2017年12月30日土曜日

2017.12.30 Chromebookを使ってみて

● 買って間もないChromebook(ASUS 100PA)を宿泊中のホテルに持ちこんでいる。

● 今までのWinタブレットPCより段違いに快適。ThinkPadのキーボードと比べてはいけないが,これならタイプする気になる。
 英字キーボードにも慣れてきた。たとえばfnキーがないが,altキーがその代わりをする。触っているうちに気がついた。deleteがないが,alt+backspaceでdeleteになることも。さらに使っているうちに,色々とわかってくるんだろう。

● ただし,タッチパッドの使いにくさが気になる。マウスは嫌いなので,端から使うつもりはない。ので,極力,キーボードから操作することに。
 しかし,これは端末の問題。Chromebookの設計思想とは関係ない。

● オフラインでも「txt」を立ちあげて,任意のデバイスからファイルを開き,作業をして,そのデバイスに保存できる。これは確認した。つまり,オフラインでもテキスト入力は自在にできる。
 が,表計算も使いたいときがある。AndroidのExcelを使う気にはならないから,Googleスプレッドシートを使いたい。が,そのGoogleスプレッドシートがオフラインでは使えない。

● 事前の調査(?)ではドキュメント系はオフラインで行けるという結果を得ていたんだけどね。
 Androidアプリを使えるようになったときに,このあたりに変更があったんだろうか。それとも,ぼくに初歩的な見落としがあるんだろうか。

● ネットにつながった状態でファイルマネージャーからExcelファイルをダブルクリックすると,Googleスプレッドシートが立ちあがって,ファイルを読み込んでくれる。が,そこから先がどうにもならない。
 まず,検索ができない。入力しても反応が遅すぎる。まともに動かないといっていい。Excelファイルだからだろうか。Googleスプレッドシートのファイル形式で保存してやれば,まともに動くようになるんだろうか。

● これを要するに,使いものにならない。作業は諦めた。
 Googleともあろうものが,こんなものを公開するとは思えないから,ここでもこちらに見落としがあるのかもしれない。っていうか,きっとそうなのだろう。

● が,現状ではChromebookがオフラインでできるのはテキストを書くことだけ。オンラインでできるのは,それに加えてネット閲覧だけということになる。
 それだけできれば充分なのだが,それでは業務用には使えないはずだ。ところが,会社ぐるみで使っているところもあるんだよね。っていうことは,やっぱりぼくの見落としがあるんだろうな。

● ごめんなさい。再度,Googleスプレッドシートを立ちあげて同じ作業を試みたら,今度はスムーズにできた。検索もちゃんとできるんだった。そりゃそうだよね,Googleだもの。レスポンスも実用の範囲内になっていた。
 先ほどは“検索と置換”メニューが表示されなかったんですよ。Wi-Fiが不安定だったか。

● 編集したものは自動的に保存される。これも事前に学習(?)していたので,驚きはしなかったけど,Winに対する優位性といっていいでしょうかね。保存し損ねて目の前が真っ白になるという経験はしなくてすむわけだ。
 オフラインでこの表計算ソフトがつかえればなぁ。もう少し調べてみよう。

● そっか。オフラインで使えるのはGoogleドライブに格納されてるファイルだけなのか。今しがた操作したファイルもGoogleドライブに保存されてたよ。そういうことか。

● というわけで,だんだん慣れてきた。が,購入前に妄想したようなこと,つまり,Chromebookをいつも持ち歩いて,ノートとペン代わりに使うことはなさそうだ。
 軽いし,起動は速いし,バッテリーはもつし,やってやれなくはないと思うんだけども,それをやるメリットが見えてこない。ノートとペンでいいじゃないか,と。
 結局,30分とか1時間とか,まとまった時間,テキストを打ちこむのであれば,Chromebookは威力を発揮するけど,短いメモを書くにはノートとペンが最強という結論。究極のモバイルはノートとペンだ。

● Chromebookを持ち歩くのであれば,予定もGoogleカレンダーに入力できるから,紙の手帳から乗り換えられるかもと思ったんだけど,同じ理由でそれもなさそうだ。来年も紙の手帳を使い続けることになる見込み。
 “いつも持ち歩く”がない以上は,そうなるしかない。スマホから入力なんてやってられないから。

● 泊まりの外出のときだけだね,Chromebookが役に立つのは。WinのタブレットPCをリプレイスするということ。
 で,それはChromebookだからというより,軽くて持ち運びが苦にならないからという理由による。

