● メルカリでノートやペンの出物をチェックするのが趣味です,というかね。暇にあかせてそんなことばかりやってるわけですよ。隠居というのはそんなものです。
で,ちょこまかと買ってしまうわけです。ノートなんてのは値段は知れている。年金暮らしの老人でもそれくらいは何とか買えるので。
まずはこれ。KOKUYO ME シリーズの野帳3冊とプラス・ワン。プラス・ワンの方は雑誌の付録らしい。いずれも3mm方眼。
4冊で750円だった。KOKUYO ME 野帳は1冊440円だから,まぁまぁ安く買えた。
● ただし,レギュラー製品はカウネットで150円で買えるのでね。10冊単位になるけど。
野帳は眺めるために買うのではなく,使うために買うのだから,中身はまったく同じなのだからカウネットで安く買うのが正義ですよ。元々が高いものを安くかってもしょうがない。
しょうがないんだけど,こういう買い方をしてしまう。それもまた,しょうがない。
たっぱりや安かったからね。メルカリ最低価格の300円。THE CAMPUS SHOP では700円くらいで販売してたんじゃなかったかな。レギュラー製品に比べると表紙がカッコいい。ミッシリしているという感じ。
でも,中身はカウネットで150円で買えるレギュラー野帳と同じだからね。それに,こういうものは1冊でいいよね。同じものを2冊買うこたぁない。
と,買ったあとにウダウダ言っとるアホウがおりますよ。
● こうした限定ものというか,表紙に箔押しを加えて値段を高くして売るのは,ほとんどが3mm方眼の SKETCH BOOK。
普通のノートと同じ使われ方をするという前提になるのだから,SKETCH BOOK になるのが当然。LEVEL BOOK や TRANSIT BOOK の罫線を使うわけにはいかないよね。
西尾レントオール株式会社のノベルティ。社員に持たせるのか,取引先に配るのか。表紙裏など4ページにわたって,西尾レントオールの紹介記述があるが,実用上の支障はない。
● オリジナル野帳に比べると,表紙の造りが豪華(?)。ポリプロピレン加工を施しているように見える。当然,撥水性はこちらの方がいいだろう。
オリジナルと大きく違うのは中紙が48枚であること。折丁がひとつ多い。製本の仕方も違う。オリジナルは真ん中を糸綴じした折丁を重ねて,折丁間は糊づけしている。ところがこれは,全体を糸でかがって,背を糊で固めているようだ。
使用上問題があるわけでは全くないし,逆に安心感もあるのだが,開きがやや固い。
● はるかな昔,コクヨが測量野帳と寸分違わぬ横罫ノートを出していたことがある(ノ-432)。それが48枚だった。しかし,製本の仕方は測量野帳と同じで,たんに折丁がひとつ多いだけだった。
この48枚の LEVEL BOOK はそれとも違う。中紙の紙質と表紙の文字はオリジナルと同じなので,コクヨが製造しているのだとは思うけれど。