コクヨから出ている “旅する野帳” と “KOKUYO ME” シリーズの1冊。表紙にミッキーの絵柄を箔押ししたもの。サンスター文具が出しているやつね。
● “旅する野帳” は5mmドット方眼で,それ以外は3mm方眼の SKETCH BOOK。
といっても,レギュラー商品の SKETCH BOOK が半額になるはずもない。ちょこっと細工をして倍以上の値段で売っているのが半額になっていたということ。
ぼくのような実用本位の考え方しかしないつまらない人間は,トラベラーズノートとして使うんでも,お仕事で使うんでも,レギュラー商品の SKETCH BOOK でいいじゃん,安いんだし,としか思わない。用途を限定してそのために作られたものって,それだけで敬して遠ざけたくなりません?
● 測量野帳の訴求ポイントは “変わらない” にもあるわけで,それを象徴するのが深緑色の表紙だ。4色展開の「野帳(ビジネス向け)」も,レギュラーシリーズ商品より30円しか高くないんだけども,どれほど売れてるんだろう。
箔押しして博物館などのミュージアムショップでも独自商品として売られていることがわりとある。その箔押しも地の色が深緑だから映えるんだよね。
少子化の影響をモロに受けているのがこの業界かと思いたくなるのだが,手帳やノートの売上は落ちていないと聞く。鉛筆の消費量は間違いなく減っているだろうが,ボールペンやシャープペンを含めた筆記具全体ではさほどに減っていないのではないか。
今は何を入れているのか知らないけれど,リュックを背負って出勤するのが普通になっている。あれで電車に乗ってこられるとけっこう迷惑なんだけどさ。ま,あのリュックの中にはノートやペンも入っているのだろう。
サラリーマンの知的水準は間違いなく昔よりは上がっている。そうならざるを得ない状況になってきているからだ。パソコンが使えるってことだけでも,考えてみたらすごいことだよ。40年前の壮年層のサラリーマンでは絶対無理だよ。
手帳を買ってしまった方が安いかもしれないんだけど,使っている人に言わせればそういう問題ではない。
ダイソーでも売ってますよね。ここでも,ぼくはダイソーのでいいんじゃないかと思ってしまうんだけど,そのように割り切れるものではないのかもしれない。ただし,そのあたりはぼくにはよくわからない。
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