著者 上田健次
発行所 小学館文庫
発行年月日 2023.09.11
価格(税別) 730円
第1巻で登場した文具は “万年筆” “システム手帳” “大学ノート” “絵葉書” “メモパッド” だったが,Ⅱでは “単語帳” “ハサミ” “名刺” “栞” “色鉛筆”。
● 各々の製品群の中で代表的な,多くの人が知っている製品が登場する。万年筆ならモンブラン,システム手帳は Filofax,大学ノートはキャンパス,メモパッドは RHODIA,単語帳はレイメイ藤井。
そこが大事であろうことはまぁまぁわかる。
● それらの文具を小道具にしたストーリーを考えるのは,プロの作家にとってはそんなに難しいことではないのかもしれない。
けれども,おまえもやってみろと言われたら,ま,できませんわね。やはり作家というのは大したものだなと思いますよ。
● ただし,登場人物の属性を一話ごとにゼロから作るのはさすがに大変すぎるのだろう。いくつかに類型化できそうだ。
登場人物のキャラクターはどれも似たようなもの。「四宝堂」という舞台で読者をホロッとさせるストーリーに仕立てるわけだから,そうならざるを得ないというかね。

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