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2026年8月25日火曜日

2026.08.24 とちぎ文具博2026

● 福田屋インターパーク店でとちぎ文具博。今年で8回目になるらしい。知ったのは昨日。開催は今日まで。ので,出かけてみた。
 上野文具が主催している。おそらく各県で同じような催しが行われていて,お互いに協力したりされたりしているのじゃないかと思う。
 各県すべてというところまでは行ってないのかもしれないが,那覇のリウボウで同じような催事をやっているのに出くわしたことがある。

● 文具女子博ほどの規模になれば大手メーカーがブースを出し,来場者からお金を取って開催できる。が,地方ではそこまでの吸引力は持てない。上野文具が費用を負担している(のだろう)。入場無料。
 最終日のしかも月曜日。昨日までよりお客さんは少なかったのかもしれない。

● とは言っても,祝祭空間には違いない。違いないのだが,昭和原人の眼からすると大手の文具店は毎日が祝祭のようなものだ。
 各社各店の出張販売の集合体という以上のイメージは持ちにくい。

● 製品が最も集積するのはインク。弘前の「平山萬年堂」も福島の「ペントノート」も仙台の「文具の杜」も製品を出していた。
 平山萬年堂は「弘前煉瓦レッド」を提供したらしい。完売していた。このインク,ぼくは弘前で買っている。

● 神戸のナガサワも。願わくば,オリジナルの測量野帳を供出してくれんか。
 神戸に行きたしと思えども神戸はあまりに遠し。ぼくはまだ神戸に行ったことがない。一度は行っとかないととは思ってるんだが。オリジナルの測量野帳を買うためにね。

● 上野文具の目玉は,栃木のいちごをイメージしたオリジナル万年筆「Strawberry Kingdom」(49,500円)。プラチナ万年筆の「#3776 CENTURY」をベースにしたもので,300本限定らしいのだが,会場には見あたらなかった。
 完売したのか。まさか,そんなことのあるはずはない。49,500円もするものが1週間やそこらで300本も売れるわけがない。ここは宇都宮なのだぞ。てか,東京でも厳しいだろう。

● 苺の形をした消しゴムの盛り合わせもあるはずなのだが,これも会場には見あたらず。隣の上野文具の店舗にはあった。
 苺に似せたものであっても,消しゴムは消しゴムなんだから,消しゴムとして使わなきゃダメだと考えてしまうのが,昭和原人のダメなところかなぁ。が,消しゴムじゃない使い方をするのであれば,アクリルとかで作られたものの方が扱いやすいよな。

● 買ってもいいかなと思っていたのは,早乙女桜並木(ボールペン/シャープペン)だ。喜連川の「“早乙女の桜並木” で寿命を迎えた古木を,筆記具に生まれ変わらせた1本」とのこと。
 製造は三菱鉛筆。3,300円。当然,上野文具が全量を買い取っているわけだろう。売れた分だけ仕入れたことにするというわけには行かない。

● けど,買わずに帰ってきた。ボールペンもシャープペンも,これ以上買うには相当な理由が必要。調子こんで安物をバカバカ買い過ぎた過去の自分を呪ってやりたいが,今の自分も同じことをやっている。
 安物をたくさん買うより,良いものを少なく持て,とはよく言われることだが,安くても良いものになっているからね,今の文具は。

2025年1月16日木曜日

2025.01.16 おきなわ文具の博覧会

● ゆいレールの県庁前駅前にあるリウボウの6Fで「おきなわ文具の博覧会 mini」が開催されていた。一も二もなく覗いてみたんですけどね。
 この種の催事って,文具女子博を始めいくつもあると思うんだけど,ぼくは行ったことはないし,行ってみたいと思ったこともない。測量野帳と鉛筆しか使わない人間ですよ。そんな人間が行ってどうするんですか。

● が,たまたま行ったところでやっていたとなれば,話は別。どんなものなのか,行かないからこそ見ておきたい。
 百貨店での催事のゆえか,入場料はなし。

● 自分が時代に添えていないことは自覚している。自覚しているつもりなのだけれども,全然足りなかったかもしれない。
 と思わせられましたよ。何せ,出品されているのが,ぼくが想定する文具とは全然違うものなんですよ。マステ,スタンプ,シール・・・・・・。何と言うのか,名前すら知らないものもあるんですよ。
 この世界に “実用” という概念はない。そんなのも眼中にないと言わんばかりだ。
 というか,これらは文具なのか。文具という範疇に属するものなのか。

● レターセット,伝言カードといったものも,ぼくの生活シーンには登場しない。伝言カードなんてポストイットでいいんじゃね,と思っちゃいますよ。
 最初はへぇぇぇと思ってたんだけども,そのうち頭がクラクラしてきた。どうでもいいと言いたくなる用途に,大枚をはたいてこういうものを使うんですか,令和の皆さんは。

