2014年6月12日木曜日

2014.06.12 普通のノートが自由なノート

● ダイスキンやセリスキンのほかにも,○○スキンと呼ばれているノートが存在するらしい。ブログでよく見かけるのは,リヒスキンというやつ。
 リヒトラブの「THE DESIGN MIND COMPANY」。それがリヒスキンと呼ばれているようだ。

● ただし,バインダーノートだ。書くときにリングが邪魔なんじゃないかと思う。だから,リングからはずして使うことになるのではないか。
 経験則が教えるところでは,この種のタイプが効果を発揮するのは,バインダーからはずすのが手間と感じられない使い方をする場合に限られる。この「場合」はひとつしかない。一度はずしたら,まとまった時間使い続けること,だ。
 学生が講義のノートをとるのに使うのがその典型。それ以外はちょっと思いつかない。

● メモで使うならば綴じノートに限る。チョコチョコと書く。その都度ノートを開く。サッと書けなくてはいけない。
 リングを開いてリーフを取りはずすのは余計なアクション。だから書かなくなる。

● リーフだと書いたあとの並べかえができるから便利だといわれる。分野ごとに複数のノートを使い分けている人なら,バインダー1冊に置き換えるのは有効かもしれない。
 が,普通のメモは,どんな分野のものになるのか,書いてみるまでわからない。あらかじめ分野を想定しておくことができない。
 分類するのは書いたあとでしょ,って? どれにも該当しないとか複数に該当するとかっていうのが,相当多くなるでしょう。なまじな分類は意味を持たない。かえって有害だと思う。
 メモは分類しないで書いた順番に保存しておくのが一番いい。それしかないものだと思う。

● 書いたあとにどう活用するか,よりも,書くことじたいに意味がある,と考える場合はなおさらだ。ぼくのメモは,ふと思ったとりとめのないことを書いておきたいというものなので,そもそも活用なんて考えても仕方がない。まとめて読み返すとけっこう面白い(こともある)というだけだから。

● 見開き2ページをユニットとして使うのにも,綴じの方が向いている。リーフでも不可能ではないけれども,やりづらいだろう。
 最も自由な使い方を許容するのは,普通のノートだ。

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