● もうかれこれ10数年になるだろうか。文具店の手紙関連製品の売場が拡張される動き。
誰もがPCやスマホを持つようになり,連絡手段はメールやLINEになった。が,一方で手書きでメッセージを伝えたいという動きが,主には女性の間で胎動。インク沼とそれに伴うガラスペンブームが拍車をかけた。
● で,そうした売場を覗くと,“可愛い” 一筆箋や便箋,封筒が並んでいる。利幅も大きいのだろうと思う。
が,紙製品ならコクヨというコクヨへのリスペクトが強いぼくには,“書翰箋” 以外の選択肢はない。事務用品然とした昭和レトロをと漂わすこの便箋を使うでしょ,当然。
手紙を書くアテなんかないんだよね。手紙を出す相手なんかいない。どうしようかね。メモ用紙にするかね。
● 呉竹の LetterPen COCOIRO。数年前に宇都宮のヨドバシで買った。が,使う機会がないまま放置。
その名のとおり,便箋などに大きめの字を書くのに向いているのは検証済み。これを使いたくて便箋を買ったのでもある。手紙ではなく,メモか落書きをするしかないんだけどさ。
● そうしたペンがそれ以外にもある。次々に使ってみたい。
出番がなかったペンたちに所を得させる。そのために書くシーンを新たに作るのは本末転倒であろうけれども,目下のところ,それが趣味みたいなものだから。
0 件のコメント:
コメントを投稿