“17才” が流れてきた。が,南沙織じゃない。誰だ,これ,と思い出そうとして聞いてたんだけど,森高千里でした。何だよ,サッサと気づけよ。
ぼくの前にお若いお嬢さんがいて。うしろ姿がとっても美人。盗撮に及んでしまった。“振り向かないで 青森の人”。
平日の昼間なのだから,若いといっても学生や生徒ではない。社会人なのだ(と思う)が,なぜここにいるのかは,もちろんわからない。外回り中の息抜きなのか。
● 「お休み処」にいるだけで,こういう眼福に与れる。外に出るということは,自宅やホテルの自室にいないということだ。街を歩き回らなくてもいい。
オープンスペースの1カ所にジッとしていても,回りが勝手に動き回ってくれるから,見える風景は変わる。
● しかし,平日の昼間,「お休み処」の主となるのは,ぼくもそのひとりなのだが,年寄りが多い。上階が市立図書館であるせいか,本を読んでいる人もいるが,鉛筆らペンを持って紙に向かっている人もる。
自販機に行く道すがら,何をしているのかとチラ見したところ,クロスワードパズルを解いていたり,何かぼくにはわからない記号を書きこんでいる。脳トレだろうか。
● ノートに何かを書きこんでいる人はいなかった。そりゃそうか。そんな人はめったにない。
自分の稀少性が確認できたようで嬉しくなった。ちょっと嫌らしい反応だけどね。
● 彼らはどのくらいここにいるのか。ぼくもずっと粘れるわけではないので,観察を全うできたわけではないのだが,そんなに長くいる人は少ないようだ。
2時間を超える人はほぼいないようだ。日がな1日,ここを住処とする人は皆無。
● しかし,やろうと思えばできる。カップ麺の自販機があって,お湯も注げるようになっている。魚市場で働いている人のためのものだろうが,一般人が利用してはいけない理由はない。もちろん,飲料の自販機はあるし,トイレも完備している。
そのうえで,基本,空いている。高校生にしたら,図書館の学習室よりこちらの方が快適に勉強できるのではないか。昭和歌謡がのべつ流れているのが難点かもしれないが。
● 人口圧というものがない青森の良さが,こういうところに現れる。とは言っても,青森市は田舎ではない。自己完結できるだけの都市だ。
住める場所を選べるなら,青森に住むのはアリなんじゃないかと思う。
■ 本日初めて拝見 ■ 青森在住です...といっても市内ではなく津軽地方の田舎町の田舎者ですが ■ 鉛筆・万年筆・チャリ・音楽、ついでに同世代、と、大いに共感 ■ 激しく賛成("ダメスキン"と"ブラッキーなイメージのウィング"には手を打って快哉、北星6Bの見解一致にはビックリ)する一方で、"これは不倶戴天の..."と真っ向反対の見解もあります。■ が、いずれにせよ、心の底から応援しています。これからも楽しみにしています。
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