判型と中紙の枚数は測量野帳と同じ。8枚折丁を5つ重ねる製本の仕方も測量野帳と同じ。ただし,こちらは5点綴じ(測量野帳は3点)。
● 違うのは2.5㎜方眼であること(測量野帳の SKETCH BOOK は3㎜)と,天金加工が施されていること。紙質も違うんでしょう。
価格(税抜き)は測量野帳の260円に対して1,000円。測量野帳の豪華版というか,意識高い(頭悪い)系向けという感じ。
● KUNISAWA のサイトを確認すると,この野帳類似のノートの他に,いくつかのノートを FIND シリーズとして出しているようだ。
この行き方が一定の支持を集めるのは理解できる。が,ぼくの嗜好には合わない。ぼくは意識も高くない代わりに,頭の程度も普通なんで。
● 持ち物はね,文具に限らず,その他大勢の中に埋もれた方がいいんですよ。そんなもので目立っても,いいことは何もない。
豪邸に住んだり,ベンツを乗り回すのは,バカがやることだと,頑なに思っちゃってるんですよね。
● たとえ唸るほどの現金を持っていたとしても,私はお金持ちですと見せつけるんじゃ,お里が知れるじゃないですか。心映えが成金なんですよ。
まして,貧乏なくせに,車にはこだわるんだとBMWに乗るなんてのは,わけがわからない。こだわる方向が間違っている。
● 本当に車にこだわっているのか,BMWに乗ることで(そして,それを他人に見せることで)貧乏で何の取り柄もない自分に付加価値を付けようとしているだけなのか,よくよく点検してみることを勧める。
貧乏人が貴族ごっこをしてるのは,外から丸見えだからさ。バカか,あいつ,と思われるのがオチですよ。付加価値を付けるどころの話ではない。
● モレスキンや BLACKWING のユーザーに抱く違和感は,結局,そこに由来するのかもしれない。
モレスキンはそもそも粗悪なノートであることは,ほとんどの人が知っている。これ見よがしにモレスキンをバッグから取りだす? やめた方がいいよ。
ポンチ絵しか描けない人が BLACKWING って,物笑いのネタにしかなりませんよ。お前にゃ9800で充分だと思われるだけ。
● 総じて,プロ仕様のアレやコレは,プロになれる才能がないマチュアがお客さん。エグゼクティブ向けのアレやコレは,エグゼクティブになどなれないことはハッキリしているのに,それに憧れる凡人がお客さん。富裕層向けのアレやコレは,オジサンやオバサンになっても夢見る夢子さんのままの貧乏人がお客さん。
プロやエグゼクティブや富裕層は圧倒的に少ないのだから,彼ら彼女らにしか買ってもらえなかったら,商売にならない。だから,アマチュアや凡人や貧乏人を釣ろうとする。上手くなりたかったら,まずいい道具を手にすることですよ,とね。
● バカはこれで引っかかる。何だか,現実って切ないよねぇ。
ま,彼らにしたら大きなお世話のはずだけど。俺のお金を何に使おうと俺の勝手だろ,というのは絶対的に正しいのでね。
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