2021年12月4日土曜日

2021.12.04 上野駅構内の ANGERS に “ほぼ日5年手帳” があった

● 上野駅構内の ANGERS と言っているが,正確な店名は ANGERS bureau ecute上野店。「アンジェ ビュローは,「書斎」をテーマにステーショナリーや雑貨・書籍を世界中からセレクトしています」ということだ。

● が,ぼくは通行人に過ぎない。ここでぼくが買ったのは筆記具が3本(真鍮製のボールペン,ゼブラのバンカーボールペン,万年筆のカートリッジインクが使えるローラーボール)と限定品の測量野帳くらいのものだ。
 あと,書籍を1冊,買ったことがある。そんなものだから,もっぱら見るだけの人だ。

● 書籍売場で発見がある。この分野にこういう本があったのかという。
 ただし,選書の妙を味わうのであれば,銀座の蔦屋書店があるし,無印良品の書籍売場でも似たようなテイストで大々的にやっている。「似たような」で括ってしまわないで,細かい違いを味わえよという話になるのだろうが,なかなかその水準には到達できない。

● 「ほぼ日5年手帳」があった。weeks以外のほぼ日手帳をLoFtじゃないところで見かけたのは初めてだ。手帳本体だけで,専用カバーはなかったと思うが。
 しばらくは手帳売場が花形になる。すでに来年の手帳を購入済みなのに,手に取って見てしまう。手帳というのはその性格上,そんなに突飛な形にはなりようがないわけで,どの手帳も去年と同じ手帳なんだけど。

● ANGERS には館神龍彦さん言うところの神社手帳はない。個人の名前を冠した手帳や,引き寄せとか霊感とか夢とか “なりたい私になる” とか,そういう文言が入った手帳はない。
 そうした手帳って書籍扱いになっているんだろうか。ANGERS に限らず,文具店にはない。もっぱら書店の手帳売場に置いてある印象だ。

● 左は BLACKWING の鉛筆のPRチラシ。BLACKWING の書き味がいかほどのものかは,使ったことがないからわからない。
 が,ぼくとしては,これは BLACKWING に勝るとも劣らない品質なのだと思いながら,トンボの8900や三菱鉛筆の9800を使うね。BLACKWING の芯は日本製らしいしね。

● BLACKWING のサイトを見ると,モレスキンに近い臭いがする。BLACKWING を生産していたエバーハード・ファーバー社が生産中止にしたものを,何の関係もない会社が “復活” させたのもそうだし,BLACKWING のユーザーだったとして,ジョン・スタインベック,スティーヴン・ソンドハイム,レナード・バーンスタインらの名前を挙げてPRに努めるのもそうだ。“伝統” を作りたいといった感じ。
 胡散臭さがプンプンする。だいたい,「筆記具の概念に収まらない鉛筆」ってどんな鉛筆だよ。

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