜日

2020.01.19 手書きユビキタス

● 伊東屋池袋店に行ってみた。先月28日に川崎の丸善でDAIGOの「すぐログ」を見て以来,肌身離さず持ち歩けるノートに執心している。“サッと取りだしてすぐにメモできる道具”ですね。 
 土橋正さんがプロデュースした「すぐログ」は同じDAIGOの「ジェットエース」の改良型のようだ。細かいことを言わなければ,「ジェットエース」でいいんじゃないかと思う。
 その「ジェットエース」も池袋店のノート売場にちゃんと置かれていた。鉛筆付きの小型手帳(ノート)の孤塁を守ってきたDAIGOが再び注目される時代は来るか。

● A7サイズのイエローパッドに伊東屋オリジナルのカバーを付けたものもある。これでもユビキタスに近づけるか。
 待て,ぼくもロディアのNo.11を持っているぞ。A7じゃなかったか。カバーもつけている。買っただけでまったく使っていないけど,これを試してみるか。
 まず実践だ。ロディアを肌身離さず持ち歩く,寝るときも枕元に置いておく,というところから始めてみようか。

● 伊東屋のオリジナルブランドであるROMEOのジョッターにも惹かれた。5×3カード対応(だと思う)。伊東屋では数年前に別なジョッターを買っている。これまたまったく使っていない。が,このジョッターなら使うんじゃないかな。6千円程度で高級感もある。しっかりカードを支えてくれる。このジョッターに挟んだカードに何事かを書きつけている自分を想像するのは,なかなか気分のいいものだ。

● A7やカードジョッターにこだわらなくても,今使っているA6Campusを使っても,できる人はできるんじゃないか。SYSTEMICならカバーにペンも入れておける。いや,A6ではやっぱりちょっと厳しいかなぁ。
 要は,“肌身離さず”を実行できるかどうかが問題なのだ。実際に書くか書かないか以前に,肌身離さずにいることを妨げる要素を抱えていないことが重要だ。

● 大昔になるが,西村晃さんがポストイットの付箋を一束,ワイシャツのポケットに入れておいて,何でもキャプチャーするというやり方を提唱されていたことがあった。
 ユビキタスって,昔からいろんな人が試みていたんだろうな。

2020年1月18日土曜日

2020.01.18 ぼくら年寄りは時代に添うことが難しい

● 調布にやってきた。駅から歩いて0分のトリエ京王調布A館の4階。くまざわ書店が入っているので,雑誌の立ち読みでもしようかなと思ってさ。文具も見たいし。
 先日,アルカキット錦糸町に入っているくまざわ書店の文具売場に感心したばかり。が,ここは手帳売場しかないようだった。

● 隣に「ハンズ ビー」があった。東急ハンズの系列がなにゆえ京王の駅に店を出しているのかと思うのは,昭和の発想ね。しかも,昭和50年以前の発想のような気がするね。
 文具も扱っているんだけど,ありきたりの実用文具は少ない。もちろん,売れ筋は押さえていると思うんだけど,かといって,手帳だったらロルバーンはあるけれども,NOLTYや高橋はない。

● それよりもたとえばこんなやつ。小型のステッカー。洒落のわかる人御用達。あるいは遊べる人御用達。オッサンが立ち入るところじゃなかったかもね。
 要はシールだもんね。それが400円するんだからさ。決して安いものじゃないんだよね。

● でも,価値というのは,つまるところ主観で決まるんだよね。ぼくがこれは400円の価値はあると思えば,400円は正当な価格なのだ。で,こういうものに400円の価値を認める人が一定数いるわけだ。だから置いてある。主には若い人たちが買うんだろうけれど。
 ということは,若い人たちのそうしたマインドというか何に価値を見いだすかというのは,ぼくの想像の及ばないはるか向こうにあるってことだなぁ。

● ぼくはこういうものに400円は出さないから。400円あればダイスキンが4冊買えるんだよ。と,思っちゃう。実用一点張り。購入するかしないかの最大ポイントはコスパ。
 考えてみりゃあ,水準が低い。っていうか,貧しい時代の発想だ。20世紀的価値観から一歩も出ていない。
 ぼくなんか昭和40年代に育ったから,昭和40年代の空気の中で人生観も価値観もおおよそできあがっている。その後,それをアップデートする作業はしていない。だからこうなる。
 つまり,今の時代とぼくの間には乖離があると思う。その幅はぼくが思っているより大きいかもしれない。

● 今の若い人たちはバブルも知らないし,経済は成長するものだという実感もないと言われる。たしかに,それはそうかもしれない。彼らが生まれたときはすでにデフレ色が濃かったろう。
 しかし,美に対する感覚,仕事に対する感覚,楽しむことへの抵抗のなさ,そういうものははっきりぼくらより先を行っている。時代に密着している。