2017年12月28日木曜日

2017.12.28 ダイソー宇都宮御幸ヶ原店の文具売場

● 栃木県で最大の売場面積のダイソーが,たぶん,ここ。家から決して遠くないんだけど,ここに行くのは数年ぶり。
 ララスクエアにしょっちゅう行っているからね,それで大体すんじゃうわけで。

● A6ダイスキン手帳を,栃木県のダイソーでは初めて見た。マンスリーと週間レフト。能率手帳タイプ。
 見るたびに,手帳はこれで充分だと思う。手帳も百円の時代だなと思うんですよ。ただ,手帳はすでに準備してしまっている。来年もBindexのNo.011を使うことにしている。

● 文具売場をゆっくり見て歩いた。が,買うものなし。つまらんなぁ。どれを買っても百円なんだから,衝動的に何か買いたい。
 が,う~む,欲しいものがない。困ったことだ。

● が,文具世相(?)を見るには,ダイソーの文具売場は格好の場所だと思う。ダイソーの商品企画力というか,パクリ力には端倪すべからざるものがあって,その前提は,どんな商品がどんな層に売れているのかをキッチリとリサーチしていることだ。
 リサーチの結果はダイソーの文具売場を見ればわかる。なるほど,今はこうなのか,と。

● しかも,百円なんだからこれでも仕方がないね,という水準に甘んじないのがダイソーのすごいところ。
 その分,メーカー(中国だったりインドネシアだったり)を叩いているのかもしれないけど。っていうか,叩いているに決まっているんだが。商売とはそういうものだ。

● ダイソー文具で唯一買ってはいけないのが,これ。百円の万年筆。
 百円で万年筆を作ろうとすること自体がすごいんだけど,ここだけはあと百円足して,文具店でプラチナのPreppyを買うべし。

2017年12月24日日曜日

2017.12.24 Chromebook,OK

● 22日にヤフオクで落札したChromebook(ASUSのC100PA-DB02)が届いた。ほぼ新品同様。出品者の方は外箱から化粧紙からすべてとっておいたらしい。おそらく,米アマゾンで購入されたもの。3万円で売れるとは思っていなかったかも。
 ぼくはまず,それらを処分することから始めた。使い倒すつもりだから,そういうものを残しておく必要はない。

● とりあえずはイジッてみないことは始まらない。電源を入れてから立ちあがるまでの速さや,Chromeにログインすると今までの環境が即座に再現されるといったことに対する驚きは,何人ものChromebookユーザーが,それぞれのブログで書いている。それらを読んで承知していたので,なるほどなと思っただけ。環境再現についてはWinを乗り継いだときに体験済みだしね。
 とにかく,ネットを使って何かをするという部分に関してはまったく問題ない。買ったその瞬間から使えるだろう。昨日と今日の間に段差はできない。シームレスだ。

● ただし,だ。初めての英字キーボードに戸惑った。@が入力できないのだ。いじっている間に何とかなってくれたんだが。っていうか,入力言語を日本語から英語に切り替えればいいだけなんだが。
 そのうち“Google日本語入力”が働きだして,日本語でも入力できるようになったんだけど,何をどうしてこうなったのかはわからない。

● とにかく,Chromeにログインできれば,ネットの使い方は今までと同じ作法でできるわけだ。問題はそれ以外の部分。Windowsに慣れきってしまっているので,けっこう戸惑った。マニュアルもないしね。
 テキストエディタを入れようと思って,GooglePlayからいくつかを試してみた。GooglePlayなんだから,引っぱってくるのはAndroidアプリだ。
 インストールしては開いてみて,これはどうもなと思ってアンインストールする。その繰り返し。表示面積がスマホに最適化されていたりするから,これじゃChromebookが活きないじゃないかと,何度も悪態をついた。まずまず良さげなのを入れてみた。

● 次にUSBメモリを挿してみた。問題なく認識する。では,そこにあるファイルの中から呼びだしたいものをどうやって呼びだすのか。ファイルマネージャー的なアプリはどこにあるのか。それがわからない。
 USBをそのまま引き抜くと警告が出る。こうやってから抜け,と。ファイルマネージャー的なアプリのイジェクト・アイコンをクリックする必要があるらしいのだが,そのアプリをどうやって表示させればいいのかがわからない。

