2016年3月14日月曜日

2016.03.12 文具はどんどん増殖する

● 上野駅で電車を降りることはめっきり減ったけれども,上野駅で降りれば,ANGERS(アンジェ ビュロー エキュート上野店)を覗くことは,自分的な約束事。

● いかなANGERSでもレイアウトを頻繁に変えるわけではない。頻繁に変えたのでは,探す方も面食らう。
 であるからして,どこに何があるかは頭に入っている。広い店ではないし。

● 色々とみて歩くんだけど,欲しいものはない。文具を実用品として見た場合,必要なものは揃っているわけでね。実用品→要不要,で見ると,ほとんどの人は今さら必要な文具などないと思う。
 文具って,一度買うと,かなりもつ。ノートにしたって,コクヨのA6Campusを1冊買えば,ぼくなら1ヶ月はもつ。1週間でなくなる人もいるかもしれないけれども,消耗品といったって,そうそう消耗するものじゃない。

● ボールペンなら,低粘度やゲルインクの減りがいくら早いとはいえ,2ヶ月や3ヶ月はもつのではないか。が,1本のボールペンを使い切るまで使う人はどのくらいいるのか。
 まして,リフィルを交換して使い続ける人って,どのくらいいるものなのだろう。文具のほとんどは,製品寿命を全うすることはないのではないかと思う。

● 使われないで放置されている文具も,家庭にも企業にもかなりありそうだ。
 これはもう文具の宿命みたいなもので,致し方がないのであるけれども,それがあればこそ,現在の文具の隆盛もある。
 誰もが,最後まで使うようになってしまえば,文具メーカーも販売店も,今の半分になってしまうのではないか。

● 要らなくても買うし,まだ使えるのに次のを買う。だから,身の回りにある文具はどんどん増殖する。
 文具の放つ“私を使ってみて”感のなせるワザだよねぇ。今使っているのよりちょっとはいいんじゃないか,生活の何かが変わるんじゃないか。そう思わせるものがあるんだね。それが楽しいっちゃ楽しいんだけど。

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