● モノ言わぬは腹ふくるる業。吐きだしてスッキリしたい。ただ,「吐きだしてスッキリする」といっても,ダイスキンに書くだけでは吐きだしたことにならないかもしれない。
かつてはそれで吐きだせた。それしか方法がなかったから。が,今はネットというものがある。ブログもあればTwitterもFacebookもある。
● つまり,読んでもらえる可能性のあるネットに吐きだして,初めて吐きだしたことになるのかもしれない。そんなもの誰が読むものかとも思うけれども,ネットがあたりまえになった今は,“吐きだす”も自己完結できなくなっているのかもしれないな,と思ったりする。
● 一方で,誰かが読むかもしれないネットには吐きだせないこともある。当然だ。こちらの方が多いだろう。
だから,ダイスキンに書くのはやめて,いきなりブログに書いてしまえってことにはならない。そんなことはできない。
● やはりまずはダイスキンに吐きだす。ダイスキンに受けとめてもらう。しょうもないことをダラダラと吐きだしているんだけど,その「しょうもない」や「ダラダラ」も情報のひとつだろう。
短くピッと吐きだして,その塊をあとで上手くつないで,鮮やかな論旨を展開する文章に仕上げるなんてことができたら,とても格好いい。けれども,鵜の真似をする烏になっても仕方がない。
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