● 引き抜くとそのアプリのアイコンが表示されるので,それをクリックするとファイルマネージャーが開く。おお,これか,と思うわけだが,終了させるとどこかに消える。
 画面の下にいくつかのアプリアイコンが表示されているのだけど,なんでその中に入れてくれないんだよ,と思った。
 結局,すべてのアプリを表示させてそこから選べばいいことはわかった。でも,すべてのアプリを表示させるためのワンクリックかツークリックが余計な手間だ。

● まぁいい。ともかく,テキストを編集してみよう。先ほどインストールしたテキストエディタを立ちあげてみる。そこからファイルを呼びだそうとしても呼びだせない。
 ファイルマネージャーから呼びだすしかないようだ。で,そのようにしてみたのだが,インストールしたのとは別のテキストエディタが立ちあがった。最初から入っていたらしい。その名も「TXT」という(いや,これも自分でインストールしたのかも)。
 結局,それが一番いい。余計な作業をした。が,入っているなら入っているで,わかるようにしといてくれないかな。

● この日はとりあえずここまで。ファイルマネージャーがどこにあるのかわからなかった(したがって,USBメモリにあるファイルを開けない)というのが,一番の難所(?)だった。
 Winだと“最近使ったファイル”からダブルクリックしてやれば,アプリもろとも立ちあがってくれて,ファイルマネージャーなんて意識しなくてすむんだが。

● 以後,24日まで触らず。22日に確認したことを再度,試行してみた。よろしい,これでChromebookには慣れたぞ,ということにしたい。
 当初に想定していた使い方は問題なくできることも確認できた。といっても,テキストを入力するってことだけなんだけど。オフラインでも可能。

● 唯一の問題はキーボード(とタッチパッド)。ストロークが浅くて,ペコペコした感じ。ThinkPadのキーボードとトラックポイントが秀逸であることを,逆に再確認する結果になった。
 しかし,今まで使っていたWinのタブレットPCに比べれば,ずっと使いやすい。ミスタッチが頻発してイライラすることは減りそうだ。

● C100PAのサイズであれば,Android用のMS-Officeがそのまま使える。だけれども,Android用のMS-Officeって使いものになるのか? まぁなるから使われているんだろうけど,Google-Officeに切り替えてしまった方がはるかに快適じゃないかと思う。
 ときどきExcelファイルを扱うことがあるかもしれない。そのときは,Googleスプレッドシートで読みこんで,以後はGoogle-Officeのファイル形式で保存してしまおうと思う。Excelに比べて使える機能は限定されるといっても,ぼくなんかExcel機能の3%も使っていないと思うんでね。

● ChromebookでできることはChromebookでやった方が快適なのじゃないかと妄想したんだけど,このキーボードではそうはいかない。
 自宅では今までどおりThinkPadを使っていく。何台もThinkPadを使い続けてきて,すっかりあたりまえになっていたんだけれども,いや,ThinkPadは素晴らしいノートパソコンなんでした。

● というわけで,休日にはこのChromebookを持って外出しようと思う。この買物が高かったか安かったかは,購入価格で決まるわけではない。購入後の使い方次第。
 出品者の方は,アマゾンでソフトケースも買われており,それも付けてくれた。おそらく,ぼくと同じように出先で使おうと思われていたんだろう。しかし,使えないと判断された。あるいは,iPadか何かを新たに買われたのかもしれない。
 それが縁あってぼくのところに来たというわけだ。よろしい,ぼくが存分に使ってさしあげよう。

2017年12月20日水曜日

2017.12.20 Chromebookをもうひとつ,購入

● 16日にヤフオクで落札したChromebook(AcerのC730E-N14M)が届いた。税・送料込みで23,141円。が,まだ開封していない。ずっとしないかもしれない。
 じつは今日,同じChromebook(ASUSのC100PA-DB02)を落札してしまったのだ。こちらをメインに使うことになるからだ。890gの誘惑に負けた。落札価格は30,000円(+送料)。

● 1.45㎏と890G。その差,560g。この違いは毎日(といっても,休日に限られるわけだが)外に持ちだす気になるかどうか。
 パソコンを外に持ちだすというのは,今までのぼくにはなかったこと。そのなかったことがあるようになるんだから,何かが変わるかもしれない。その期待だ。しごく大げさにいえば,夢を見させてくれるかどうか。
 毎日持ち歩くことによって,自分の筆記スタイルが変わり,それによってブログやSNSへのアップ作業がスムーズに短時間ですむようになるんじゃないか,っていうね。生産性が上がるんじゃないかということ。
 上がっているシーンを妄想させてくれる。実際にそうなるかどうかは別にして。

