2014年6月7日土曜日

2014.06.07 モレスキンを使ってみるべきか

● セリスキンにしろダイスキンにしろ,モレスキンの形状を模倣しているのは間違いない。モレスキンもまた先行物を模倣したにしても。
 であれば,一度,モレスキンを実際に使ってみて,使い勝手や質感を試してみようかと思うことがある。

● 裏表紙にMOLESKINEの刻印が打たれているのや,小物を入れるためのポケットが付いているのやら,なくてもいいものが何であるんだよ,と思ってしまうんだけどね。

● 「長い伝統に裏打ちされた作りが,普通のノートでは得られない紙面の豊かさを生み出しているのです」なんて記事を読むと,へぇぇと思うんだけど,その例としてあげられているのが,罫線がぺージの端まで引かれているということだけだったり。
 こういうのは後付けの理屈であって,まさか罫線がぺージの端まで引かれているからモレスキンを使い始めたっていう人はいないんだと思うんですよ。そういうノートはほかにもあるし。
 ゴムバンドが便利だから,ポケットがあるから,ハードカバーだから,っていうのも同じでしょ。

● モヤモヤした,あるいはホンワカした,言うに言われぬ何かに惹かれて使ってみたら,これいいわってことになったんでしょう。
 その何かは実際に使ってみないとわからないものでしょ。

● ただ,「ヘミングウェイ,ピカソ,ゴッホなど,多くの著名な作家や芸術家が利用していたことから「伝説のノート」という異名さえ持っています」なんて言われると,鼻白むところがあるなぁ。おまえ,モレスキン社から金もらってんのかよ,って。
 でもね,そこまで入れこませる何かがモレスキンにはあるのだろうね。

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