● 付いていかなければならないと思うのだが,昭和40年代を振り捨てるのはなかなか容易ではない。

2020年1月11日土曜日

2020.01.11 錦糸町PARCOの無印良品で

● 錦糸町駅南口のランドマークはここでしょうね。錦糸町PARCO。PARCOの4階をそっくり専有している無印を覗いていこう。
 注目は書籍。無印を扱った書籍の他に,文芸や生活関連など,結構なスペースを割いている。本のデザインショップというか。セレクトと並べ方が巧いんでしょうね,片っ端から読んでみたくなる。
 このやり方は飽きられるリスクもあると思うが,ぼくに関しては今のところそのキザシはない。

● セブンイレブンに行くと,セブンイレブンにしか売っていない書籍がある。多くはリライトものだと思うのだけど。無印にもそれがあって,550円の文庫本サイズの本。MUJI BOOKS の中のジャンルのひとつなんですかね。装丁も造本も簡素に徹している。
 柳宗悦,花森安治,小津安二郎,白洲正子,佐野洋子,茨木のり子,米原万里,秋岡芳夫,伊丹十三,濱谷浩,杉浦日向子の,これはアンソロジーでしょうね。
 で,驚くのは,白洲正子でも米原万里でも杉浦日向子でも,若いときは呆れるほどの美人だったことだね。吸い込まれそうな気がするよねぇ。

● 気を取り直して文具コーナーに行ってみる。
 確認しておきたかったのはA7サイズのダブルリングノートとダブルリングメモ。先日,川崎の丸善でDAIGOの「すぐログ」を見て,手書きユビキタスって大事かなと思って。
 無印製品からそれに適したものを選ぶとすれば,A7サイズのダブルリングノートorメモということになる。「すぐログ」との違いは鉛筆をセットしておけないことだが,価格は無印の方がだいぶありがたい。

● 名刺サイズのカードという手もあるな。無印でいえば単語カードでもいいか。それを首から提げておくのがいいだろう。ユビキタスを実行するのであれば,見た目には目をつぶらなければならない。スマートにユビキタスは少し無理筋。
 常時持ち歩いていて,ワンアクションでメモが録れるというふうでなければならない。だからバッグに入れてはいけないし,筆記具もポケットにあるのでなければいけない。

● むむぅ,となると,ユビキタスメモに最も向くのはスマホかもしれないね。フリック入力を鍛えて,スマホを取りだしてパパパッと入力するのが一番かもな。
 思いつきやひらめきを逃さないで固定するのに最も向いているのはスマホ。どうもね,そういう結論になってしまいますかね。

2020.01.11 アルカキット錦糸町のくまざわ書店の文具売場で

● 錦糸町駅前のアルカキット。いつもは6階のダイソーで止まるんだけど,今日はさらに上ってくまざわ書店を覗いてみた。ここの文具売場,面白かった。
 こんなのがあるんですねぇ,ToDoカレンダー。重宝する人がいるかもしれない。すでに2割引になっている。

● 書店の文具売場のいいところは,その文具に合った書籍を同じ場所に置いて一緒に売れるところだ。が,それをやっているところはあまりない。文具に関しては書店員は関知していないんだろうか。
 ここではそれをきっちりやっている。文具を直接の話材にしたいわゆる文具本のほかに,文具に触発されたエッセイのようなもの。何だか楽しい空間になっていて,立ち去り難い気持ちになった。

● 文具が好きな人は文具本を読むのも好きなはずだ。ぼくはそうだ。文具と文具本を同じ場所に配置するのは,文具専門店ではない書店のアドバンテージだよねぇ。
 いや,文具店でもそれをやっているところはある。ぼくの知る範囲ではJOYFUL2。ANGERSもそこに加えていいかもしれない。もっと広く考えれば,無印良品だってそうだといえる。揃っていい空間を作っているなぁと今,あらためて思っている。

● ネットがあるんだから,品揃えでは伊東屋といえどもAmazonには負けるかもしれない。
 リアル店舗の強みは実物を確認して購入できることだけれども,ややもするとネット店のショールームになってしまう。家電量販店はすでにそうなっているのではないか。
 それを避けるにはカンファタブルな空間を作ること。また来たいと思わせること。

● ん?と思うお客がいた。30代半ばとおぼしき女性とその父親くらいの年齢の男性。当然,父娘ではない。会社の上司部下という感じもしない。女性の男性に対する口の聞き方はけっこうゾンザイ。
 どういう関係だろうか。最近,しばしば聞くようになったパパ活の一例だろうか。でも,それでこういうところに来るかね。書店の文具売場。男性の方が好きで,女性はいやいや引っぱられてきた,という感じでもない。どうもわからん。