● 皆さんと言っても,女性だね。女性の皆さんは,と言い換えましょう。
 入場者も9割以上は女性。なるほど,文具女子博になるわけだ。
 その女性たちは年齢を問わず,入っている。10代から(たぶん)60代までまんべんなく。何なのかね,女性は世代の壁を軽々と越えるんですかねぇ。

● デコとコラージュ。これが “文具” が使われる2大領域のようだ。今の文具は “知的生産” のための道具ではなくて,“センス” を競うための手段になっているようだ。
 と言うと,別に競っているわけじゃない,愉しいからやっているだけだ,と返されると思う。さよう然り。文具は遊びに供されるものになっている。時間つぶしに使われるもの。梅棹忠夫などもはやお呼びじゃない。

● 知識とか教養と呼ばれるものも,実際の受け止められ方はだいぶ変わってきてるんでしょうねぇ。従前通りの捉え方しかできないと,嘲笑の対象にされるのかもしれないねぇ。
 大学なんてのも行く価値があるかないかという以前に,存在するんだから使い捨てればいい,価値なんかあろうとあるまいと,という対象になっているのかね。使い捨てるにしては少々お高いけど。

● ぼくがどうにか喰らいつけたのは「ぷんぷく堂」くらいのものだった。「半分鉛筆」を購入。
 ハーフサイズの鉛筆が6本。440円。メーカーは不明。軸の太さからするとトンボかと思うけど,わからない。わからなぬても支障はないわけだが。
 ハーフサイズのいいところは最初から補助軸が使えること。難点は鉛筆の美観を失っていること。鉛筆の美観は17cmという長さが醸しているところがある。

● あと,フエキくんの測量野帳2種。たぶん持っていると思うのだが,在庫管理なんてのはやっていないから,すでに持っているのと同じものかどうかわからない。だったら買っておくか,と。
 1冊748円。レギュラー野帳は286円だから,高いっちゃ高いよね。こういうものは。その高さに見合った使い方をする(できる)わけじゃないからなぁ。
 と考えてしまうこと自体が,時代に添えていない所以なんでしょうなぁ。

● 他に,栞も買った。429円。革紐は外して使う。
 もうひとつ,シールも。図案は少女群像(?)。何種類かあったけど,全部を買うわけには行かず,1種類だけ。550円。
 これは測量野帳の表紙に貼るつもりだが,シールもずいぶん買ったので,全部貼りきれるかどうか。

● というわけで,何がしかのものを買って,この展示会に参加できたという安堵感(?)に浸っているが,それは半分で,あとの半分は,つまらないものを買ってしまったという気分なわけね。
 これだから,昭和原人というのは度し難い衆生ということになるのかもしれんね。

● 出展者(社)を列記しておく。
 TO-MEIHAN &colors ant! ant!! ant!!!
 Atelier PONTA Biscuit forme
 Hütte paper works
 KESHIGOME KANNO KiKiKoKo
 nemunoki paper item Panda factory
 Pavilio かよくらふと シイング
 嵩山堂はし本 フロンティア
 文具の博覧会✕mizutama ぷんぷく堂
 Honey Style AIUEO alittlemini
 BUFFET STYLE cobato COMO
 KNOOP WORKS Krimgen
 matushita sachiko PRIMAL PRESS
 ア・ラ・カル堂 大枝活版室 てるふく商店
 トビマツ ショウイチロウ パピアプラッツ
 ペーパーストーリー みんなのはんこ工房
 ヨハク

● 以下は沖縄に拠点を置く人たち。
 LETTER STAND lolo 福木カフェ・商店
 MEGU WAZOUSKI シマノネ
 asamoya works 吉田千呂留 島しまかいしゃ
 絵本作家sava 中村活版印刷所

2023年10月5日木曜日

2023.10.05 うつのみや文具の博覧会

● 宇都宮東武百貨店5Fの文具売場に行ったら,「うつのみや文具の博覧会」というのが開催されていた。ひととおり見てまわったのだが,完全に女性向け。
 お客さんは女性ばかり。男性はぼくと小さい男の子の2人だけだった。

● ノートやメモ帳が少しあった。ボールペンもわずかにあったが,万年筆や鉛筆は1本もなかった。圧倒的に多いのはマステなんだけども,マステって文具だったのか。
 あとは,「おどうぐばこ」とかポチ袋とか。まだブームが続いているやに思われる,ガラスペンやインクもなかった。

● 文具というより包装用品展という趣で,その中に文具も混じっているという感じね。
 ぼくのような昭和原人からすると,これが文具なのかと思うようなのばかり。ごく少数の売れ筋商品ばかりが並んでいて,これではどうにも面白がりようがない。

● あ,あと便箋があった。6枚で386円のレターペーパーとかおかしいだろ。50枚のコクヨ「書翰箋」がダイソーにあるぞ。
 というわけで,時代について行くのは大変だ,というのが感想。