2025年6月15日日曜日

2025.06.15 パーフェクトペンシルは装飾品,実用品ではなく。

● FABER-CASTELL のパーフェクトペンシルは実用品ではなくて装飾品。見栄を張るためにある。メーカーもそう割り切っているだろう。
 書く,消す,削る,が1本でできるというのは,売るためにはインパクトがあった方がいいと考えて,捻り出したものでしょ。肝がそこにあるわけではない。

● パーフェクトペンシルのシャープナーはだいぶ評判が悪い。昔からだ。
 が,そこを修正する気はメーカーにはないようだ。そんなのはどうでもいいじゃないか,と言っているようだ。実用性は追求しないと決めているというか,割り切っているというか。
 実用品として使うつもりじゃないんでしょ,見栄を張れればいいんでしょ,シャープナーの切れ味がどうであろうと,見栄を張るのに支障はないよね,と。

● パーフェクトペンシルの鉛筆は,欧州スタンダードよりさらにひと回り細い。つまむには少々細すぎるという難点もある。
 その中で,実用にもなるのはマグナムだろう。ただし,元々軸が短いから,キャップを付けないですむ使い始めの時期だけ。かなり短くなればキャップの重量を親指と人さし指の間の縁で受けとめることができるから,それもOK。中間が困る。
 ま,これを実用品として扱うのが間違っているのだが。

● 装飾品として成り立つのは伯爵コレクションだけのはずで,UFO(廃番になったようだが)や9000やKizsは何なのだ?
 実用品としても標榜しているんだろうか。唯一考えられるのは,鉛筆を単品で持ち歩くのに便利でしょってところだが,それならもっといいものがあるよね。

0 件のコメント:

コメントを投稿