書名 もっと広がるインクの楽しみ方 100tips
編者 KADOKAWA ライフスタイル編集部
発行所 KADOKAWA
発行年月日 2022.06.22
価格(税別) 1,350円
ノートに怪獣画や少女絵を描いて飽きない少年少女は昔もいた。大人になってからも少年少女をやめない人が増えたということだろうか。やめなくてすむようになったのかもしれない。
● もちろん,この世界の主役は女性。本書に登場するのも全員が女性だし(性別不明の人もいるけど),本書の購入者もほとんどが女性だろう。
「有隣堂しか知らない世界」ですっかり名前と顔を知られた有隣堂の岡﨑弘子さんが本書にも登場。インタビューに応じている。
● 自分がインク沼にはまることは絶対にないと思っているので,安心して読むことができる。文字しか書かないし,筆記具にも紙にも微細なこだわりは持たないタイプなので,安いノート1冊とボールペン1本あれば,事足りる。
が,どこかにこうした世界への憧れがあるんだろうね。だから,こういう本を手に取るわけだ。
● 以下にいくつか転載。
書き写しをしていると無心になれる感覚が心地良くて続けています。とくに英文の書写は何も考えたくないときに最適なんです。(p56)
私は文字をたくさん書くことでストレスを発散しています。インクのキレイな色味には癒し効果があると思っています。(p83)
(インクの魅力は)単色ではない色のゆらめきの美しさではないでしょうか。(中略)青や赤といったベーシックな色名では表せないような,色の幅の広さがインクの最大の魅力だと思います。(p104)
0 件のコメント:
コメントを投稿