書名 速攻で仕事をする人の手帳のワザ
著者 佐久間英彰
発行所 明日香出版社
発行年月日 2014.11.29
価格(税別) 1,400円
著者 佐久間英彰
発行所 明日香出版社
発行年月日 2014.11.29
価格(税別) 1,400円
● 再読。「ジブン手帳」の考案者の意見を再確認したくなって。
といって,ぼくは「ジブン手帳」のユーザーではない。社会人として物心ついてからずっと能率手帳ひと筋で来ている。バーチカルなんてのにも眼を向けたことはない。フランクリン? 何だそれ,ってなものだ。
しかし,手帳の世界もぼくが物心ついた頃からすると,だいぶ変わってきている。「ジブン手帳」もその変化を象徴する1冊だと思う。
といって,ぼくは「ジブン手帳」のユーザーではない。社会人として物心ついてからずっと能率手帳ひと筋で来ている。バーチカルなんてのにも眼を向けたことはない。フランクリン? 何だそれ,ってなものだ。
しかし,手帳の世界もぼくが物心ついた頃からすると,だいぶ変わってきている。「ジブン手帳」もその変化を象徴する1冊だと思う。
● 自分が能率手帳で昔からやってきたことも,推奨されている。あ,俺,間違ってなかったんだな,と思って嬉しくなる。
第1に「年間スケジュールにオススメなのが,ひとつのテーマに絞って書くということ」(p58)。
第2が色分け。「私は「青=ビジネス」「赤=プライベート」で掻き分けています」「自分はこの1週間,どこに時間を使ったかが一目瞭然になるのでたいへん便利です」(p74)ということ。ぼくは仕事関係(義務としてやらなければいけないこと)は黒で,プライベートは緑で書いていた。手帳の紙面が黒っぽくなると色彩的にもウンザリしてくる。
第3が予定の他に結果も記録しておくこと。「手帳には2つの書くタイミングがあります。それは「予定」と「結果」です。多くの人は予定しか書かないようですが,それはもったいないです。(中略)終わった作業に関して,実際の始まりと終わりの時間を枠で囲みましょう」(p70)。
第1に「年間スケジュールにオススメなのが,ひとつのテーマに絞って書くということ」(p58)。
第2が色分け。「私は「青=ビジネス」「赤=プライベート」で掻き分けています」「自分はこの1週間,どこに時間を使ったかが一目瞭然になるのでたいへん便利です」(p74)ということ。ぼくは仕事関係(義務としてやらなければいけないこと)は黒で,プライベートは緑で書いていた。手帳の紙面が黒っぽくなると色彩的にもウンザリしてくる。
第3が予定の他に結果も記録しておくこと。「手帳には2つの書くタイミングがあります。それは「予定」と「結果」です。多くの人は予定しか書かないようですが,それはもったいないです。(中略)終わった作業に関して,実際の始まりと終わりの時間を枠で囲みましょう」(p70)。
● では,以下にいくつか転載。
言うなれば,目を覚まし,ご飯を食べて,どこかに出かけて,誰かと会って,会話して,いろいろ思って,そして寝る。どんな人にも当てはまるその部分を,まず丁寧に設計することが,手帳術の土台として必要だと感じました。つまり仕事のためだけではなく,ひとつ上のレイヤーである人生のための手帳とはどうあるべきかについてです。(p4)
有能な秘書も,デジタルでのスケジュール管理とは別に,手帳を持ち歩いて的確に記憶を引き出しています。(p26)
結果的に情報が増え,本当に大切なものが目に入りにくくなっては本末転倒です。手書きだと,書くエリアが限定されているので,何が大切な情報なのかを意識しながら,手短に書かざるを得ないので,素早く簡潔な情報を書くことができるのです。「情報を捨てながら書ける」というのは手書きのメリットです。(p28)
あくまでも手帳の役割は,検索されるためのキーワードや思い出しやすい簡単な内容を,素早く書き込むことです。そうすれば,付随する膨大なデータまでは記録する必要はなく,あとはググったり,自分のクラウドデータから検索すればいいだけの話です。(p32)
アナログの手帳でも,見つけられないデータは死んだも同然です。(中略)しかし情報の置き場所をルール化することで,手書きでも検索性は格段にアップします。(p34)
スケジュール欄の中には,ToDoを組み込まないほうがいいです。その時間に絶対にやらなければならない,という記号になり,柔軟ではなくなってしまいます。(p90)
ToDo管理がうまくいっていない人は,本当にあなたに合ってないのだと思います。(中略)まずはシンプルなところから書いてみて,求めるものに合わせてレベルを上げてください。目的は効率的に処理をすることが大切なのですから,それをかなえるやり方であれば何でもいいと思います。(p92)
そうして1か所に溜めたノートは,かなり分厚くなっていることでしょう。(中略)そこで最終的に情報の密度を濃くする「濃縮ノート」を作ります。ここに,今後の人生でも必要であろう情報やいつか役に立つだろう情報だけを書きまとめていきましょう。(p102)嶋浩一郎さんの「一軍ノート」にあたるものでしょうね。こういう作業をすることを,ぼくは軽視というか蔑視に近い目で見ていたけれども,浅はかだったですかねぇ。
できれば1テーマ1ページ単位と割り切って書くのがオススメです。検索するときも日付をタイトルのある上部を見るだけで,視線を動かさなくていいので効率的です。ただし,私は貧乏性でそれができません。(中略)そこで苦肉の策として思いついたのが,ノート左寄りに1本縦の線を引き,その左側に日付とタイトルのみを書き,メモを書き終わったら下に境界線を引くというルールです。(p104)
私は思い出せないメモは,意味がないと思っています。そのあと得られる可能性を破棄したも同然ですから。そこで(中略)「人」(もしくは情報源)と「場所」もできれば書くことです。(中略)あとで見返したときに格段に思い出しやすいメモ情報に変化します。(p106)
夢を実現するために,ちょっとした意識の変換をするだけで十分です。簡単な方法です。それは「夢」と言わずに「目標」と言い換えるだけです。目標と書いたとたん,あとはその目標に向かってどういう行動をすればいいか,ブレイクダウンしやすくなるのです。(中略)現実的な目標にブレイクダウンすることで,実現が可能になります。(p146)
あなたの1週間,行き当りばったりではありませんか? もしそうならば,理想の時間割を作ることをオススメします。(中略)理想が一度可視化されることで,実際の行動も少しずつ修正されるはずです。(p150)
ページ番号の振られたノートは,便利ですが高くてオススメしません。ノートやメモ帳は安いもので十分。コストを気にせず,ガシガシ使うのが一番です。そこでオススメなのがシヤチハタの「ページナンバースタンプ」。(p170)
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