2023年2月13日月曜日

2023.02.13 シャネルの鉛筆

● 鉛筆を色々と(使いもしないのに)買い込んでいる話。最後に究極のバカをやらかしたので懺悔しておく。
 シャネルの鉛筆をポチったんですよ。5本。メルカリで800円。ファッションショーで来場者にアンケートを書いてもらうために配ったものか。
 頭は切りっぱなしではなく丸めてある。硬度はHくらい。書き味は並。

● おそらく中華製ではないか。たとえノベルティであっても,こんなものに CHANEL という文字を入れていいのか,シャネル。
 つっても,バッグであれ何であれ,ブランド品のほぼすべてが実質的には MADE IN CHINA であることは,よく知られた事実でしょ。浙江省の温州市あたりですか。

● さらに,ペンケースと鉛筆1本。メルカリで888円で買った。
 これは化粧品を買った人にオマケで配ったものらしい。鉛筆3本と定規がセットされていた。
 完全品もメルカリにいくつも出ている。数千円だ。それを買ったのでは,バカの証を作るようなものだ(→お前が言うな)。

● この鉛筆は伊東屋のロメオペンシルのように,芯材も黒く染色してある。が,ロメオほど凝ってはいない。
 ケースもプラスチックの箱以上のものではない。ノベルティだもん。

● ともあれ。ここまでバカなことをしたおかげで,憑物が落ちた。使いもしない鉛筆を買い漁るのは,これにて終了できると思う。
 ついでに,高橋真琴のマイブームもパタッと消えた。病が癒えた感じがする。

● ところで,手元にこんな冊子があった。雑誌「BRUTUS」の2019年12月1日号の別冊付録。この冊子からいくつか引用しておきますか。
 僕は常々「自分の生きた時代を軽く超えるような作品を作りたいなら,年月を思うのではなく印象を大切にすることだ」と考えています。(中略)そういう境地で作った作品は,自分が活きている時代を超え,タイムレスになります。(ファレル・ウィリアムス)
 常に余計なものは取り除きなさい。付け足しは絶対にいけない。
 翼を持たずに生まれてきたのなら,翼を生やすためにどんなことでもしなさい。
 次の瞬間に死ぬって思いながら,暮らすべきなのよ。
 かけがえのない存在であるには,人と違っていなければならない。
 人は怠惰さの中で醜さに慣れてしまう。

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