● 銀座蔦屋書店で初の買い物。何度か行ってるけど,こういう店は自分のホームにはならない。見るだけの人で終わるところだ。
とはいえ,何度も目の保養をさせてもらっているので,自分にも買えるものがあれば買わなきゃなぁと思ってはいましたよ。買えるものっていうのは,財布と相談して何とかなるものという意味でもあるけれど,それ以上に自分が実際に使うだろうなと思えるもの。
このノートを他の文具店で見かけたことはない。ネット通販では取り扱っているのだが,リアルの文具店ではまず見かけない。あの ANGERS にもなかったと思う。
● 今回,それを購入。サイズは91×210mm(パスポートサイズもあった)。A4を三つ折りにしたのとほぼ同じ。トラベラーズノートのリフィルとしても使えるらしい。幅はだいぶ小さくなるが,高さが合うので。
中紙は30枚。15枚をまとめて折って糸でかがっている。表紙を蝋でコーティングしてあるようだ。革と同じように経年変化を楽しめるらしい。見た感じ,丁寧な作りで,これで495円は安いと思う。
ただし,長くても1ヶ月で使い終え,その後は見返すこともあまりないと思うので,経年変化のところはぼくには無縁。
● 買ったのは2mm方眼とB罫の2種。他に,4.5mm方眼と5mmドット方眼,無地がある。
ぼくはひたすら文字列(文章)を書いていくという使い方しかしていない。箇条書きすらあまりしたことがない。それならB罫が最も適当。あとは,B罫としても使える2mm方眼か3mm方眼くらいだろう。
能がない使い方にはB罫でいいね,と言われても返す言葉がない。
● が,一方でこうも思っている。5mm方眼ほど役立たずの罫線はない,と。それが売れているらしいから,世の中のことはわからない。
誰がどんな用途に使っているのだろう。外人が使うならまだわかるんだが。
● ひょっとして,『頭のいい人はなぜ方眼ノートを使うのか』などというタイトルを真に受けて,横罫より方眼を使う方が知的だと思っている,度し難いバカがいるんだろうか。
そういう人が方眼なら何でもいいと5mm方眼を何の考えもなしに使っている,と。全き自由があるんだから,5mm方眼を選んでも何の問題もないわけではある。
● ぼくも若い頃は無地を好んでいた。横罫であれ方眼であれ,罫線を嫌っていた。罫線は自由を奪うと本気で思っていたようなのだ。
単純にバカだったと思ってますよ。罫線は自由を奪うものではない。自由を助けるものだった。
0 件のコメント:
コメントを投稿