地場の文具店としてネットで有名なフジヤ文具(Bungu club CLiP's)を覗いてみようと思って。
● 川崎駅の駅ビルにハンズ,Smith,有隣堂,無印があり,ラゾーナに丸善とLoFtがある。文具店巡りに恰好な立地。
こういうところでは,“町の文具店” は存在するのが難しかろう。川崎に来て地場の文具店には行ったことがない。が,ハブとなるエリアから外れるとまだ残っているのだろうか。
● 文具は,基本,どこで買っても値段は同じ。かつ,文具は全国一律の画一的商品だ。
地方の特産などない。せいぜい,ジェットストリームの軸にその地域のシンボル的絵柄を吹きつけたのがある程度のことだ。
● となれば,文具店が生き残るには店自体に特徴を持たせるしかないはず。大型店なら品揃えで勝負もできようが,町の文具店ではそれも難しい。そもそもが,多様な需要は大都市圏にしかないのではないか。
そんなわけだから,活きのいい町の文具屋さんがあると聞けば,どんな店なのか確かめてみたくなるではないか。
● で,来てみたんですけどね。外から見る分には,小さな町の文具屋サン。狭い売場にミッシリと商品を詰め込んでいるという感じでもない。
ともかく入ってみましたよ。平日の昼間だけれども,学校はまだ始まってないんですかね。小学生が何人かいた。母親に連れられた小学生がやって来た。
チェーン店ではあり得ない光景。チェーン店ではお客の個別性は捨象される。誰であっても,お客様というひと色になる。
● 陳腐な言い方になるが,昔から地元に溶け込んで,地元を相手に商売を続けてきた感が濃厚にある。
しかし,だからといってこの先も安泰というわけではもちろんない。小学生が激減している。デジタル化が進行している。そんなことは先刻承知で商売に臨んでいるはずだ。


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