● 当初は1万円台でゲットしようと目論んでいたのに,5万円超の出費になった。最初の1台は使うあてがない。最悪の結果。ま,授業料だ。しかし,元を取れる自信は何となくある。
 ただなぁ,2回目のC201Pをうっかり取り逃がしてしまったのは大きいなぁ。あれを押さえておけば,予定どおり1万円台で収まった(可能性が高い)んだが。

● Androidアプリも使えるのだが,ストレージが16GBでは少し心もとない。スマホだって32GBが普通だから。が,Androidアプリはぼくには不要だろう。
 外に持ちだすけれども,キーボードを活かして入力マシンとして使っていく予定。Chromebookをコミュニケーターにするつもりはない。仕事に使うこともない。
 テキストエディタとブラウザがあれば,他は要らん。Googleアプリで十二分だ。ガシガシ使い倒していく予定。

● オフラインでKeepも使えるらしい。ということは,テキスト入力はKeepを使えばいいことになる。
 が,Chromebookでもなく,自宅のパソコンでもない,第3のパソコン(しかも,スタンドアローン)で作業することがまったくないとはいえない。
 ので,テキストデータはUSBメモリで持ち歩くという旧来のスタイルを踏襲したい。ゆえに,テキストエディタをインストールして,USBメモリを挿してっていう,野暮ったいやり方を継続する。それくらいのことはオフラインでもできるんでしょ。

● Chromebookではスキャナも使えないし,CDのリッピングもできない(最近はほとんどしてないが)わけだから,家では今までどおりThinkPadを使うことになる。
 けれども,ぼくが今パソコンでやっていることの9割はChromebookでできるはずだ。なにせ,今だってWindowsの付録についてくる「メモ帳」とブラウザ(当然,chrome)しか使っていないんだから。

● で,ここからさらに妄想が濃くなるんだけども,ChromebookでできることはChromebookでやった方が快適なのではないか。
 その結果,Googleのサービスで今まで使っていなかったものも使うようになるかもしれない。たとえば,カレンダー。ひょっとすると,来年から手帳を使わなくなる可能性もあるかなぁ,と。

● 手帳じたい,来年からマンスリーにしようかと思ったくらいだから,自分にとっての重要性は減っている。
 手帳をガッツリ活用している人は,なんだかんだ言って紙の方が便利だろう。融通が利くし,取り回しが楽だ。瞬発性も紙が勝る。デジタル化してしまうと時間のロスが大きくなりそうだ。
 手帳への依存度が低い人は,逆にデジタルで足りるんじゃなかろうか。スマホで確認するだけで大丈夫だろうから。

● というわけで,まだ見ぬChromebookに対して,色々と妄想を逞しくしている。早く届かないかな,890gのChromebook。

2017年12月19日火曜日

2017.12.19 16日にChromebookをヤフオクで落札した。だけど・・・・・・

● Chromebookのヤフオク入札,どうもチグハグだ。価格,性能,重量のどれを最優先にするかにブレがありまくりだ。あと,発売時期とかね。
 ブレがあるというより,何も考えていないという感じね。

● 要するに,性能か軽さか。軽さを最優先にすることに決めた。モバイル用途なので。性能にも価格にもある程度は目をつぶろう。
 となれば,ASUSのC100の一択。890㌘。ポメラの580㌘には負けるけど,充分に軽い。

● なのに。前日,つまり何も考えていないときに,あまり軽くないやつに入札してしまっているのだ。ポメラ代わりだと言っておきながら,何でそんなことしてるんだよ,オレよ。
 とにかく,現在,最高額入札者なのだ。終了まであと1時間。頼む,誰か高値更新してくれ。
 これで落札になるはずがない。必ず,誰かが高値更新するはずだと思ったんですよ。いたずらのつもりだったんだよ。

● あ~ぁ,落札になっちまった。こんなもんなんだよなぁ。
 AcerのC730E-N14M。昨年4月の発売。たぶん,新品同様。バッテリー駆動は13時間。スペックにはまったく不満なし。消費税,送料込みで23,141円。

● でもね,1.45kgもあるんですよ。重すぎるんですよ。ひと昔前なら充分に軽いんだけど,今となってはねぇ。
 どうもね,詰めが甘いというか,余計なことをしてしまうというか。こういうところに性格って出るんですかねぇ。
 ま,でも,しょうがないもんね。使い倒して元を取らなきゃ。23,141円の元をね。

