なので,今回は便箋や封筒,レターセットを取り上げるのか,文具店でもけっこうな広さを取ってるもんな,女性が手紙の人になってきてるんだろうな,と思って中身を開いたら,そうじゃなかったんでした。
● オンラインレッスンの紹介なんでした。ひとつは三菱鉛筆の「Lakit」。グラフィックレコーディングのレッスンを行っているらしい。「図形やイラストを使いながら記録するというもの」で,「30代以上の女性の受講者が目立つようだ」。
もちろん,無料ではない。練習用のキットを付ければ3,465円。付けなければ2,200円。
● もうひとつ,ゼブラの「ビモア」。こちらは昔のペン習字をオンライン化したものっぽい。練習用のペンと練習帳の販売がメインで,オンライン学習はちょこっとらしいんだけど。
「コロナ禍で巣ごもり時間が増えたことから,手書きに対する需要が高まっており,それと同時に “美文字で書きたい” という意識も高まってきているようだ」とあるのだけど,コロナは関係あるんだろうか。
やはり30~40代の女性がメインユーザーであるらしい。自分以外の人に向けて書くから美文字志向ということではなく,自分しか読まないものでも美文字で書きたいということのようだ。
このあたりの感覚は,ぼくにはよくわからない。ことさら乱雑に書く必要はもちろんないけれども,美文字?と思ってしまう。
● あとは,パイロットの万年筆用顔料インクとサンスターの「メタシル」の紹介。万年筆用顔料インクは,現時点ではまだ過度期の製品という印象。
「メタシル」は軸も芯も金属製の鉛筆。普通の鉛筆と同じように消しゴムで消えるらしいのだが,削るときはどうするんだろう。普通の鉛筆削りが使えるんだろうか。
● 「文具王のマストアイテム(後編)」では,カシオの電卓 S100 に注目。電卓発売50周年を記念して出されたもの。
ぼくは知らなかったけれども,カシオのフラッグシップモデルで,かなり有名な電卓らしい。Amazonでは27,000円。百円ショップでも買えるようになった電卓だが,そういうものとは世界が違う電卓があるということですな。
● ちなみに,ぼくはカシオの JZ-12 を使っている。ほんの時々だけど。もう販売終了している古いやつだ。27,000円はしなかったけれども,1万円札を出してそんなにお釣りは返ってこなかった記憶がある。
パソコンにつないでテンキーとして使えるというのがウリだったが,その使い方をしたことは一度もない。
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