● 今どきは,たいていの本屋で文具を扱っている。宇都宮でも,地元書店の雄である落合書店が文具の取扱を始めたし,TSUTAYAと組んでいるうさぎや書店も,駅ビルにある八重洲ブックセンターも,文具を商っている。
紀伊國屋書店の宇都宮店も同じだ。文具コーナーがある。
● で,最近気づいたんだけど,文具コーナーではない書籍売場にモレスキンが入った回転ラックがあったのだった。
本を売るより文具を売ったほうが利幅が取れるんだろう。特に,モレスキンはそうなんだろうな。だから,モレスキンを置きたくなるのだろう。
● 加えて,そこそこ売れるのだろう。ぼく的にはモレスキンが売れる理由がまったくわからないんだけど,それでも売れるものは売れる。
言いたかないけど,バカが買っている。さらに言いたかないけど,世界はバカで満ちている。でっちあげられたモレスキン伝説に引っぱられてみたり,高価と高級の区別がつかなかったり。
● もうひとつ。モレスキンをまとめて置いておくと,店内景観のアクセントになる。景観をまとめやすくなる。そんな気がする。
ので,店側にとっては,けっこう便利な商品なのかもしれない。
● が,景観を考えるならば,モレスキンを置くときに大切なことがひとつある。「見本」を作らないことだ。
これを作ってしまうと,ビローンとだらしなく延びたゴムバンド,表紙カバーから剥離した中紙といった,いかにもな感のモレスキンが登場することになってしまう。景観の一角を崩してしまう。
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