● 以上は16日のこと。
 Chromebookを使ってみようと思って,ヤフオクで手に入れた(まだ届いてない)。けど,ちょっとバタバタしてしまって,1.45㎏のChromebookとしては少々重い機種にしてしまったよ,と。
 Chromebookはメインでは使えないから(スキャナをつなげない。iTunesも使えない),サブ的な使い方になる。具体的には出先に持ちだして使う。

● となれば,軽い方がいいに決まっている。なのに不用意に動いてしまったのが,つくづく悔やまれる。
 上記のとおり,買ってしまった以上はしょうがない,1.45㎏を持ちだして元を取ろうと思っていたんだけど,何だかそれもうっとうしい。

● あらためて890gの軽いのを買いなおそうかってところに傾いている。1.45㎏の価格は失敗の授業料だと思うことにする。引きずらないでスパッと切り捨てる。
 その軽いのってわりと人気があるようで,ヤフオクでもけっこう高値が付いている。ならば,ヤフオクにこだわらず実店舗で買ってもいいし,アマゾンを利用してもいい。

● というわけで,買い直す方向で検討中。10数万円もするパソコンならば買い直すなんて論外だけれども,Chromebookなら人気の軽いやつでも3万数千円で手に入る。
 当初は1万円台でと考えていた。これも迷走の原因を作ってしまったな。あまり価格にこだわらない方がいいようだ。

2017年12月18日月曜日

2017.12.18 ダイスキンを使い終えた

● もう何冊目になるのか数えてもいないんだけど,ダイスキンを使い終えた。今回は51日間。次に使うのも黒のダイスキンだ。これは,当分,揺るがない。
 ダイスキンの一番の魅力はもちろん価格にある。が,安いだけのノートならほかにもある。ダイソーに限ってみても,いくつもある。

● 使い勝手の良さでしょうね。このサイズにハードカバーでゴムバンド付き。測量野帳を使ってみようかと思わないではない。実際,何冊か買ってもみた。が,測量野帳は買ったままの状態で数年が経つ。
 横罫は親の仇だとでもいう人でない限り,ダイスキンから動けないのではないか。中紙96枚の魅力もある。長く使える。ということは,その分,見返す機会が保証されるということだ。

● 余計なものがない。じつに使い勝手がいい。デコラティブでないというのは重要なことだ。
 万年筆を受けとめてくれるところもグッド。ゲルインクや低粘度油性のボールペンはとんでもなく良くできていると思うけれども,長く書いているとどうしたって万年筆の方が疲れが少ない。
 この点で,百円のダイスキンが2千円のモレスキンに優る。書くことの多くが文字なのであれば,ダイスキンがモレスキンに劣るところはない。少なくとも,ぼくは見つけることができなかった。

● 最近,Chromebookを購入したので(まだ届いていない),ひょっとしてひょっとすると,ぼくもパソコンを持ち歩く人になるかもしれない。ぼくはダイスキンに文章しか書いていない。となれば,キーボードのテキスト入力で,自分がダイスキンでやっていることのほぼすべてを代替できそうだ。
 Chromebookは開いて5秒後には作業に入れるらしい。メモ帳を取りだしてペンのキャップをはずして書き始めるよりも,Chromebookの方が抵抗感が少ないよ,などと言うようになるかもしれない。

● が,そうなったとしても,結局は手書きに戻ってくるのではないか。

2017年12月13日水曜日

2017.12.13 Chromebookに入札開始

● ヤフオクでChromebookの中古を入手しようと,入札を始めている。一発目(Acer C730E-14M)は落札に至らなかった。深追いはしない方針だ。
 理由は,絶対にどうしても欲しいというわけではないこと,購入価格は1万円台と決めていること,この2つ。1万円台で買えないのであれば,買えるまで待てばいい。下がるに決まっているんだから。
 一発目は2万円を超えたので,その時点で撤退。

● どうして1万円台にこだわるのかといえば,今使っているThinkPadを1万7千円で買っているからだ。10年前の機種を4年前にやはりヤフオクで手当てした。
 さすがに今となってはディスプレイの解像度が現状に追いつかなくなっている感がある。けれども,それだけの話であって,ネット閲覧,テキスト入力,SNSアップという三点セットを遂行する分には,ほぼ何も問題はない。
 サブで使う予定のChromebookにそれ以上のお金はかけないよ,というケチ根性のゆえだ。1万円台で買えないのであれば,買えるまで待てばいい。

