書名 トンボ鉛筆8900ペンケースBOOK
発行所 宝島社
発行年月日 2021.03.19
価格(税別) 1,890円
それがわかるだけに,横目で見るだけにしてたんだけど,買っちゃったなぁ。
● 世にトンボファンというのが一定数棲息しているのは知っている。かく申すぼくも,8900の70周年限定品は二度にわたって買っちまった(つまり,2個買った)。
ZOOMのシャープペンも持っていたはずで,毎日探し続けているが,結果は虚しい。
● 付録のペンケースは鉛筆にグリップやキャップを付けたまま収納するのにいいだろうと思ったんだけど,そんなのは後付けの言い訳でさ。大量に持ってる鉛筆は使わないで終わる,とわかっているんで。
どういうわけで,こういうのを買ってしまうのかねぇ。我ながらアホだわ。でも,買っちゃったんだよなぁ。
● 以下にいくつか転載。
空襲で倉庫一棟を残すのみとなっていたトンボ鉛筆は,「終わりのない戦争はない」とすでに生産を開始しており,奇跡的なスピードで立ち上がりました。(p1)
倉庫一棟しか残っていないのに,なぜ生産を開始できたのかは謎だね。しかし,1945年に8900を世に送っているのは確かなんですよね。
8900が誕生したのは戦後すぐのこと。当時の軸色は黒でした。その後,深緑に色を変え,さらにオリーブグリーンへと変更。このオリーブグリーンが大衆の心をとらえ大人気となり,多くの人々の手に渡っていきました。(p3)
(8900は)今はスタンダードな鉛筆として普及していますが,発売当時は行列に並んでも買いたい高級品でした。(p5)
8900にはロゴのゴールドとマッチした小さくて軽い金色のキャップを合わせるのがお気に入り。(土橋正 p7)
● トンボ製本をザックリと整理している(p15)。「書く」の鉛筆,シャープペン,ボールペン,サインペン。「貼る」のPiT(スティックのりとテープのり)。そして,「消す」のMONO消しゴムと修正テープ。
現在使っているトンボ製品は修正テープだけだ。“持っている” まで範囲を広げれば,消しゴム,ノック式消しゴム,モノグラフライト(ボールペン),鉛筆(8900,MONO100),ZOOM 606 sh(シャープペン ただし,紛失中)。トンボフリークの方々に比べれば,ものの数にも入らない。
● ペンケースは予定どおり鉛筆専用ケースとして最適だった。グリップとシャップを付けたまま収納するのにちょうどいい。シャープペン2本とノック式消しゴムもあわせて収納。もうひとつのルームにも鉛筆と鉛筆絡みの小物を収納した。
ちょっと大きいけれども,もし鉛筆を持ち歩くようなことがあれば,このケースをトートバッグに放り込んでおけばいい。
用途を分けて,こちらには万年筆,こちらには鉛筆,こちらには筆ペン,といった使い分けをするほどに多彩な用途を持っていない。ノートに日記的なことを書いているだけだ。
大きな方眼紙にアイディアを書くというような,高度に知的な使い方をぼくがする(できる)わけがない。手紙をしたためるといった優雅な使い方というのもまた同じ。
● ので,万年筆1本で足りるんだわ。それを鉛筆に置き換えることがあるかどうか。置き換えることがあるとすれば,“外圧” がかかったときだろうな。どんな “外圧” かはわからないけれど。
0 件のコメント:
コメントを投稿