書名 働く女性のための手帳術
著者 浅倉ユキ
発行所 パルコ
発行年月日 2013.01.07
価格(税別) 1,300円
● 浅倉さんの手帳術というのは,一にも二にも付箋の活用。やりたいこと,やるべきこと,やらなければならないことを,細分化して付箋に書いて手帳に貼っておけ,というものだ。
単純である。フォーマットを作るといった面倒かつ失敗が約束されているような方法論を提言しているわけではない。
● この本ではA5サイズのシステム手帳の使用が推奨されているんだけど(付箋を貼るのにある程度の大きさがあったほうがいいという理由),あれを持ち歩かないと立ち行かないような生活っていうのは,生活じたいが間違っているんじゃないかと思う。
かといって,間違いを正す方法があるのかと問われれば,俯くしかないわけだけど。
● アナログであれ,デジタルであれ,情報管理でよく言われるのは,効率化,共有化,一元化の3つだ。ぼく一個は,こういうのはクソ食らえと思っている。もっとゆるいやり方でいいんじゃないかと思う。
共有化なんてそもそも無理じゃないか。Googleカレンダーで予定を共有するっていうのは,何というか遊びの次元でしかない。何月何日の何時から何時まで,誰某さんには会議の予定が入っているっていうのがわかったところで,しょうがない。
自分のスケジュールと同じレベルで相手のスケジュールもわかるというのでなければ,使いものにならない。で,それを予定表で表現するのは不可能だ。
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