● ぼく的には,Chromebookはポメラの代替だと思っている。そのポメラは使ったことがないので,代替も何もないのだけど,要はポメラ的な使い方を考えている。常時持ち歩いて,テキストを入力する。
 Androidアプリは使えなくていい。WordやExcelにも用はない。プリインストールのGoogleアプリだけで充分だ。つまり,型落ちの安いので間に合うだろう。

● というわけなので,購入機種は2GB(メモリ)-16GB(ストレージ)で充分だと思う。が,念のために,メモリは4GBのものにしておこう。
 ストレージは16GBでいい。クラウド保存が前提だからというより,microSDが使えるからだ。ぼくの使い方だと,ストレージの空きが2GBもあれば,microSDも要らないだろうが。

● 現在は2回目の入札中。ASUS-C201P。併せて,128GBのmicroSDにも。

● このスタイルは今までの自分にはなかったもの。ひょっとすると,ダイスキンを駆逐するかもしれない。
 それでもメモ(手書き)することはあると思うので,ダイスキンに代えて,今まで出番のなかったロディアを使うことになるかもしれない。

● 東日本大震災と熊本地震のときの,台湾からの義援金その他の援助の大きさと迅速さには,日本人の端くれとして少なからず恩義を覚える。
 何かお返しがしたい。といっても,ぼく一個で何ができるか。せめて台湾製品を使うことくらいだ。スマホは台湾製(ASUS)にした。次はパソコンにも台湾製を加える。台湾製といったって,最終のアセンブリ工程を台湾企業が行っているだけの話であって,ここは多分に気分の問題にすぎないわけだけど。

2017年12月8日金曜日

2017.12.08 Chromebookはオフラインだとただの鉄の箱になる,というのは間違い?

● パソコンのIMをATOKからGoogle日本語入力に変えて,Googleのありがたさが身に染みてきた。
 スマホではGoogleのアプリをメインに使っているはずなんだけど,SNSを始めてからTwitterやFacebookに時間を取られることが増えたので,Googleの存在感が薄くなってた。

● そこで,パソコンでもChromebookにあらためて注目。
 目下,ぼくがパソコンでやってることはテキスト入力とネット閲覧。したがって使うソフトはWindowsの付録に付いてくる「メモ帳」とブラウザのChromeだけといっていい状態。
 もちろん,それ以外にも色々使うんだけどね。使用頻度,使用時間でいえば,圧倒的にこの2つ。

● で,ネットで検索してたら,ネットOFF状態でもGoogleKeepが使える,っていう一文を発見。Chromebookはオンラインで使うのを前提に設計されており,ソフトもネットから引っぱってくるし,データもクラウドに保存する,と聞かされていたから,ネットにつながらなければただの鉄の箱なのだと思いこんでいた。
 が,オフラインでもKeepが使えるということは,テキスト入力はできるってことじゃないですか。個人的にはそれだけできれば充分だ。

● ということをTwitterで囀ってみたら,いくつか教示をいただけた。直近のファイルは端末にキャッシュされるらしい。
 オフラインでmicroSDに保存したファイルを読みこんで編集できるのかどうかはわからない。でも,直近のファイルがキャッシュで残るっていうのは大きい。

● ChromebookではiTunesは使えない。周辺機器の使用も制限される。スキャナは使えない。したがって,メインマシンにするのは無理だ。
 が,遊撃手としては充分じゃないかと思った。サブ機として外に持ちだして使うんだったら,現状でOKっぽい。
 だいたい,コンビニにもWi-Fiがある時代だ。座って作業をするところにはたいていWi-Fiがある。スタバしかり,タリーズしかり,ショッピングモールのベンチしかり。

● 普段,スマホ以外のデバイスを持ち歩くことはしない。泊まりの外出のときだけ,WinのタブレットPCを持っていく。マウスコンピューターの安いやつ。
 これ,キーボードが使いづらくてね。だいぶ慣れてきたとはいっても,家で使っているThinkPadに比べると,イライラする局面が多い。タブレットなんだから,そういうものだと思っているけど。
 でも,これをChromebookに置き換える価値はあるかなと思い始めている。

● 起動とシャットダウンが速い。数秒しかかからないらしい。軽量だ。となると,対抗機はMacBookAir,iPad,それからポメラも入るかも。
 そのどれよりもChromebookがいいんじゃないかと思えてきた。以上の3つはどれも使ったことはないんですけどね。もちろん,Chromebookもまだ触ってもいないんだけど。

