書名 はじめての万年筆とインクの本
著者 mizutama
発行所 エクスナレッジ
発行年月日 2023.08.19
価格(税別) 1,680円
たとえば,線にグラデーションをどうつけるか,といったことが解説されている。
● mizutama さんの本とあれば,そうだと思って買う人がほとんどだろうけど。万年筆とインクについて知識を得ようと思ってこの本を買いました,という人はまさかいないだろうけど。
主には「書く」道具について書いてます。手帳,ノート,筆記具,パソコンなどの話題がメインになると思います。といっても,パソコンや文房具のマニアではありません。この分野について知るところはあまりありません。 ごくあたりまえに属することを,試行錯誤ともいえない程度に試しています。 2024年3月からは鉛筆党員になりました。
(ユニボールワンPについて)小型の手帳が売れてるじゃないですか。あれにちょうどいいよね。最近,手帳が小っちゃくなってきたから。(高畑 p10)
三菱の最近のこなれてきた感がすごいじゃない。かたちの作り方が上手なんだろうなって思う。(高畑 p10)
最近思うんだけどさ,ガストにいる配膳ロボット。あれを猫にした人は天才だなって思う。(高畑 p12)
今,文具業界はericさんとmizutamaさんで回ってんだよ。素敵文房具の2大巨頭だね。(高畑 p12)
(LIHIT LAB.のmyfaについて)今の若い人らは車も買わないし,海外旅行にも行かない。推しに投資するのが最大のお金の使い方なんだよね。そこを文具メーカーが把握した上で投資対象を盛り上げるツールを生み出したのはなかなか上手いし,面白い流れだと思うな。(きだて p13)
(トンボZOOMについて)日本の文房具がダサい・カッコ悪いって,僕らよりちょっと上の世代の人たちはみんなそう思ってるんですよ。で,みんなラミーとか言うじゃないですか。全然そこに負けてないよって思うんだよね。(高畑 p14)
男性は,女性のようにジュエリーで身を飾ることが少ないから,筆記用具がおしゃれの方法になるのかもしれない。なにしろ,万年筆は高級感があり,ステイタス・シンボルとして捉えられているふしがある。(外海君子 p24)