2020年1月8日水曜日

2020.01.08 しばらくノート(メモ帳)に何も書かなかった

● しばらくダイスキンを離れて,SYSTEMICにA6Campusを挟んで使っているのだが,先月23日から昨日まで,まったく何も書かないで過ごしてしまった。
 年末年始の休暇中はTwitterに大量にTweetしていた。それがログとして充分な役割を果たすので,あえてノートに書かなくても問題は発生しないっていうのが実際のところ。

● Twitterにあげるわけにはいかないこと(=誰にも読まれることのないノートに書いておくしかないこと)は,ぼくの場合,あまりないようなのだ。
 Twitterにあげてしまえるようなこと(≒どうでもいいこと)ではないことをノートに書くのは,かなりエネルギーを要する作業だからでもある。そのエネルギーの持ち合わせが自分にはないのだろう。
 辛いことや悲しいことがあったときは,それをノートに書くと楽になれるという人がいるんだけれども,その渦中にあるときにノートに吐きだす作業をするのは,かなりきつくて,ぼくはまともにできた例しがない。吐きだせるのはシリアスさが薄いものに限られる。チキンメンタルというのかマウスメンタルというのか,自分のメンタルの弱さがなせるところだと思っている。

● ともかく,2週間以上,手書きから離れていましたよ,と。それで困ったことは起きませんでしたよ,と。
 となるとね,手書きにはそれ自体に楽しさがあるとしてもね,手書きから離れてもいいかなぁと思わないでもない,今日この頃。
 Twitterがあればいい。スマホ(+BTキーボード)があればいい。もし,その方向に流れるのだとすると,手帳も紙はやめてGoogleカレンダーに移行することになるだろうね。

2020年1月5日日曜日

2020.01.05 連用手帳への未練 2

● 先月末,大手町の丸善文具売場を覗いたとき,連用手帳も見て歩いた。普通の手帳から一部を連用手帳に転載して,たとえば5年分の同一月日を一望に収めるようにしたら,過去を串刺しにできるようで面白いと思う。というわけで,依然として未練を持っているのだ。
 が,いくつかの実物を見ると,ここまでの器は要らないという結論になる。もっと小さくていい。が,先月,JOYFUL2でサイズに惹かれて買ってしまった「FUJISEIKI」の5年手帳は,普通の手帳を5年分重ねた仕様なので,串刺しにできない。

● たいていの連用手帳は本体の前に5年分の月間予定表が付いている。1ページで収まっていたり見開き2ページにわたっていたりするが,じつはこの月間予定表でぼくの場合は用が足りそうなのだ。
 だったら,小さいカレンダーを買って,5年後に5つのカレンダーを並べれば串刺し効果を得られるか。Excelで自作する手もあるか。

● 小さいカレンダーで代用するのなら,ダイソーに適当なのがある。それで充分だろう。しかし,小さくても5つ並べるというのは,あまり現実的ではないような気がする。
 では,Excelで作るか。月ごとに5年分を1枚にまとめて12枚。コピー用紙をむきだしにして使うと,5年経たないうちにボロボロになりそうだな。

● やっぱり然るべきメーカーが製本した手帳の方が安心できる。もし買うなら,高橋が出している10年手帳かな。
 とか,いろいろ迷って,結局,買わないんだよねぇ。迷うのが趣味なのか,俺。

2020年1月4日土曜日

2020.01.04 急遽,Bindexに戻す

● ダイソーの週間リフィルを使い始めて4日目。特段の不満もないんだけれども,時刻目盛りがないのが,わずかに不便。予定管理ではなくてログを残すために使うとなると,尚更そう。
 ほんとにわずかな不満だ。その“わずか”を我慢するか,能率手帳(Bindex)に戻すか。

● “わずか”であっても1年間続くわけですからね,Bindexに戻す一手かなと思った。
 で,目黒アトレ5階の有隣堂でNo.011を購入。No.011は書店の文具売場では扱ってない,文具店に行かなきゃと思ってたんだけども(そういう棲み分けがあるのだとすると,消費者には迷惑だなぁと思っていた),有隣堂にはあった。

● こうして,能率手帳を使い続けることになった。なかなか能率手帳から離れられない。
 あと3ヶ月で仕事からは完全引退の予定だ。もう“能率”でもないのだけれども,プライベートを記録するにも能率手帳のフォームは適している。
 そもそも能率手帳のフォームの完成度が高いってことでしょう。

● BindexのNo.011と綴じの能率手帳の違いは,No.011にはマンスリーとメモ頁がないこと。週間レフトのみ。そこがいいんですよ。マンスリーをどう使おうかと悩まなくてすむ。
 見開きの年間計画表はある。これは使う。ホテルに泊まった日を赤鉛筆で囲み,行った演奏会を番号付きで記入しておく。自分の娯楽の核についてそれだけのことをしておくと,その見開き2ページだけで1年を把握できるっていうかね。ログとしての効用はかなり大きい。