● そこで,宇都宮のヨドバシでChromebookを確認してきた。ASUSのFlipが1台あっただけ。ひっそりとしている。そこで足をとめる人もいない。Chromebookを生産しているメーカーも,ASUSとAcer,台湾の2つのメーカーに絞られてきたようだ。マイナーですなぁ。日本だけの現象なんでしょうか。
 確認の中心はインターフェイス。データはクラウド保存が原則といっても,microSDは使えるわけだ。USBポートも複数あるんだが,出力系ですか。これで周辺機器をつなげられれば嬉しいんだが。

● Chromebookに限らず,パソコンを新品で買うつもりはない。中古でいい。っていうか,中古がいい。新品にこだわるのは(相方なんか典型的にそうなんだけど),大衆性というか大衆の属性のひとつだと思っていて,できるだけそういうものは外していきたい。
 というのは,理屈であって,要は中古の方が安いということ。もうひとつ,テキスト中心の使い方なら最新の性能はまったく要らないということ。

● したがって,ヨドバシにはちょくちょく行くんだけど,あまり買わないんですよね。それが申しわけない。たまに小物を買って少しは埋め合わせをしてるつもなんですけどね。
 実店舗はショールームですね。ただし,Chromebookに関しては,そういうわけでショールームとしても少し寂しい。

● ChromeOSはハードにあまり性能を求めない。ゆえに,価格も安くなる。とはいえ,今年出た製品には6万円を超えるものもあるらしい。
 そういうものはぼくには不要。RAMは2GB,記憶容量は16GBのもので充分だろう,たぶん。
 で,ヤフオクでChromebookの出物をチェックしてみた。1万円台で買えるなら買えるなら買ってみようかなぁ,と。慌てることはないので,あまり深追いをするつもりはないんだけどね。
 中古を買う場合,唯一気になるのがバッテリーの状態なんですけどね。そこは写真と出品者の紹介文から推測するしかない。

2017年12月7日木曜日

2017.12.07 パソコンもATOKからGoogle日本語入力に

● スマホの日本語入力をデフォルトのATOKからGoogle日本語入力に変えたら,フリック入力の速度が出るようになった。
 パソコンはATOKの一択かと思えるほどに優秀で,何の不満もなかったんだけど,スマホのATOKも同じだと考えてはいけないなと思った。ATOKはその名前だけでユーザーを信頼させますが。

● パソコンでもGoogle日本語入力を試してみたくなった。ので,Windows版をインストール。しばらく使ってみて,これはいいわという結論に。
 Windowsに付いてくる,マイクロソフトのIMだとけっこうなストレスを感じるんだけども,Google日本語入力は最初から違和感なく使えた。

● これが無料なのか。マップやアースを無料で提供しているんだから,IMが無料だからって驚くことではないんだけどねぇ。
 ソフトは無料というのがすっかりあたりまえになっているんだけど,かつてのATOKは1万円以上してたんじゃないか。今でも5千円程度はする。
 ここからもGoogleはいろんなデータを吸いあげているんだろうけど,どうぞどうぞ,お好きにお使いください,って感じだな。

● 今まで使っていたATOKは2006だったんですよ。パソコンを替えるたびに2006を入れ直してたんですけど。古くなっていても,それに慣れてしまっているから,特に不都合は感じなかった。辞書を鍛えるという方法もあるし(ぼくはあまりやってなかったけど)。
 ただ,Google日本語入力を数時間使ってみて,古くなってたんだなと思ったんでした。

2017年12月2日土曜日

2017.12.02 川崎のLoFtを覗く

● 川崎に来た。まずはLoftを覗いてみる。ひとつ上の階に移っていた。
 大変な人出。文具人気,衰えず。お客さんは老若男女。ただし,老より若が多く,男より女が多い。つまり,活気と華やかさがある。店の雰囲気を作るのはお客さんだな。
 ただし,そのお客さんを集めるのは,商品と売場のレイアウト。

● 同一ジャンルの商品がこんなにあるんだから,すべてを試してみるなんてできる相談ではない。結局,たまたま手に取るかどうか。そのあたりはもう縁があったかなかったかってことなんでしょうね。
 ノートの類いも然り。使うノートを次々に変えてみても,市場に出ているすべてを使うのはまず無理でしょ。

● ただし,ノートに関してはやっぱりCampusという思いこみが,ぼくにはある。小学生の頃からコクヨ製品を使っていたってのもあるんだろう。品質に対する圧倒的な安心感。価格もこなれている。
 方眼もリングもCampusでいいんじゃないかと思う。ぼくは綴じのA6・B罫を使ってるんだけど。

