● 些細な発見,かすかに自分の気持ちにひっかかってきたことをキャプチャーする道具として,ノートとペンは申し分ない。たぶん,これ以上の道具はないと思う。
「些細」や「かすか」は長く記憶にとどまってくれない。だから,あとでまとめて書くことはできない。小さいノートとペンをいつも携行していること。
● あとは,書くという行為が持つ面倒くささを跨げること。そうした「些細」や「かすか」をノートに固定できると気持ちがいい。その気持ちよさが,面倒くささを跨ぐ動機にもなってくれる。
ピンポイントで狙ってはずさないというわけにはいかないから,ムダなこともたくさん書かなければならないけど。
● 携行するにもダイスキンは恰好のものだ。できるなら,頭で思ったことが何もしなくても紙になって出てくればいい。そうなればノートもペンも持たなくてすむのに。
でも,そういうことになると,しょうもないことばかり書かれた紙が吐きだされてくるだろうな。ぼくなんか,上司や友人の悪口ばかりが吐きだされてきそうだ。
それもうっとうしいから,自分の脳でスクリーニングをかけて,それを通過したものだけ,面倒でも手書きするのが,やはり一番なのだろう。
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