書名 毎日が楽しくなる きらめき文房具
著者 菅 未里
発行所 KADOKAWA
発行年月日 2017.02.24
価格(税別) 1,500円
● 最初にいくつか転載。
実用性は,もちろん大切です。でも,私のような不器用な人間にとっては,感性面はもっと重要なんです。(p8)
高校生のときに,もうなくなってしまった,表参道のデルフォニックスでこのペン(トンボ鉛筆のZOOM707)に一目ぼれをしたんです。(中略)「一目ぼれ」というのがポイントです。機能性よりルックスだったんですね。それは今も変わりません。(p22)
私にとっては何といっても,(ぺんてるサインペンの)デザインが魅力です。全体としてはミニマルなのに,愛嬌を忘れていない。(p78)
インクにとって,香りは何の実用性もありません。でも,特に理由はないけれど,楽しい。これって,大切なことだと思います。(p92)
● そうなんですよね。感性とか,ルックスとか,特に理由はないけれど楽しいとか,それがないと文具に限らず,何だって遊びの対象にはなりませんよ。
だからぼくは,文具は好きなんだけど,まったく遊べていない。書けりゃいいやってところがあるもんね。
● もうひとつ。遊びには蕩尽が付きものなんですよ。文具で遊ぼうと思えば,大量に買いこむことになる。
つまり,ケチなやつは遊べないんだよね。ぼくが文具で遊べないもうひとつの理由がここにある。
● 本書で紹介されている文具で,ぼくが使ったことがあるものは次の3つ。
エルバン カートリッジインク用ペン
ぺんてる サインペン
ポスト・イット 透明スリム見出し
● ただし,いずれも途中で放ってある。エルバンではなくプラチナのプレジールを使っているし,サインペンは使うことがなくなったし,ポスト・イットの透明スリム見出しもいくつか転がっているけれども,ダイソーの極細フィルム付箋を使用中。
● 右の記事は(たぶん)今年の4月2日の読売新聞に載ったもの。片岡義男さんが本書を紹介している。
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