● Loftは「ほぼ日」製品を扱っているのも特徴。「5年手帳」と「アースボール」の実物を初めて見た。
 5年手帳の体裁はとっくの昔からあるもの。それを「ほぼ日」が作るとこうなるよというわけですね。見開き2ページを上下に5つに切っている。したがって,それなりのスペースは確保されている。
 2年目には,1年前の今日,何をしたのかが自動的に表示される。3年目には,2年前と1年前のが自動的に表示される。この“自動的に”というのがミソ。
 手帳というよりは日記的に使うものでしょうね。予定管理じゃなくてログを残しておくためのもの。それをキチッとした文章ではなくて,自由な形で残せればいいんでしょうね。

● 「アースボール」はゴムの地球儀なんだけど,破れない工夫が色々とされているんだろう。専用アプリと組み合わせて,詳しい情報が引きだせる。
 小さい子どもはすぐに飽きてしまうだろうから,これはやはり大人のものでしょうね。誰かぼくに買ってくれないかな。くれないだろうな。

2017.12.02 上野駅構内のANGERSを覗く-『暮しの手帖』的なるものが見切られ始めている

● 上野駅構内のANGERS。手帳のコーナーはだいぶ縮小されていた。ANGERSで買うほどの人は,もうとっくに買っていて,出遅れ派はいないってことかな。
 今日はお客さんの過半が男性だった。わりと珍しいことだと思う。

● ぼく,正直,買うモノがないのが辛い。文具は実用品っていう固定観念(?)があって,その実用に必要なものは,すでに揃っている。
 もちろん,気持ちよく実用できた方がいいので,ペンならペンにしても,どれがいいかは自分なりに試行錯誤済みで,その結果として自分が使っている文具類がある。

● 新製品は次々に出るし,ペンにしてもすでに数えきれないほど多くの製品があるわけなので,そのすべてを試したわけでは,当然ない。
 就職とか結婚と同じ。すべての会社を比較検討して自分が行きたい会社を選ぶ人はいない。すべての異性と付き合ってその中から結婚相手を選ぶ,なんて言ってたんじゃ,結婚はできない。その前に,自分の顔や収入も考えてみれば,と言われるのがオチだ。
 という,当然の前提に立つと,試行錯誤はけっこうやったように思う。

● 欲しい文具を作るためには,文具を使うその使い方,スタイルを変えないといけない。スタイルを変えることに対して,よくいえば慎重だ。普通にいえば,フットワークが重い。男性は大方そうだと思うんだが。
 自分の現在のスタイルが百点満点だと思っているわけでは,もちろんない。変えた方がいいところがいくつかあるとは思うんだけども,それでもじゃぁここを変えてみようかってことには,なかなかならない。
 もう一点。現在のスタイルを前提にして,ノートやペンやカートリッジインクなどを大量に買いためてしまったことも影響している。

● 変えるのではなく,付加するのはどうだろう。じつは以前から,大型のメモパッドに惹かれている。B5とかA4の方眼のメモパッド。
 なぜ惹かれるかというと,このくらいの大きさの紙に自由に何か書いてみたいってわけなんだけど,その何かってのはしかし,落書きしか思いつかない。

● 最近か,けっこう前からか,ANGERSのようなセレクトショップ系は苦戦しているように見受けられるのだが。
 ANGERSの場合だと,文具のほかに腕時計とか小物,書籍を扱っている。書斎がコンセプトで,書斎を飾るあるは整えるのための雑貨を取り揃えているわけなんだけど,店側のセレクトが消費者がイメージするラインに遅れを取り始めているような。

● たとえば『暮しの手帖』的なもの。手間をかけることをいとわない丁寧な暮らしぶりっていうのは,もともと実行していた人は少ない(と思う)。が,それに規範性を感じていた人は多かったろう。かくあるべし,自分はできていないけれども,目指すべきゴールはそこだ,と思っている人は多かったのではないか。
 ところが,『暮しの手帖』的なるものが見切られ始めているように思う。無理なものは無理,ではどうするか,というところで色々考えているというところじゃなかろうか。

● このままだと,ANGERS(に限らず,セレクトショップの多く)が消費者のセレクトから外されてしまうんじゃないか。
 ライフスタイルの提案をする以上,自らが立ち止まるわけにはいかない。なまなかなことで,提案を続けられるはずがない。
 何か止まっちゃってるような印象を受ける。