これしかしていない,他にする(できる)ことはない,と言っていい状況ですよ。
● まず,Ecute 品川の Smith。 自動車のキーホルダーを購入。
3,080円もしたんですよ。ぼくしては高額品の買物ですよ。ドラちゃんバッグに取り付けました。
とにかく,0.7㎜のシャー芯を買ってしまいましたんでね。芯だけあって,本体がないんじゃしょうがないってんでね。
STAEDTLER の330円のもあって,どちらにするか3秒ほど迷ったんだけども,ぺんてるを。
ともあれ。本体まで揃ったんだけども,使うかどうかはわからない。使わない方に10万円ほど賭けてもいいかな。
今回も次のような盛りだくさんの個展を開催していた。これだけあると,自分が何に感応して何に感応しないのかが,ある程度把握できる。把握してその後に何があるというのではないけれども。
内田望「Living Things」。
下家杏樹「Good bye my world」。既視感を持たせる漫画チックな絵(左の写真)。
井上晋太郎「LINE IN THE MOMENT」。1人でいる女性のよく見かける(と感じさせる)佇まい。
蝸牛あや展。杉山佳展「絵肌について」。髙崎洋祐展。渡辺愛子展。伊藤遠平「キノコの森の仲間たち vol.2」。
● そうしてから文具売場を覗く。ここは自分とは違う世界に住んでいる人たちが来るところだな,と思うね。
渡邉製本の「BOOK NOTE」など,ここで買った文具もあるにはあるけれども,ぼくが普段遣いしているものはひとつも置かれていない。この場所でテナント代を払いながら商売しているわけだから,当然,そういうことになる。
● 銀座LoFt。BLACKWING鉛筆の現物を見た。モレスキンとのコラボ製品ね。
鉛筆とワンステップシャープナーのみで,モレスキンは含まれないセットもあれば,ラージサイズのモレスキンが入っているクリエイティブセットなんてのもあるのね。12,100円だったかな。
こんなの買うヤツがいるんだろうかと思うんだが,いるんだろうね。世の中にはいろんなヤツがいるもんな。
ほぼ日手帳は売れてるようだねぇ。売場が大きく取られている。
● Ecute 上野の ANGERS。平日の昼間なのにお客さんが多い。
外国人も。日本の文具店は観光資源に数えていいと思う。主には,メーカーの功績だろうけど。
● 改装前より雑貨の取り扱いが増えている。書籍も扱っていて,その背表紙を見るのも楽しみのひとつ。セレクトの方針も窺えるのではないかな,と。
● ぼくはユーザーではないんだけど,北斗星のシールを買った。測量野帳に貼るつもり。
あと,真鍮製の消しゴムケースも。このケースは,まぁ,役に立たないこと。
悪態をつきながら使っていたんだけど,某所で失くしてしまった。悪態をつくくらいだから,失くしてもどうってことないはずなんだけど,けっこう欠落感が大きくてね。990円を払って,買い直すことにした。どういうわけのものかねぇ。
● ここでは古書も扱っている。枡野浩一『石川くん』を買った。「ほぼ日」に連載されたもので,当時,「ほぼ日」で読んでいる。
これも面白かったんだが,じつはA4を綴るファイルを買おうかと思っていてね。
● 『TRAVELER'S TIMES』を綴るための。スキャンして現物は捨てていたんだけど,現物を取っておきたいと思ってね。
当然,丸善にいくつもあるんだけども,こういうものは地元の文具店で買えばいいですわね。
が,高級の度合いは蔦屋書店ほどではない。世界が違うとまでは感じなくてすむのはありがたい。
● ラミーの売場に『thinking tools』というラミー製品の図録があった。数冊あったから,たぶん売物だと思う。お金を払ってまでカタログを買わなくてもいいやと思ってスルーした。
けど,Amazon でも品切れになってる。明日,また行って買っておこうか。
● 筆記具は全部 thinking tool で,ラミー製品だけがそうなのではない。
thinking の結果は考える人に依存するのであって,道具に依るのではない。あたりまえのこと。目下のところは,鉛筆でいいんじゃね? と思っている。
(追記 2024.11.21)
人生(生活)=トラベル,生活者=トラベラー として,それを書き留めるためのノートがトラベラーズノートだと定義すると,ぼくのトラベラーズノートは測量野帳だなぁ。7〜10日で1冊。