2020年12月28日月曜日

2020.12.28 ラゾーナ川崎プラザの丸善とLoFt-高級手帳とノート

● 能率手帳には4タイプがある。月間予定表の様式と鉄道路線表の掲載の有無による区別なのだが,宇都宮では「能率手帳3」を見かけることがない。ないと言ってしまうと言いすぎかもしれないが,ぼくは見かけたことがない。
 「3」は月間予定表がブロックタイプのやつですね。丸善のラゾーナ川崎店にはさすがに揃っておりました。1から4まで揃っていると,何だか気分がいい。

● といっても,「3」はあまり出ていないんでしょうね。その理由を推測するに,スケジュール管理は週間ページで完結させている人が多いんでしょうね。月間予定表に記載してから,週間ページに転記してさらに詳しく書いておくということはしていない。
 だったら,月間ブロックは無用の長物。おそらく,月間予定表はまったく使っていないか,レコーディング・ダイエット用に使うとか,週間ページとは独立した使い方をしている人が大半なのだろう。

● ちなみに,ぼくはBindexの011を使っている。その理由のひとつは月間予定表がないからだ。ついでにいうと,メモページもないからだ。
 使わないものは付いてない方がスッキリしてて気分がいいものだ。

● 手帳やノートをどう使っているか,どう楽しんでいるか。それを知るのにInstagramは便利だ。見てて楽しい。のだが,Instagramのログイン画面が表示されるようになった。Facebookと同様に,ユーザーとしてログインしないと閲覧できないようになったのか。Google検索をはじく仕様になった?
 仕方がない。Twitterで眺めている。見てて面白いのは,トラベラーズノート,測量野帳,能率手帳ゴールドの3つだ。面白いユーザーを掴んでいるのだろう。

● その能率手帳ゴールドを宇都宮で見かけることもあまりない。一度だけ,JOYFUL2で見たことがあるが。能率手帳ゴールドも地方ではあまり売れないのだろうと思っている。
 ゴールドというとエグゼクティブが使っているものと思ってしまうが(メーカーもそのように誘導している),実際にはエグゼクティブにあやかりたいノン・エグゼクティブがユーザーの大半かと思う。要するに,その辺のチンピラが使っている。そういう人に使わせることでメーカーも立ち行くのだ。

● けれども,そうした何を考えているのかわからないチンピラが,地方にはまばらにしかいない。地方にいるのは,分を弁えてしまっているチンピラばかりだ。
 何を考えているのかわからないチンピラが集まっているから大都市圏は面白い。そうした中から化けるチンピラが出るかもしれないものなぁ。

● 次に川崎LoFtに行ってみる。年寄りの丸善に対して若者のLoFt。日本では年寄りの方が多いのだから,丸善が有利かというと,そんなことはないように見える。年寄りがタムロっているところに若者は近づかないが,若者がタムロっているところには年寄りも近づくからだ。
 ここでの発見はハードカバーの「紳士なノート」。たぶん前からあるものだと思うが,ぼくは初めて実物を拝見した。

● サイズはいくつかあるようなのだが,ここで見たのはA6サイズ。96枚で2,100円。ノートが開かないように閉じるためのバンドが附属する。
 モレスキンと同価格ということね。が,紙質がモレスキンとは全く違うでしょ。にもかかわらず,モレスキンは売れ続けるんでしょうねぇ。理屈では説明できない現象はたくさんありますよね。

● というより,NOLTY notebook もそうだけども,微細な書き味にこだわって商品を開発しているメーカーと,それに応えるユーザーがいるのが,何だか不思議なことのように思えてもくる。
 コクヨのCampusノートじゃダメなのかね。無印良品にも良いノートがたくさんあるでしょうに。そこに行かずに1冊2千円もするノートを使う君たちはいったい?

0 件のコメント:

コメントを投稿