● さくら市にあるザ・ビッグ。安さが魅力。いつも盛況でけっこうなことだ。
これだけお客さんが入って,しかもかなりの量を買いこんでいるので,ザ・ビッグはさぞや儲かっているんだろうと思いきや,どうもそうでもないらしい。
商売の難しさは素人の想像などとても及ばない。
● そのザ・ビッグの文具売場は行くたびにではないけれども,けっこう覗く。当然,文具店で買うより安い。
実用品としての文具はここでほぼ手に入る。Hi-Tec C,ジェットストリーム,シグノなど,ボールペンの売れ筋は押さえているし,ノートもコクヨCampusをはじめ学習ノート,イオンのプライベートブランドのものなど,まずもってここで用が足りないことはないだろう。
● ぼくもHi-Tec Cを最初に買ったのはここだった。リフィル4種と本体。もう5年以上前になると思う。
リフィルは何度も替えているけど,本体はこのとき買ったものをまだ使っている。
● 事務用品もまずここで揃う。業務用の封筒や領収書の類,慶弔用の袋,各種ファイル。
● 文具というものを実用品と嗜好品に仮に分けるとする。ピシッと分ける基準などもちろんない。が,スーパーの文具売場にあるものを実用品とし,ないものを嗜好品としておく。
スーパーの売場にないものの筆頭は万年筆だ。ボールペンと鉛筆とシャープペンはあるけれども,万年筆はない。Preppyやカクノといった安い万年筆もあまり見かけない。万年筆は嗜好品に属するんだな。
● 文具店は価格ではスーパーに対抗できないわけだから,スーパーにはない嗜好品的文具を揃えることで対抗するしかない。
幸いなことに,文具は実用品よりも嗜好品のほうが多いように思われる。しかも,文具ファンはイコール嗜好品好きではないか。
日用雑貨品と文具の違いは,主にこの点にある。価格以外に勝負できる部分を多く持っているのが文具の特徴だ。
● 先月,宇都宮市岡本の「セキチュー」で,直径13㎝の小型の地球儀を買った。1,316円。ここザ・ビッグの文具売場には標準サイズの地球儀が1,800円程度で売られていた。
こっちのほうが良かったかなと思った。
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