2014年6月26日木曜日

2014.06.26 手帳をないがしろにしがちになった

● 昨年の6月までは手書きで書くのは手帳だけだった。あとはデジタル。なので,わりと手帳を大事にしていた。すぐに書くし,何度も開くしといった感じで。
 ところが,ノートを雑記帳的に使い始めると,ノートにいろいろ書くのは楽しいから,放っておいてもどんどん書く。どこに行くにも持っていくし。
 けれども,その分,手帳が自分から遠くなってしまった。数日分まとめて整理するなんてことも珍しくなくなった。

● ひとつには,手帳にスケジュール管理機能を持たせていないからでもあると思う。そもそもたいしたスケジュールがないってことなんだけど,自分のスケジュールは仕事先のパソコンの中に入っている。
 私的な用事はそれこそ頭の中に入っている。ゆえに,スケジュール確認のために手帳を開く必要がない。
 その状態は,若いときからかくありたいと思ってきたものだ。忙しいというのは心を亡くすと書くだろ,っていう説明になるほどと思っちゃったもので。

● 手帳に書くのは外形的な記録が多いのに対して,ノートに書くのはもろもろの雑記だ。書いていて楽しいのはこちらの方だ。書きだしてスッキリできるのもこちら。

● それと,Preppyの存在が大きいかも。Preppyじゃなくてもいいんだけど,要は万年筆で書くことの快感。わずかな紙との摩擦。抵抗感。これが気持ちいい。
 容量に制限なしのノートにPreppyでグイグイ書いていく。それ自体が持つ楽しさ。

● 手帳は狭いところにあれこれ書くので,蠅の頭か蚤の胴体のような小さな文字で書かなきゃいけない。最も細字の万年筆って,事務用デスクペンの極細だと思う。そのデスクペンなら手帳にも使える。だけど,それを手帳と一緒に携行する気にはなれないからね。
 それに,手帳は4色使っているんだけど,デスクペンは黒と赤しかない。そこに青や緑のカートリッジをさすにしても,何色なのか外から判別できないのは困る。

● それやこれやで,手帳と自分の間にちょっと距離ができちゃいました。

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