2020年1月3日金曜日

2020.01.03 伊東屋

● 相方と東京駅からフラフラと銀座まで来た。中央通りまで来て,まず目に入ったのが伊東屋(G.Itoya)。ここで半日は過ごせるが,相方から与えられた時間は15分。2階と3階だけザッと見た。

● 各階ごとにテーマを決めてそのテーマに添った商品を集めるというやり方には賛否両論あると思う。自分の欲しいものがどのテーマに該当するのか。
 該当しそうなのが複数あることもあるだろうし,ひとつもないこともあるだろう。どちらの場合も,商品はどこかにはあるのだけれど。

● 2階は便箋,封筒,祝儀袋,レターセット,絵葉書のコーナー。ここだけ見ると,手書きの手紙が復活してると誤解しそうになる。
 ここでも外国人が多い。彼らが熱心に商品を物色しているのを見ていると,日本文具は世界に冠たるものなのだというのが,ヴィヴィッドにわかるというかね。たぶん,日本で買った方が安いんだろうし。

● 相方から時間延長の要請があった。彼女はどこに行っているんだろうかね。
 そういうことならば,もうひとつの伊東屋(K.Itoya)に。テーマ別になってるより,製品カテゴリーで分けているこちらの方が,何階に行けばいいのかパッとわかっていいですな。ぼくの場合は,なんだけど。

● モレスキンカバーの現物を初めて見た。が,これだとカバー内側が段差を作るから書きづらくなると思う。
 コクヨのシステミックのように考え抜かれたカバーならともかく,たいていのカバーは付けずに使うのが正解でしょ。表紙がハードなモレスキンなら,一層そうだ。

● 商品を見るより,商品を見ているお客さんを見ている方が面白いというのは,文具店でも成立する。いろんな人がいるのだ。
 自分が初めて伊東屋に足を踏み入れたときは,ある種の怖さを覚えたものだ。聖地だと思っていたからね。自分のような者が入っていいところなんだろうかって。
 けど,文具初心者も普通にいるわけでね。そんなに身構える必要はないよね。わからなければ臆せず店員に訊ねればいいんだしね。

2020.01.03 2つのANGERS

● 2日。川崎に行く途中,上野で途中下車して,上野駅構内のANGERSを覗く。覗くだけなのが何とも申しわけない。
 これは通にアピールするのかなと思ったのは,BLACKWINGの鉛筆とDUXの鉛筆削り。真鍮製のこの鉛筆削りを使いたいから鉛筆を買う,ということもあるんだろうかな。道具感とモノとしての存在感の両方がしっかりあってね。真鍮のしからしめるところでしょうね。

● そこにBLACKWINGの鉛筆を合わせておく。なるほどねぇ。
 と,わかったふうな口を聞いているけれど,その妙はぼくにはよくわからない。売ることのプロなら気づくのこだわりなんでしょうね。

● レッツの手帳もあるのだった。レッツにも大型があるんですなぁ。バーチカルもある。何だよ,レッツ。掌サイズに徹する潔さは捨ててたのかよ。
 って,なんなんだ,このやつあたりは。ま,こうした大判の手帳になれば,日本製がよろしいんじゃないかと思いますね。

● ANGERSは文具のみを扱っているわけではない。雑貨店といって悪ければ,生活スタイル提案店だ。蔦屋に似ている。商品の選択と組み合わせで,スタイルという広がりを想起させるオブジェを作る感じでしょう。
 この種の店の難しいところはアンチも作ってしまうことだ。たとえば,ぼくの奥様はこういうところをあまり好まない。本当かどうかは一緒に来たことがないので知らないけれども,本人はそのように申している。
 作り込みが甘ければぼんやりしてしまって訴求力を持たないし,尖らせすぎるとそっぽを向かれる。油断していると,買い手の想像力が自分を追い越してしまう。

● 3日。東京駅前にあるJPビル「KITTE」を6階から順に見て歩いていたら,4階にANGERSがあるのを発見。ここで目に入ったのはオリベッテイの電卓。売り物なんでしょうね。存在感ある。
 欲しいかも。でも,買わないよ。電卓はCASIOのを持ってるし,スマホですんじゃうし。

● これはANGERSとは関係のない話。
 東京オリンピックのエンブレムをあしらった商品がいくつも出ていて,その中には筆記具もある。左の写真はナカバヤシが出している1万円の万年筆。コンバータが付属。
 上野駅構内のANGERSの隣の書店に,ナカバヤシのにそっくりの万年筆があった。こちらは980円。コンバータも付いている。マッスという会社が製造。中国製。太さの表示がない。あるのかもしれないけど,気づかなかった。