書名 たのしみノートのつくりかた
著者 杉浦さやか
発行所 祥伝社
発行年月日 2021.12.10
価格(税別) 1,500円
● 著者が2005年に出版した『スクラップ帖のつくりかた』(KKベストセラーズ)の改訂版という位置づけらしいのだが,新著と考えた方がいいでしょう。
著者は日大芸術学部卒のイラストレーター。ゆえに,文章の書き方という話にはならない。楽しい,お洒落といったあたりを訴求している。
しかし,この人,好奇心が旺盛な人ですよ。いろんなことをやってるんですなぁ。女の人ってみんなそうなんですかねぇ。って,そんなはずはないな。
● 以下にいくつか転載。
読み返したくなるのは,断然色つき日記。(p15)
好きなものをランダムに貼ってゆくのもいいと思う。どこを開いても好きなものだらけのノートなんて,自分にとっては最高の絵本になるんじゃないかな。(p59)
一時期使用したシステム手帳は機能をいろいろ増やせるのが楽しかったけど,なんだか深い愛着は持てなかった。(p76)
私のは字が多くて,しかも殴り書き。あまり読み返す気になれないもんな。いつか,スッキリしゃれた旅日記を完成させたいものです。(p99)
自分の意見や感情はあとで恥ずかしくなるのでなるべく書かず,客観的に事柄だけを記録する。(p107)
ノートに向かって自分がやりたいことを考え,言葉や絵をつむぎ出す。手を動かすことで,ようやく頭の中にあるものがクリアになるのです。(p149)
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